【映像】井上靖原作、ラルヒャー:歌劇『猟銃』全曲

2020年04月10日 (金) 14:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


井上 靖の初期作品『猟銃』をオペラ化
世界初演映像。2018年ブレゲンツ音楽祭ライヴ


湖上のオペラ「ブレゲンツ音楽祭」。オーストリアの西端でドイツとスイスの国境近くに位置するブレゲンツ。裕福な市民の資金が投入され1946年からスタートしたこの音楽祭は、ボーデン湖の上を舞台とした湖上劇場をはじめ隣接するホールなどで、伝統的舞台芸術であるオペラと最先端の技術を融合したスペクタクルなオペラが4 週間にわたって上演されます。
 本作は、2018年8月に上演された『猟銃(Das Jagdgewehr)』の映像。1949年に発表された井上 靖の短編小説『猟銃』を原作としたオペラで、オーストリアの現代音楽家トーマス・ラルヒャーが作曲を担当して音楽祭で世界初演されました。
 小説『猟銃』は井上 靖の初期作品で、芥川賞を受賞した『闘牛』と同時期の作品です。物語は、ある詩人に突然ひとりの男(三杉穣介)から手紙が送られてきたことからはじまります。穣介の13年間にわたる不倫を、妻(みどり)、愛人(彩子)、愛人の娘(薔子)の3通の手紙を通して明らかにしていく恋愛小説。
 演出家カール・マルコヴィクスの繊細な心理描写、トーマス・ラルヒャーの巧みな音楽で、独創的なオペラの映像に仕上がっています。(輸入元情報)


【収録情報】
● ラルヒャー:歌劇『猟銃』全曲


 サラ・アリスティド(薔子/ソプラノ)
 ジュリア・ペリ(みどり/ソプラノ)
 オリビア・バーミューレン(彩子/ソプラノ)
 ロビン・トリットシューラー(詩人/テノール)
 アンドレ・シュエン(三杉穣介/バリトン)
 スコラ・ハイデルベルク(合唱指揮:ヴァルター・ヌスバウム)
 アンサンブル・モデルン
 ミヒャエル・ボーダー(指揮)

 演出:カール・マルコヴィクス
 舞台、衣装:カタリーナ・ヴォッペルマン
 照明:ベルント・ブルクラベック
 音声:ノーベルト・オマー
 演劇指導:オラフ・A・シュミット

 収録時期:2018年8月15日
 収録場所:ブレゲンツ音楽祭(ライヴ、世界初演)
 映像監督:フェリックス・ブライザッハ

 収録時間:103分
 画面:カラー、16:9
 言語:ドイツ語
 字幕:独英韓日

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