ヴァラエティ 講談社文庫

奥田英朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065171844
ISBN 10 : 4065171849
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
追加情報
:
352p;15

内容詳細

夫婦での帰省中、なぜか車にヒッチハイカーを乗せる妻。乗った男が失礼で腹を立てる夫だが、妻は今度は見知らぬ老婆を乗せて…(「ドライブ・イン・サマー」)。娘が外泊したいと言い出した。きっと彼氏とだ。母はどうするべきなのか(「セブンティーン」)ほか、微妙な空気を絶妙に描き出す、名手の貴重な作品集!

【著者紹介】
奥田英朗 : 1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。第2作『最悪』がベストセラーとなる。続く『邪魔』が大藪春彦賞を受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 相田うえお さん

    ★★★★☆20004 @会社退職後、設立会社の社長になったものの、当てにしていた取引先の仕事が... Aは@のその後。大阪あきんど凄い! B対談 Cあらら、知らない人をそんなに車に乗せて大丈夫?つーか、この奥さんが分からん。面白過ぎ〜 Dショートショートとはいえ、短かぁ〜。E店内で上の者が若手を客に聞こえるほど叱っていたら、そりゃ耳障りだ。 F対談 G年頃の女の子が初めて親に「誰ちゃんの家に泊まるよ」と。はい、親はドキッとする事でしょう Hこの話、良かった〜!自転車に初めて乗れたときの事を思い出した

  • アッシュ姉 さん

    登録本1300目は愛する奥田さん、愛すべき英朗さん、愛してやまないオクちゃんの待望の文庫新刊で。アンソロジーなどの短篇、唯一のショートショート、対談を収録したコアファン向けの蔵出し作品集。すべて未読だったので読めて良かった。企画してくださった編集者の方に感謝。対談はかなり前のもので贅沢を言えば最近の話が聞きたかったが、作家としてだけでなくお人柄も垣間見えて興味深く、あとがきも面白かったので納得。意外にも読者の声を気にされている奥田さん。読書メーターで叫んでいる私の愛がどうか届きますように。

  • ふう さん

    久しぶりの奥田作品。1話目「おれは社長だ!」と2話目の作品はつながっているのですが、主人公よりも周りの人たちがいい味。子どもとのインタビューのやり取りもおもしろくて、奥田さんらしさを楽しみました。そのあとの「ドライブ・イン・サマー」は疲れました。自覚のない悪意は笑えないですよね。わたしの気持ちが落ち込んでいるからかな。作品のせいじゃなくて、コロナウィルスのせいかもしれません。

  • じいじ さん

    奥田氏の未発表の短編を搔き集めて一冊にした感じだ。さすがストーリ―テラーの奥田さん「玉石混淆」にならず、どれも面白い。とりわけ、サッカー・ワールド戦のドイツ大会、対日本との試合を題材にした、クロアチア目線で書いた作品がメッチャ気に入りました。たった4ページのショーショートで、物足りなさは否めないが、馬鹿げていてユーモア溢れる面白い作品です。(ご本人も「こうした馬鹿話は好きだ」と、あとがきで述べています)。『varietyーヴァラエティ』の表題は、じつに的を射ています。気分直しに格好の一冊です。

  • ニカ さん

    著者の宙に浮いていた短編を一つにまとめた本。一見バラバラな内容の短編かと思いきや、意外と人間の心情を描いたものばかりで、不思議な纏まりがあった。「セブンティーン」「夏のアルバム」は特に共感した。あとがきも面白かった。

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奥田英朗

1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て、’97年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で第4回大藪春彦賞を受賞。’04年『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞。’07年『家日和』で第20回柴田錬三郎賞を受賞。’09年『オリンピックの身代金』で第43回吉川英治

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