CD 輸入盤

ノクターンの世界〜フィールド、ショパン、ほかの作品を時代楽器で再現!

Chopin / Field

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL92202
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD

商品説明

ノクターン(夜想曲)の世界
〜フィールド、ショパン、ほかの作品を時代楽器で再現!

バルト・ヴァン・オールト

“ノクターン(夜想曲)”といえばまずショパンの作品が思い浮かびますが、音楽のスタイルを確立したのはアイルランドの作曲家ジョン・フィールドでした。
 フィールドのノクターンは、ショパンに較べるとロマンティックな味付けが控えめで、より“夜想曲”という語感に近いものを感じさせてくれるのが特徴。
 当セットでは、フィールドのノクターンを、作曲当時の楽器(ブロードウッド1823モデル)を用いて演奏しており、ノクターン誕生の瞬間に立ち会うような面白さがあります。

 CD2とCD3に収められたショパンのノクターンも、ここでは当時の楽器(プレイエル1842&エラール1837モデル)で演奏されており、現代のピアノでは少々情緒過多になりがちな音楽から、多彩で活き活きとした表情を引き出すことに成功しています。

 CD4には、プレイエル、カルクブレンナー、クララ・シューマン、アルカン、グリンカなど様々な作曲家によるノクターンが収められており、こちらの演奏でも時代楽器(エラール1837モデル)を使用して、それぞれの作品の個性を巧みに引き出しています。

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Oort, Bart Van - Nocturne Es-dur H 24
  • 02. Oort, Bart Van - Nocturne C-moll H 25
  • 03. Oort, Bart Van - Nocturne As-dur H 26
  • 04. Oort, Bart Van - Nocturne A-dur H 36
  • 05. Oort, Bart Van - Nocturne B-dur H 37
  • 06. Oort, Bart Van - Nocturne F-dur H 40
  • 07. Oort, Bart Van - Nocturne C-dur H 45
  • 08. Oort, Bart Van - Nocturne A-dur H 14e
  • 09. Oort, Bart Van - Nocturne Es-dur H 30
  • 10. Oort, Bart Van - Nocturne E-moll H 46b
  • 11. Oort, Bart Van - Nocturne Es-dur H 56a
  • 12. Oort, Bart Van - Nocturne G-dur H 58d
  • 13. Oort, Bart Van - Nocturne D-moll H 59
  • 14. Oort, Bart Van - Nocturne F-dur H 62a
  • 15. Oort, Bart Van - Nocturne E-dur H 54f

ディスク   2

  • 01. Oort, Bart Van - Nocturne B-moll Op. 9 Nr. 1
  • 02. Oort, Bart Van - Nocturne Es-dur Op. 9 Nr. 2
  • 03. Oort, Bart Van - Nocturne H-dur Op. 9 Nr. 3
  • 04. Oort, Bart Van - Nocturne E-moll Op. 72 Nr. 1
  • 05. Oort, Bart Van - Nocturne F-dur Op. 15 Nr. 1
  • 06. Oort, Bart Van - Nocturne Fis-dur Op. 15 Nr. 2
  • 07. Oort, Bart Van - Nocturne G-moll Op. 15 Nr. 3
  • 08. Oort, Bart Van - Nocturne H-dur Op. 32 Nr. 1
  • 09. Oort, Bart Van - Nocturne As-dur Op. 32 Nr. 2
  • 10. Oort, Bart Van - Nocturne H-dur Op. 62 Nr. 1
  • 11. Oort, Bart Van - Nocturne E-dur Op. 62 Nr. 2
  • 12. Oort, Bart Van - Nocturne Cis-moll Op. Posth.

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総合評価

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いいですね・・このピアノの音。ボロン・・...

投稿日:2011/07/19 (火)

いいですね・・このピアノの音。ボロン・・ボロンと響く柔らかい低音が、なんとも言えず心地よいのです。この決して器用ではない、しかし人懐っこい音色でショパンはノクターンを作曲したんだなあ・・。これぞロマン派の音楽。彼の他の作品もこのピアノで聴きたくなった。演奏も現代ピアニスト的な自己主張はなく、淡々と黄昏から夜への時の移ろいを紡いでいく好ましいもの。現代ピアノに慣れてしまっている私の耳に、このCDは特別な宝物となりました。もちろん、フィールドも他の作曲家の作品も素晴らしいです。 資料的価値以上におすすめします。

silver さん | 東京都 | 不明

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ショパンを鳴らした可憐で繊細なプレイエル...

投稿日:2008/09/12 (金)

ショパンを鳴らした可憐で繊細なプレイエルは、手弱女な夜想曲を演出し、微妙なニュアンスを今に響かせるが、その多彩な音色は豊かな匂いをかぐわせるようで、まるで香水が女性を魅惑するようにプレイエルもショパンを魅惑したにちがいない。全体として録音演奏共にオーソドックスでないが、何かしらの色気が漂う...秋の夜長に部屋窓を開け、戸外で鳴く虫の音色に音量を合わせ聴く夜想曲も、また乙なものです。

レエル さん | 不明

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ピアノ(フォルテピアノも同義)は周知のよう...

投稿日:2008/04/23 (水)

ピアノ(フォルテピアノも同義)は周知のように19世紀に幾度かに亘って大幅な改良がなされました。ここではフィールド(1837年没)は1823年製、ショパン(1849年没)は1842及び1837年製が使われています。つまり18世紀の原始的なピアノではなく、1820年代のエラールらによる改良後、且つ19世紀後半のスタインウェイらによる改良前の、フィールドやショパンの時代のピアノであり、まことに適正な選択です。オールトの端正な演奏は、フィールドあたりだと真剣に聴くと退屈しかねませんが、これもある意味作品の本質とも言えます。

Cherubino_492 さん | 東京都 | 不明

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