クリスティナ&ミシェル・ノートン/『アメリカン・ポストカード』

2019年02月08日 (金) 00:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


アメリカン・ポストカード〜アメリカ現代ピアノ・デュオ作品集
クリスティナ&ミシェル・ノートン


アメリカの双子ピアノ・デュオ、クリスティナ&ミシェル・ノートン姉妹。フィラデルフィアのカーチス音楽院にてゲイリー・グラフマン、クロード・フランク、セイモア・リプキンに師事しました。「神秘的な音楽的コミュニケーション」「完璧なペアリングによる荘厳な芸術」と高い評価を得、全体の観客を魅了しています。
 このアルバムでは近代アメリカの4人の作曲家の作品を演奏しています。冒頭に置かれたのはミニマル・ミュージックの提唱者の一人、ジョン・アダムズ[1947-]の代表作『Short Ride in a Fast Machine』で、本来はピッツバーグ野外森林祭のオープニングとして委嘱されたオーケストラのための作品ですが、このピアノ・デュオ版では爽やかな響きが炸裂、高速で移動する気分が味わえます。アダムズはもう1曲、ベートーヴェンのディアベリ変奏曲とソナタ第31番の素材を用いた作品『ロール・オーバー・ベートーヴェン』が演奏されていますが、こちらは耳慣れた旋律が幻想的に展開されていく様子を味わうことができます。ピアノの機能を限界まで追求したことで知られるコンロン・ナンカロウ[1912-1997]の『ソナチネ』での怒涛の展開はジャズのインプロヴィゼーションを思わせる痛快な音楽。ポール・シェーンフィールド[1947-]は陰鬱さと陽気さを併せ持つ作風で知られ、ここでも多くの素材を融合させた複雑かつ楽しい作品を聴くことができます。そして「アメリカの音楽文化の形成過程を象徴する」とされるアーロン・コープランド[1900-1990]。収録されているのがおなじみの『エル・サロン・メヒコ』と『シェーカー教徒の旋律による変奏曲』で、この2曲はまさに近代アメリカを象徴するもの。20世紀から21世紀にかけてのアメリカ音楽の多様性を俯瞰する1枚と言えるでしょう。(写真c christinaandmichellenaughton.com)(輸入元情報)

【収録情報】
● アダムズ:Short Ride in a Fast Machine(Preben Antonsenによるピアノ・デュオ版)
● シェーンフィールド:Five Days from the Life of a Manic-Depressive
● ナンカロウ:ソナチネ(Yvar Mikhashoffによるピアノ・デュオ版)
● コープランド:エル・サロン・メヒコ(バーンスタインによるピアノ・デュオ版)
● アダムズ:ロール・オーバー・ベートーヴェン
● コープランド:シェーカー教徒の旋律による変奏曲(Bennett Lernerによるピアノ・デュオ版)


 クリスティナ・ノートン&ミシェル・ノートン(ピアノ・デュオ)

 録音時期:2018年6月18-21日
 録音場所:ボストン、フレイザー・パフォーマンス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
アメリカン・ポストカード〜アメリカ現代ピアノ・デュオ作品集 クリスティナ&ミシェル・ノートン

CD輸入盤

アメリカン・ポストカード〜アメリカ現代ピアノ・デュオ作品集 クリスティナ&ミシェル・ノートン

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