僕の人生には事件が起きない

岩井勇気

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103528814
ISBN 10 : 4103528818
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;19

内容詳細

日常に潜む違和感に芸人が狂気の牙をむく、ハライチ岩井の初エッセイ集!段ボール箱をカッターで一心不乱に切り刻んだかと思えば、組み立て式の棚は完成できぬまま放置。「食べログ」低評価店の惨状に驚愕しつつ、歯医者の予約はことごとく忘れ、野球場で予想外のアクシデントに遭遇する……事件が起きないはずの「ありふれた人生」に何かが起こる、人気エッセイがついに単行本化!自筆イラストも満載。

《岩井勇気 イワイ・ユウキ》
1986年埼玉県生まれ。幼稚園からの幼馴染だった澤部佑と2005年に「ハライチ」結成。結成後すぐに注目を浴びる。ボケ担当でネタも作っている。アニメと猫が大好き(写真は飼い猫のモネ)。特技はピアノ。本作が初めての著書になる。

【著者紹介】
岩井勇気 : 1986年埼玉県生まれ。幼稚園からの幼馴染だった澤部佑と2005年に「ハライチ」結成。結成後すぐに注目を浴びる。ボケ担当でネタも作っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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確かに大きな事件は起きない。 本人が言う...

投稿日:2021/04/15 (木)

確かに大きな事件は起きない。 本人が言うように、本を読まないので、文章が上手いというわけでもない。 しかし、独特な味がある。 引っ越したら、兵が壊れていきなり墓が見え始めたというような、何かを呼び寄せる才能が著者にはあるような気がする。 なんとなく、一気に読んでしまった。、 また続編を書いてほしい。

ダム さん | 千葉県 | 不明

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同窓会の話はWEB版か書評で知ってて、そう...

投稿日:2021/04/12 (月)

同窓会の話はWEB版か書評で知ってて、そうそうとうなづくとこが多かった。葬式の遠い親戚もこれを読んで我が身を振り返って欲しい。 澤部が売れてる理由の考察もなるほどと思わせるものがあった。 歌手でも作詞・作曲・編曲って表示されるんだから、漫才も共作なのかどちらかが書いてるのか表示すればいいのにね。

マスター さん | 千葉県 | 不明

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読んでてしっかりと笑いがとれる才能がある...

投稿日:2021/03/02 (火)

読んでてしっかりと笑いがとれる才能がある。花瓶を買うのに、肝心な生花は飾らない。なぜなら枯れて手入れが面倒だから。だからもともと枯れている花をさす。『死のインテリア』を採用しているそう。ワードセンスが秀逸。

華 さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kou さん

    面白かった。何気ない日常も見方によっては、こんなに面白くなるのか!と驚かされた。今後も、エッセイや小説を書かれた際は、是非とも読んでみたいと思った。

  • きみたけ さん

    著者は人気お笑いコンビハライチの岩井勇気。この本は、小説新潮の2018年7月号から2019年7月号とBookBangの2018年9月から2019年8月の掲載内容に一部書き下ろしを加えたデビューエッセイ。オードリー若林の「ナナメの夕暮れ」を読んだ時も感じたことですが、いわゆる「じゃない方芸人」の知られざる内面や考え方、芸人としての在り方や矜持などがとても興味深かったです。意外と美術館好きで、現代アートの絵を見て新しいネタのアイデアが浮かんでくるそうです。組立式の棚、九蓮宝燈、「澤部と僕と」が面白かった。

  • こーた さん

    タイトルが良い。営業先のショッピングモールで、友人と立ち寄ったレストランで、ひとり暮らしをするメゾネットタイプのマンションで。わたしたちとおなじような生活をおくりながら、冷ややかにちがう世界を見ている。その才気と狂気に充ちた目で、すぐそばにぽっかりと開いた異界の扉を覗きこむ。棚はいっこうに作れず、珪藻土と自然薯を闘わせ、あんかけラーメンの汁を飲みながら、パーティで毒づき、相方にブラックホールを見る。何も事件が起きない日常を、独自の視点でおもしろ可笑しく綴る。大いなる才能といえよう。⇒

  • nobby さん

    えーと、これから僕は「岩井さん、いいよね!」と声を上げて公言します!『僕の人生には事件が起きない』本人のイメージまんまのタイトルにもうニヤリ♬確かに特別ではなく何気ない日常を描きながら、クスッと笑わせるセンスは素晴らしい!“陽”な澤部と真逆な岩井さん、いや絶対に“陰”じゃないでしょ!?(笑)ムカッと来てから攻撃に転じる姿勢は笑えながらも怖い…個人的には、あんかけラーメン汁・リアル脱出ゲーム・段ボール刻みなエピソードが大好き。最後の澤部論は思わず納得!そりゃ岩井さん、今のバラエティ番組からはみ出しちゃうよ…

  • seacalf さん

    楽しい2時間ほどの読書。クセがないのに飽きさせず、時々くすりと笑わせる。あんかけラーメンの汁の話なんかは、似たような感覚があるからニヤニヤ。日常を描いているのに決して単調ではなく、するすると読める。なんだろう、この面白さは。ハライチ岩井さんのことはあまり知らなかったのだけど、力まずとも揺るがない『ブレない芯』を所々に感じて、好ましく思った。今度テレビで見かけたら注目してみよう。どうでもいいけど、岩井さんと写っている巻末のモネさんが可愛い。丁度良い塩梅で楽しく読めたから、次作が出たら、また手に取ってみよう。

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岩井勇気

1986年埼玉県生まれ。幼稚園からの幼馴染だった澤部佑と「ハライチ」を結成、2006年にデビュー。すぐに注目を浴びる。ボケ担当でネタも作っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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