瓦礫の未来

磯崎新・写真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791771950
ISBN 10 : 4791771958
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
追加情報
:
273p;22

内容詳細

天災と人災による破壊のさなかで、建築家は失った者たちや虐げられた者たちと語り合い、新たな点と線を描き、設計する。都市の政治的・経済的・メディア的状況に確かな視線を送り届けるための大胆な提言書。2019年プリツカー賞受賞。世界的建築家による最新の著作。

目次 : 1 ザハ、無念/ 2 クルディスタン(アララット山/ 大洪水/ 第四間氷期/ 虚船/ 津波前/ 結界/ 影向/ 夢告/ 海原)/ 3 安仁鎮(土法/ 導師)/ 4 平壌(祝祭/ 巨大数)

【著者紹介】
磯崎新・写真 : 建築家。都市デザイナー。1931年大分県大分市生まれ。1954年東京大学工学部建築学科卒業。丹下健三に師事し、博士課程を修了。1963年磯崎新アトリエを設立。半世紀以上にわたり、国際的な建築家として活動する。また、世界各地の建築展や美術展にてキュレーションやコンペティションの審査を務める。ハーバード大学、コロンビア大学などで客員教授を歴任。建築の枠を超えて、美術、デザイン、思想、音楽、映画、演劇、政治、メディアなどを横断するプロジェクトを組み立て、多くの理論的著作も発表する。建設界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を2019年に受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kthyk さん

    「モノは風化する。ゴミとして廃棄される。コトは記録できない。イメージとして存続する。」(No.2407)建築家はイメージを形象化するのが仕事。画家や小説家とは異なり、具体的な「かたち」として表現しなければならない。著者の没前、残念、この書は読んでいなかった、いや読めなかった。ここには「磯崎新の建築」をイメージする原理(デブリ)が満載されている。しかし、今、この書に関わる余計な感想は書けないし、書きたくもない。もし、許されるなら、現代の多くの真の建築ファンと共有したい事柄が満載されていた、と書いておきたい。

  • 鵐窟庵 さん

    近年の磯崎新は時空を超えた幻視者たらんとしている。今へ至るまで彼は美術アヴァンギャルド、地区プランナー、万博オーガナイザー、建築マニエリスト、都市インプレサリオ、と変貌してきたが時代毎の豹変ぶりは、更なる超越の域に入る。古代ギリシャからローマを経て、伊勢を巻き込みながら、ルネサンスを逍遥し、バロックをかき乱して、モダニズムを跳躍し、ポストモダンに先んじて跋扈しながら、デコンを脱出し、古代中国へ回帰したと見えて、コーランを宣誓する、常に最前線で革命を企み遁走して、破滅の先に人類と都市と建築の未来を予言する。

  • tyfk さん

    宇津保物語よむかな

  • Hisashi Tokunaga さん

    時間ー空間を、溢れる建築インテリジェンスゆえに飛翔した方だったんですな。難易度の高い一冊でした。北朝鮮やイスラム世界への造詣が溢れかえっており、日本古典への目くばせも半端じゃない。ともかくもざっと読み終えるのに一苦労でした。後日また読み手としての武装をしてお目にかかりたい。合掌。

  • 引用 さん

    建築は終わり、アーキテクチャーになっている。

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人物・団体紹介

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磯崎新・写真

1931‐2022。建築家、都市デザイナー。1954年東京大学工学部建築学科卒業。1963年磯崎新アトリエを設立。大分県立大分図書館(アートプラザ)をはじめ、60年代に大分市に集中して実現された建築群から、90年代の国内外各地、バルセロナ、オーランド、クラコフ、岡山県奈義町、京都、奈良、ラ・コルーニ

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