又吉直樹の恋愛小説を山ア賢人×松岡茉優、行定勲監督で映画化。

2020年03月26日 (木) 00:00

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又吉直樹の異例の大ヒット恋愛小説
山ア賢人×松岡茉優×行定勲監督が贈る
観た者の心に永遠に残る恋愛映画

作家・又吉直樹が「火花」で芥川賞を受賞する前から書き始めていた、 作家の原点とも言える小説「劇場」。
「恋愛がわからないからこそ、書きたかった」と又吉自身が語るこの恋愛小説は現在の原作累計発行部数は約50万部、恋愛純文学として異例のベストセラーとなり、今もなお、多くの人の心をとらえて離さない一作となっている。

原作文庫

劇場 新潮文庫

劇場 新潮文庫

又吉直樹

(1)

価格(税込) : ¥605

発行年月: 2019年08月



「劇場」の映画化にあたり、監督を務めるのは、『GO』(01)、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)、『ナラタージュ』(17)など、時代ごとに日本映画界に新しい風を送り続けてきた行定勲監督。本作では、恋愛における幸せと背中合わせのどうしようもない葛藤や矛盾を真っ向から描き、令和の時代に新たな恋愛映画の風を吹かせる。
主演を務めるのは、興行収入57億円を突破した『キングダム』(19)の大ヒットの記憶も新しい、今最も輝く俳優・山ア賢人。
ヒロインを務めるのは、『万引き家族』(18)で世界に認められた若き実力派女優・松岡茉優。
共演には、永田と中学時代からの友人で共に劇団「おろか」を立ち上げる野原役に寛一郎、「おろか」の元劇団員で一時は永田と仲たがいするものの、友人として永田を心配する青山役に伊藤沙莉、永田と同じ年ながら演劇界のホープと唄われる演劇人・小峰役には、King Gnuのボーカル・井口理といった個性的な俳優・アーティストたちが揃い化学反応を起こしている。
恋をしたことがあるすべての人、かつて夢を追いかけたすべての人に贈る 切なくも心を震わせる、誰もが胸に秘める忘れられない恋を描いた『劇場』。
観た者の心に永遠に残る”恋愛映画”が、新しい時代に誕生する―。
映画『劇場』

2020年4月17日(金)公開



◆STAFF&CAST

監督:行定勲
脚本:蓬莱竜太
原作:又吉直樹「劇場」(新潮文庫)
音楽:曽我部恵一
出演:
山ア賢人 松岡茉優
寛 一 郎 伊藤沙莉
井口理 (King Gnu) 浅香航大


◆ストーリー

中学からの友人と立ち上げた劇団「おろか」で脚本家兼演出家を担う永田(山ア)。 しかし、前衛的な作風は上演ごとに酷評され、客足も伸びず、劇団員も永田を見放してしまう。 解散状態の劇団という現実と、演劇に対する理想のはざまで悩む永田は、言いようのない孤独を感じていた。 そんなある日、永田は街で、自分と同じスニーカーを履いている沙希(松岡)を見かけ声をかける。 自分でも驚くほどの積極性で初めて見知らぬ人に声をかける永田。 突然の出来事に沙希は戸惑うが、様子がおかしい永田が放っておけなく一緒に喫茶店に入る。 女優になる夢を抱き上京し、服飾の学校に通っている学生・沙希と永田の恋はこうして始まった。

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又吉直樹『東京百景』待望の文庫化

新刊文庫

東京百景 角川文庫

東京百景 角川文庫

又吉直樹

価格(税込) : ¥726

発行年月: 2020年04月


内容紹介
振り返れば大切だったと思える、「ドブの底を這うような」青春の日々の記憶

死にたくなるほど苦しい夜には、これは次に楽しいことがある時までの フリなのだと信じるようにしている。のどが渇いてる時の方が、水は美味い。 忙しい時の方が、休日が嬉しい。苦しい人生の方が、たとえ一瞬だとしても、 誰よりも重みのある幸福を感受できると信じている。 その瞬間が来るのは明日かもしれないし、死ぬ間際かもしれない。
その瞬間を逃さないために生きようと思う(九十九「昔のノート」より)

芥川賞受賞作『火花』、4月公開の話題の映画の原作小説『劇場』の 元となるエピソードを含む100篇のエッセイからなる又吉文学の原点的作品 『東京百景』が7年の時を超えて、待望の文庫化。 18歳で芸人になることを夢見て東京に上京し、自分の拙さを思い知らされ、 傷つき、苦しみ、後悔し、ささやかな幸福に微笑んだ青春の軌跡。 東京で夢を抱える人たちに、そして東京で夢破れ去っていく全ての人たちに 装丁を一新し、百一景と言うべき加筆を行い、新しい生命を吹き込んで届けます。

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