よはひ 集英社文庫

いしいしんじ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087440584
ISBN 10 : 4087440583
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
432p;16

内容詳細

広大な砂漠で服役する囚人たち。この地で“三千二百年”の懲役を受けた男がいた。絶望的な状況で、彼が淡々と生き続けられる秘密とは?(「三千年生きる」)。海辺の街でアンティーク・ボタンの店を営むジェリーは、ある夜、青いワンピースを着た半透明の少女と出会い…(「四歳のピーコートのボタン」)。おはなし好きの父と子が、伸び縮みする“時間”を旅する。27編から成る、ひとつの大きな物語。

【著者紹介】
いしいしんじ : 1966年大阪府生まれ。京都大学文学部仏文学科卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で第18回坪田譲治文学賞を、12年『ある一日』で第29回織田作之助賞を、16年『悪声』で第4回河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パンチ さん

    伸び縮みする時間の中で繋がる物語たち。この作者の本は年々難解になっていく気がする。作者の頭の中の映像、音、匂いをそのまま文字に落とし込んでいるような。終盤の2章は本を読み続けた人、"ものがたり"を愛する人にはグッとくることだろうと思う。

  • みゆか さん

    やはり独特の世界観というか言葉の選び方、紡ぎかた。 最後、いろいろな話が繋がっていくのにドキドキした

  • choike-voike さん

    読みながら何度も「これ、いしいしんじ?」と作者を確認してしまった。これまで読んで来て感じていた色合いというか匂いというか、全く違う違和感。そしてやたらとずーっと退屈なのだ。でもいしいしんじだし…と我慢して、時間もかかって読了。バラバラだったおはなし達は、最終章で結ばれて行くし、それなりに納得もできるけど、全編通して心がほぼ動かなかった。個人的には残念な一冊になってしまった。

  • いむ さん

    最初の方のおはなしは、なんだか難解。読み切れるかなって不安になったけれども、読み進めるうちに面白くなってきた。他の本で読んだ世界に繋がっていたり、最後まで読んだらまた最初から読んでみたくなった。お話はどこまでもどこへでも繋がっていくんだな。

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人物・団体紹介

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いしいしんじ

1966年、大阪市生まれ。京都大学文学部卒。’96年、短篇集『とーきょーいしいあるき』(のち『東京夜話』に改題して文庫化)、2000年、初の長篇小説『ぶらんこ乗り』刊行。’03年『麦ふみクーツェ』で第18回坪田譲治文学賞、’12年『ある一日』で第29回織田作之助賞、’16年『悪声』で第4回河合隼雄物

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