殺しの許可証 アンタッチャブル 2

馳星周

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784620108445
ISBN 10 : 4620108448
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
追加情報
:
489p;19

内容詳細

“公安のアンタッチャブル”椿は、代々高級官僚を輩出する名家のスーパーエリート。しかし、その狂人的な言動に部下の宮澤は振りまわされていた。政府の不祥事の関係者が相次いで死に、椿はその背後に官邸の関与を嗅ぎとる。半信半疑の宮澤は、新設された内閣情報調査室の極秘組織に潜入を試みる…馳星周の新境地、痛快ノワール・コメディ第2弾!

【著者紹介】
馳星周 : 1965年、北海道生まれ。横浜市立大学卒業。97年『不夜城』で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞、98年『鎮魂歌 不夜城2』で日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    馳 星周は、新作を永年に渡ってコンスタントに読んでいる作家です。4年半ぶりにアンタッチャブル 椿警視(正)がパワーアップして帰ってきました。新キャラも魅力的で楽しめました。椿がドラえもんだったとは・・・ 前作と異なり、本作を直木賞候補に推す男気・勇気のある人は、いなかったようです(笑)

  • タイ子 さん

    自称、公安のアンタッチャブル・椿と捜査一課から左遷された宮澤のとんでもないお話第2弾。官邸で起こったスキャンダルで死者が出た。総理官邸の暗殺計画が密かに行われていると予想する椿。総理直轄の秘密部署に入り込み内偵を続ける宮澤。何だか凄い小説みたいだが、前作があるだけに話半分、いや全部デタラメ?とか疑ってしまう。何せ大豪邸に住まう椿の父親、執事のクセの強い事。その上、宮沢の婚約者の超エロさ。彼女の父親のエグさ。この父親の正体を知ってコケそうになる。警察庁長官を目指す椿の夢、宮澤の公安脱出の希望はどうなる?!

  • ダミアン4号 さん

    久方ぶりの続編でも傍若無人ぶりは変らない!椿警視見参!部脳明晰で格闘・捜査術にも秀でた名家の御曹司(&お金持ち)これでまともな感覚の持ち主ならスーパーエージェントなんだけどなぁ…食い意地が張ってて酒癖が悪くその上、超どケチ!監視対象だろうが身内だろうが関係無しにプライベートを覗き込む(盗聴)!見つけた弱点で巧妙に人間操作…んとにもぅ!嫌なヤツ(笑)部下の宮澤(巡査部長)君…本当、同情しちゃうよ…まぁ君も中々だけどね(笑)今回は政界スキャンダルの隠蔽工作に内閣府が秘密の殺し屋を雇って…という疑惑を追いかける

  • keiトモニ さん

    私ゃこういうの嫌いじゃないけど、これはいただけない。“あれ椿さん、総理のことが嫌いなんですか?…あの男からは知性の欠片も感じられないからね”←いや違う。あの統率力・胆力等並の政治家じゃない。知性の欠片もないのは椿、お前だな。“なんでCIAが…米にとって田部は与しやすい男だからだよ。米の意向に一切逆らわないんだから。歴代総理の中でも売国奴指数は1だね”…アホたれが。ざけんじゃねえ椿よ。売国奴1は鳩ポッポだ。仙谷由人も同様低レベルだったけど、名相菅義偉の底力はこんなもんじゃない。で千紗はまるで山尾志桜里。

  • 雅 さん

    ハチャメチャなノワールコメディ?奇人変人ばっかりで油断ならない。笑える公安モノとして楽しく読了

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人物・団体紹介

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馳星周

1965年、北海道生まれ。横浜市立大学卒業。96年『不夜城』でデビュー。翌年に同作で第一八回吉川英治文学新人賞を受賞。98年『鎮魂歌 不夜城2』で第五一回日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で第一回大藪春彦賞を受賞。2020年『少年と犬』で第一六三回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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