ルセ＆レ・タラン・リリク／F.クープラン：諸国の人々

ルセの『諸国の人々』！

F.クープランは鍵盤のイメージも強いですが、室内楽作品でもその真価を発揮した作品を数多く残しています。『諸国の人々』は、1726年に出版された器楽による室内楽作品集。諸国とはフランス、スペイン、神聖ローマ帝国、そしてサヴォイ公国の4つの国々を指します。4つの組曲から成り、組曲内の各曲は同じ調性で書かれています。クープランはフランス様式の舞曲や、イタリア様式を思わせるトリオ・ソナタなど様々なスタイルの曲をちりばめており、彼の創意の多様性が遺憾なく発揮された名作です。
　ルセ率いるレ・タラン・リリクのアンサンブル（酒井 淳も参加）も魅力の、F.クープランの才に魅せられる演奏です。（輸入元情報）

【収録情報】
● F.クープラン：諸国の人々

　レ・タラン・リリク
　　ヴァイオリン／ ジローヌ・ゴーベール＝ジャック、ガブリエル・グロスバール
　　フルート／ジョスリン・ドービグニー、ステファニー・トロッフェ
　　オーボエ／ジョセ・ドメネク、トマ・メラネル
　　ファゴット／エイアル・ストレット
　　ヴィオラ・ダ・ガンバ／酒井 淳
　　テオルボ／ローラ・モニカ・プスティルニク
　クリストフ・ルセ（指揮、チェンバロ）

　録音時期：2017年9月7-13日
　録音場所：ギャルリー・ドレ・ド・ラ・バンク・ド・フランス
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）