【映像】ルイージ&ラ・シンティッラ管/ヘンデル:『リナルド』

2019年02月08日 (金) 00:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


日本語字幕付き
ヘンデル:リナルド〜ヴァッレ・ディトリア(イトリア谷)音楽祭 2018


17世紀に流行していた叙事詩「解放されたエルサレム」を元に、ヘンデルが作曲したオペラ『リナルド』。様々な登場人物が入り乱れる長大な物語です。1711年に初演されたこの作品は大成功を収め、シーズン中だけでも15回上演されたという記録が残っています。
 今回の上演に用いられたのは、この大成功を受け、イタリアの作曲家レオナルド・レーオ[1694-1744]が作った「ナポリ版」と呼ばれるスコアです。これは、ロンドンで最初に『リナルド』を歌った歌手グリマルディがナポリでこの曲を歌う際、リハーサルに携わったレーオと他の作曲家たちが設定を少し変更し、登場人物を加えるなどナポリ向けに改作したもので、このスコア自体は長い間失われていました。
 今回は発見された「ナポリ版」をジョヴァンニ・アンドレア・セキが再構築、上演にあたって演出を担当したサンガーティは設定を1980年代に変更し、なんとも面白い舞台が展開されます。もともとはキリスト教徒とトルコの戦いが主題となっていますが、この演出では80sポップ・ロックとヘヴィメタル(?かどうかはともかく)の戦いに置き換えられています。フ〇ディ・マーキュリー、ジー〇・シモンズ、デ〇ィッド・ボウイ、エル〇ン・ジョン、シ〇ール…?など、見覚えのある出演者ばかり。なかでも、フレ〇ィの歌う「私を泣かせてください」は聴きものと言えるでしょう。
 しかし根底に流れるのは愛と人生についての考察。主役を歌るイェヴォリーノ、レミージョらの熱演にも注目です。(輸入元情報)

【収録情報】
● ヘンデル:歌劇『リナルド』全曲(1718年ナポリ版、セキによる再構築スコア、比較校訂版)


 リナルド…テレサ・イェヴォリーノ(メゾ・ソプラノ)
 アルミーダ…カルメラ・レミージョ(ソプラノ)
 ゴッフレード…フランシスコ・フェルナンデス=ルエダ(テノール)
 アルミレーナ…ロリアーナ・カステッラーノ(メゾ・ソプラノ)
 アルガンテ…フランチェスカ・アシオーティ(コントラルト)
 エウスターツィオ…ダーラ・サヴィノワ(メゾ・ソプラノ)、他
 ラ・シンティッラ管弦楽団&合唱団
 ファビオ・ルイージ(指揮)

 演出:ジョルジョ・サンガーティ
 装置:アルベルト・ノンナート
 衣装:ジャンルカ・スビッカ
 照明:パオロ・ポッロ・ロディギエーロ

 収録時期:2018年7月、8月
 収録場所:イタリア、マルティナ・フランカ、デュカーレ宮殿(ライヴ)
 第44回ヴァッレ・ディトリア(イトリア谷)音楽祭
 収録監督:マッテオ・リケッティ

 収録時間:216分
 画面:カラー、16:9
 字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語