無愧 蘭方医・宇津木新吾 双葉文庫

小杉健治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575669671
ISBN 10 : 4575669679
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
328p;15

内容詳細

宇津木新吾は牢屋医師を引き受けることになった。牢の掟や拷問、咎人への治療に疑問を抱きつつ働いていたが、押し込み強盗殺人の疑いの男が終始無実を訴えていたのが気になり調べてみると、ある企みにはめられ濡れ衣を着せられたようだ。新吾は男の潔白を証明することができるのか!? 好評シリーズ第十弾!

【著者紹介】
小杉健治 : 1947年東京都生まれ。データベース会社に勤務のかたわら執筆した「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。『土俵を走る殺意』で第11回吉川英治文学新人賞、『絆』で第41回日本推理作家協会賞長編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やま さん

    蘭方医・宇津木新吾10作目 2019.10発行。字の大きさは…中。香保は、少ししか見なくなった、残念だ。香保と新吾は、祝言前は波乱に富んでいたが、祝言後だって新吾を支えて頑張っている姿を多く見たい。香保が質屋に、自分の持っている着物を入れてお金を作っている、大変だ(涙)。新吾 自分のやりたいことは自分で出来る環境を作ってからやれ(怒)。お抱え医師を辞めさせられた新吾は、今度は牢屋医師になる。牢屋の中で無実を訴える佐吉のために、人食いの紀三郎の助言に基づき探索を進める。 次回を楽しみにしています

  • Suzu さん

    宇津木新吾シリーズ第10弾。牢屋医師になった新吾。牢内での殺人を病死とするのが役目。それにしても六郎は酷すぎるだろ。昭六も医者以前に人としてどうなの?紀三郎は確かに極悪人だが、縁もゆかりもない佐吉の無実を信じ、新吾をそして最後は奉行所も動かした。何だか切なくなって紀三郎はそんなに悪い人間じゃないような気がした。新吾はこのまま牢屋医師を続けるのか?松前藩に戻るのか?そして次巻に進む。

  • 犀門 さん

    No.047★★★★★大好きなシリーズ。第9巻を読み飛ばしてるので松江藩の藩医を辞めた理由が定かではないが、次の牢屋医師に就いての面白い展開が待っていた。

  • goodchoice さん

    今回もかなり人情物に仕上がっていて、楽しく読んだ。さすが小杉さん。

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人物・団体紹介

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小杉健治

1947年、東京生まれ。83年「原島弁護士の処置」で、オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。87年『絆』で日本推理作家協会賞を、90年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞する。以降、社会派推理、時代小説の旗手として活躍。「風烈廻り与力・青柳剣一郎」シリーズは六十冊を超える大ロングベストセ

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