データ・リテラシーの鍛え方 “思い込み”で社会が歪む イースト新書

田村秀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781651194
ISBN 10 : 4781651194
フォーマット
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
204p;18

内容詳細

情報社会に惑わされない「リテラシー」を!「内閣支持率○○%」「顧客満足度No.1」「○○人に○人が利用」「○○ランキング第一位」…。現代人は膨大な情報に囲まれ、日々アンケート結果やランキングの数字を目にしている。しかし、そこには統計や調査手法に罠があり、真に受けると誤解するものだらけなうえ、ネット社会ではウソの言説が独り歩きしがちだ。ニュースや広告、キャンペーンなど、世の中に流布する「データに基づく話」には、どんな誤りがあるのか。実例を挙げてデータの裏にある問題点を解説し、騙されない方法を伝える。無意識にデータを過信し、「思い込み」で社会を見ないようにするための処方箋。

目次 : 第1章 「ネット・アンケート」に潜むウソ(なぜアンケートをするのか?/ アンケートの理想と現実 ほか)/ 第2章 すべての「ランキング」は参考値(ランキングが好きな日本人の国民性/ あらゆるところにランキングが! ほか)/ 第3章 「うまい話」には裏がある(税理士の平均年収は三〇〇〇万円!?/ ロースクール・バブルはこうして起こった! ほか)/ 第4章 データ・リテラシーを鍛える(常に比較の視点を持つ/ 「率」か「数」かに注意する ほか)

【著者紹介】
田村秀 : 1962年生まれ。北海道出身。東京大学工学部卒。博士(学術)。自治省、香川県企画調整課長、三重県財政課長、東京大学教養学部客員助教授、新潟大学法学部教授・学部長を経て、長野県立大学グローバルマネジメント学部教授(公共経営コース長)。専門は行政学、地方自治、公共政策。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • テツ さん

    どんな事柄でも何かしらのデータを示された場合、提示した側の意図が多分に含まれているということを知らなければならない。そもそも最初からバイアスがかかっているんだと自覚しながら、しっかりと数字を読み取ること。何故わざわざ数字を示すのか。それはそうすることにより簡単に騙されて煽られる人間が少なからず存在するからだ。最低限の知識とそこから生まれるリテラシーがなければあなたは(ぼくは)簡単に誘導されてしまう。数字を見るときには先入観を排して冷静に。そしてできることならば、違う方の示すデータも参照にすること。

  • チャー さん

    データを正しく理解することの重要性を説いた本。アンケート、ランキング、誇大広告を中心に使われている数字の意味をきちんと考え扱うこと、最低限の知識と理解が必要不可欠であると伝えている。アンケートは無作為抽出と母集団が要。とりあえず聞いてみた程度で数字的な背景が全く無いものもちらほら世間に溢れていることに今更ながらに驚く。ランキングは作成者の数字の定義を良く知ること。作る側の意図が反映されていることがしばしば。世の中にはうまい話は簡単に転がっていない。反射的に数字に驚きを感じた場合は、熟考することも必要。

  • やま さん

    データ・リテラシーの重要性を説いた本。様々な統計資料やランキングの問題点を指摘している。「鍛え方」を中心とした本でない点は注意が必要。

  • kaz さん

    図書館の内容紹介は「ニュースや広告など、「データに基づく話」には、どんな誤りがあるのか。実例を挙げてデータの裏にある問題点を解説し、騙されない方法を伝える。無意識にデータを過信し、『思い込み』で社会を見ないようにするための処方箋」というもの。確かに、マスコミの数字等を見ていて、ついうっかり信じてしまうものは多い。ネットでのアンケート等は無作為ではなく、使い方に気をつける必要がある。ニュース等で見かけるグラフも、むしろ最初からバイアスがかかっていると考えた方が良さそう。

  • sekkey さん

    ネットアンケート、ランキング等のデータの取り扱いには要注意。それを喚起してまとめた書。     無作為抽出であることと回答率が調査・アンケートの信憑性には欠かせない。誇張したグラフにも意識していないとつい騙されてしまいそう。この本で自分を含めた多くの人がアンケート調査・ランキング等への見る目が冷静になれば収穫は大きい。

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田村秀

1962年生まれ。北海道出身。東京大学工学部卒。博士(学術)。自治省、香川県企画調整課長、三重県財政課長、東京大学教養学部客員助教授、新潟大学法学部教授・学部長を経て、長野県立大学グローバルマネジメント学部教授。専門は行政学、地方自治、公共政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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