WIND ROSE 2018 レポート

2019年01月18日 (金) 20:00

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2018年1月に『Pagan Metal Horde vol.2』で来日を果たしたイタリアのフォーク/パワーメタル・バンド、WIND ROSE のベーシスト、Cristiano Bertocchi (クリスチアーノ・ベルトッキ、ex- LABYRINTH 〜 VISION DIVINE)に2018年の活動を振り返って頂きました(前編)。

1月 - 日本ツアー

最高のスタートだった。この日本ツアーで幕を開けた2018年はバンドにとって忘れられない1年の幕開けになった。



東京(新宿Blaze)、大阪(Banana Hall)そして名古屋(Holiday Next)3日間のライブは素晴らしいものだった。

僕たちはファンの熱意で迎えられ、ライブの前後もサインセッションしたり、写真を撮ったり、終始ファンからの温かいサポートを受けた。

特に、名古屋でのサインセッションはとてもアットホームで、ファンからの質問に答えたり言葉を交わしたり、大切な信頼関係を築けたと思うよ。



日本でプレーする時に感じるステージ上での感覚はとても独特で、全ての点において満足できる、ユニークなものなんだ。特に大阪では、本当に楽しもうというファンが集まっていてその気持ちがコンサートを驚く程のレベルに到達させたと思う。

現場のプロフェッショナルなスタッフ達のおかげで、サウンドクオリティも最高だった。今年出る新譜をみんなに聴いてもらって、ステージでエネルギーを放出したいから、また日本に戻れる日が待ち遠しくてたまらないよ。

ドラマー交代

Daniele Viscontiに代わって1月上旬にバンドに加わったドラマー、Federico Gatti(Ancient Bards)のことも言っておかないと。これは言わば日本ツアーの事を考慮して、というのも一つの理由なんだ。Federico は素晴らしいミュージシャンで、バンドのプロ意識を更に向上させてくれたよ。


2月 - Wacken Winter Nights

長年イギリスと並んび、ヨーロッパでメタルの「エンジン」とも言えるドイツ、そのメタルファンにWind Roseを認めてもらう絶好のチャンスだ。


凍るような寒さにもかかわらず客の入りは上々。フェスティバルのコンセプトにふさわしいロケーションで、運営管理も申し分ない。

全力で観客を盛り上げると、Wind Rose の曲に興味を持ったファンのいい反応が返ってくる、内容の濃いコンサートだった。

僕たちのフォークとパワーのミックスが、ドイツのファンの心を掴み、未来への扉を開けたライブだったと言えるだろう。


3月 - マントバ (Arci Tom)

マントバは音楽の盛んな街。ロックやメタルも盛んなイタリアの都市の一つで、僕たちにとって、ここにも足跡を残すのは大事な事だ。いいライブだった。バンドも楽しむ事ができたし、客席からもとても熱い反応が返って来た。


僕たちのジャンルはイタリアでも注目されいることを再確認した。イタリアのファンからのサポートも期待できるということは、イタリアンメタルの活性化にはとても大事な事だ。

4月〜5月 - Ensiferum & Ex Deo (Path to Glory tour)ヨーロッパツアー

このツアーでの経験は、僕たちのアーティストとしてのキャリアの大きな転機となった。Ensiferum とはすでに2015年にスペイン・ツアーのサポートで回ったけど、今回はヨーロッパを回る大規模なツアーで、ヨーロッパの主要都市の殆どを網羅したツアーだ。 Ex Deoの存在もこのツアーの注目を集める要因の一つだ。言うまでもないけど、僕たちはこの重要なツアーでファンのみんなに実力を披露するため、万全の準備で望んだんだ。


Path to glory - ドイツ

全日程素晴らしいライブだった。もちろん100%の力で望んだし、オーディエンスは毎回それにしっかり答えてくれた。ドイツでのライブは、すごく満足のいくライブの一つだったな。ドイツではライブでファンの心を掴むのが重要なんだ。ドイツのファン達は、Wind Roseが”オリュンポス”の1つなのかどうかを判断するため、注意深くライブを観るからね。知っての通り、ドイツで認められるのは凄く重要な事で、このツアーで僕たちが完全に彼らから認められた事をとても誇りに思うよ。

ドイツで一番良かったショーはライプツィヒ(写真上)とドレスデン(写真下)だったな。



Path to glory - デンマーク

デンマークでの反応の良さは嬉しい驚きだったよ。メタルの雨が降り注ぐ、感動的なコンサートだった。デンマークのファン達と話す機会があったんだけど、彼らは僕たちのことをよく知っていたし、歌詞も覚えていてくれてライブでも大合唱するほど、僕たちのライブを待ち望んでくれてたんだ。


Path to glory - ポーランド

ポーランドではグディニア、ワルシャワ、カトヴィツェと回ったんだけど、もとてもいいライブができた。ポーランドのファン達はメタルのことをよく知っていて、スラッシュからデス、パワーメタルやフォークメタルと幅広いジャンルが盛んなんだ。

日に日に増えるファンの数に、僕たちのモチベーションも自然と上がっていったよ、まるで爆弾を積まれていくみたいにね。

一番熱かったグディニアでの写真は、Federico Gattiに花を持たせよう;-)

Path to glory - フランス

フランスは2015年にEluveitieと回っていて、その時もいい反応だったのを覚えていたから、今回もとても楽しみにしていたんだ。予想通り沢山のオーディエンスが流れ込んできて、全てが上手くいった。

フランスのファン達は、興味深くライブを観てくれて、マーチャンダイズを買ったり、一緒に写真を撮ったりサインを貰いに来てくれるファンが多かった。写真はトゥールーズ。


Path to glory - スペイン

スペインは僕たちにとって征服した地とも言える国で、海外での活動の出発点だった国だ。Wintersunのサポートアクトとして、まさにこのスペインからWind Roseの旅が始まった。

今回も観客はファンタスティックで、これまでにないほど熱かった。バルセロナ、ムルシア、マドリードどこも最高のライブだった。特に満員だったバルセロナは素晴らしかったから、2倍の時間演奏したかったんだけど、時間は守らなくちゃね:-p
写真は ムルシアから。


Path to glory - イギリス

フランス同様イギリスのファンも僕たちのライブを待ち望んでいたということが見てとれた。ファン達に凱旋的に迎えられ、ライブが始まる前から僕たちの名前を叫ぶファンもいて、ライブの始まりはまるで爆発のようだった。 パフォーマンスの面から言うと、ロンドンでのライブがこのツアーで最高のパフォーマンスだった。ライブの後、ニューアルバムの収録曲について質問したいというファンとしばらく時間を費やした。
写真はロンドンのライブから。


Wind Roseがこのツアーで経験したこと、感じたものはとても言葉では表せないほどの貴重な機会だったと言える。そして、強い気持ちと努力によってより多くのファンを掴むことができたと思う。これ以上ないほどの成果だ。

またいち早くツアーに戻ってあの素晴らしい光景を見るつもりだよ;-)

2018年前半はここまで
後半を楽しみにしていてほしい。

Cristiano Bertocchi / WIND ROSE


ツアー直後の集合写真:ENSIFERUM、EX DEO、WIND ROSE


Translate:Miyuki Kira




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