CD 輸入盤

交響曲第4番、交響曲第8番 テンシュテット&ロンドン・フィル(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
3615802
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

テンシュテット / マーラー:交響曲第4番&第8番(2CD)

マーラー:
・交響曲第4番ト長調

ルチア・ポップ(S)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット(指揮)

録音:1982年[デジタル]

・交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』

エリザベス・コネル(ST:罪深き女)
イーディス・ウィーンズ(SU:贖罪の女のひとり)
フェリシティ・ロット(SV:栄光の聖母)
トゥルデリーゼ・シュミット(AT:サマリアの女)
ナディーヌ・ドゥニーズ(AU:エジプトのマリア)
リチャード・ヴァーサル(T:マリアを讃える博士)
ヨルマ・ヒュニネン(Br:法悦の神父)
ハンス・ゾーティン(B:瞑想の神父)

ロンドン・フィルハーモニー合唱団
ティフィン少年合唱団
デイヴィッド・ヒル(org)

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット(指揮)

録音:1986年[デジタル]

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Symphony no 4 in G major
  • 02. Symphony no 4 in G major
  • 03. Symphony no 4 in G major
  • 04. Symphony no 4 in G major
  • 05. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 06. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 07. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 08. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 09. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 10. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"

ディスク   2

  • 01. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 02. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 03. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 04. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 05. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 06. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 07. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 08. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 09. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 10. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 11. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"
  • 12. Symphony no 8 in E flat major "Symphony of A Thousand"

ユーザーレビュー

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「テンシュテット=マーラー指揮者」と言う...

投稿日:2012/08/14 (火)

「テンシュテット=マーラー指揮者」と言うイメージは間違ってはいないと思いますが、彼の録音されたマーラーで私が個人的に満足しているのは、この第8番と、第4番の第3楽章のみです。テンシュテットのマーラーを好む人は、おそらく第5番、6番などに顕著な『刺激的な激しさ』の中にその魅力を見出しているように思うし、ナマ演奏を体験したことのある私としては、その魅力のポインツは多分に理解しているつもりではありますが、この指揮者の真の魅力は、録音で捉えることが出来ない部分にあるように思うのです。この第8番や第4番の第3楽章で聴かれる「節操の範囲内の刺激的な味付け」は、実は実演では物足らなく響くものなのかもしれません。あくまで録音として耳を傾ける場合、このディスクは絶対推薦的一枚(2枚?)です。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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マーラーはこの第8番を完成させた時「これ...

投稿日:2010/07/14 (水)

マーラーはこの第8番を完成させた時「これまでの私の作品の中で最大のものであり、内容も形式も独特なので、言葉で表現することが出来ません。大宇宙が響き始める様子を想像して下さい。それは、もはや人間の声ではなく、運行する惑星であり、太陽です」と述べたそうです。比較的いずれも主観的な悲劇を扱ってきたマーラーにおいてこの曲は確かに肯定的で(第4番も同じ)信仰や生に対する壮大な賛歌でありながら、続く「大地の歌」や交響曲第9番などに象徴される、厭世観や死に結局帰結するのはもうひとつ私などには分からない処です(作曲技法とともに分裂症的などと評されるマーラー所以でも・・・?)。とりあえずこの交響曲は、偉大な歓喜と栄光を讃えているものです。通常千人に近いメンバー・・・声楽陣として混声4部合唱が左右2つ、真ん中に児童合唱1つ、その前にソプラノ3人、アルト2人、テノール、バリトン、バスそして舞台外の管楽器、オルガン、総動員のオーケストラでの本交響曲の演奏陣構成は曲構成第1,2部という規模の大きさと共に実演では圧巻だと思います。第1部の賛歌「来よ、創造主なる聖霊よ」(中世マインツの大司教ラバヌス・マウルス作といわれるラテン語賛歌)と第2部のゲーテの「ファウスト」(ゲーテの戯曲『ファウスト 第二部』の終末部分に基づいた歌詞が採られているそうです)。ただクラシックファンと称する私の立ち位置も怪しいものでこれら二つの歌詞テキストの関連性にも暗いし元々こうしたセンスに即肯ける程の者ではない事を自分自身確認した次第です。確かに対照的な二部の運びそして終結にはあの第2番「復活」を思わせる高揚感はあるのですが・・・個人的にはこれは本盤テンシュテット演奏に限ったものではないと思います。さて、本盤1986年テンシュテット60歳頃LPOその他との共演で中々聴きようではしつこさが嫌になるこの曲でLPOサウンドは助かりました。第1部は冒頭のオルガン、低音楽器が荘厳な響きに伴い合唱が一斉に“Veni,Veni,Creator Spiritus!”(来たれ、来たれ、創造主たる精霊よ!)と歌い出します。マーラーの精緻な対位法も聴き処、コーダでは先述の遠隔オーケストラがファンファーレを告げとにかく終始ほぼ轟く楽章です。第2部は静かに神秘的な前奏曲風に始まりピチカートを縫う管楽器も印象的。そしてやはりそっと合唱が参加し・・・各ソリスト達による長いソロの部分に入りますが贖罪の女による長いソロが展開されていく中で、次第に音楽はクライマックスに向かってヒートアップ。第2部に入ってから少し影薄かったオーケストラや合唱が一気に息を吹き返します。これにオルガン、ティンパニーが加わると今まで溜まっていた鬱憤を吹き飛ばすようなフルパワー、素晴らしい高揚感を持ってこの長大な大曲は〆。マーラーの管弦楽法の腕は確かなので聴き映えはします。前段述べた様にヨーロッパに根ざした独自のセンスと歌詞に曲をつけたカンタータの様なもの、いわば音楽による叙事詩でどう感ずるかは個人次第・・・そう言ってしまえばベートーヴェン第九「合唱」も然りでいよいよ立ち位置が怪しくなってきますね。余り聴けない曲ではありますが私の年代ではあのギラギラパワーフルなショルティ盤が有名でした。ギラギラ感からは遠いテンシュテット演奏は後年1991年にも再録し忍び寄る病魔を予感したのでしょうか。本盤は先にも触れた様に1986年録音で演奏タイムは第1部24’50、第2部57’40で素晴らしい演奏ランクとは思います。第4番の方は未聴ですので当面第8番の個人的好みも含めOKランク確保にさせて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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