今年も元旦2タイトル同時リリース!スーパードラマー 神保彰 最新アルバムは至高のデュオ&トリオ作

2018年12月20日 (木) 20:00

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今年も元旦2タイトル同時リリース!スーパードラマー 神保彰 最新アルバムはデュオ作『24th Street NY Duo』とトリオ作『25th Avenue LA Trio』


スーパードラマー神保彰、2016年の『Jimbo De Jimbo 80's』『Munity』、2017年の『21』、2018年の『22 South Bound』『23 West Bound』に続いて、4年連続となる元旦の最新アルバムリリース。ソロ通算24作目『24th Street NY Duo』は、初のNY録音となるウィル・リー(b)とのデュオ作品。一方の『25th Avenue LA Trio』は、ラッセル・フェランテ(key)、エイブラハム・ラボリエル(b)とのニュートリオによる作品。

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24th Street NY Duo+25th Avenue LA Trio 【卓上カレンダー特典付き2タイトル同時購入セット】

神保彰

価格(税込) : ¥6,480

発売日: 2019年01月01日

限定盤完売

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24th Street NY Duo (Featuring Will Lee)

世界で最も人気のあるリズムセクションの一つが、スティーヴ・ガッド&ウィル・リーの組み合わせであることに異議を唱える人はいないでしょう。この2人の名演は数知れず。言葉で表すとすれば「しびれちまったな〜もう」という感じです。ですからウィル・リーは長年一緒にやってみたかったミュージシャン。また夢が一つ叶ったスペシャルなレコーディングでした。人柄もお茶目で最高。グルーヴに特化した、自分の作品としては一風変わった10曲が収められています。

◇  ◇  ◇

2019年は自分にとっての還暦イヤー。いつもとは異なる冒険をしてみようとスタッフと相談する中で生まれたアイデアが、北米縦断レコーディングでした。西海岸では例年通りピアノトリオにゲストを迎えるフォーマット、対する東海岸ではベースとのデュオという、かなり実験的な試みにチャレンジしました。

昨年10月にドラムクリニックで南米をツアーした後、一度日本に戻り、翌週にはアメリカ西海岸ロサンゼルスへ。重鎮エイブラハムラボリエルのベースにラッセルフェランテのピアノ、スムースジャズ界のスタートランぺッターであるリックブラウンをゲストに迎え、雲一つない真っ青な空を吹き渡る風のように自由で軽やかなサウンドのアルバムが出来上がりました。

マスタリングの翌日にはニューヨークに飛び、ブルックリンのスタジオでウィルリーとのレコーディング。長年面識はありましたが、一緒に音を出すのは初めて。しかし息はぴったりです。なにしろ僕はブレッカーブラザースの初期のアルバムや、24丁目バンドのアナログ盤をすり切れるほど聴き込んだ世代なので。

グルーヴを合い言葉に、シンプルながら骨太な作品に仕上がりました。順番としてはロサンゼルス盤の方が先に出来上がったのですが、24丁目バンドにちなんでニューヨーク盤を24枚目に、ロサンゼルス盤を25枚目としました。マニアの方なら、なるほどと納得のタイトルです。サウンドは極端に異なりますが、どちらも僕の音楽です。是非両作品ともお聴きいただけたら嬉しく思います。

『24th Street NY Duo』

収録曲
01. Groove Mission
02. 24th Street Blues
03. Miles Away
04. Bop Dance
05. Piece Of Cake
06. Take Seven
07. Down The Line
08. Key Lime
09. Wow!
10. Hang On!

● 神保彰セルフライナーノーツ

Groove Mission
デモを送った時に、ウィルがすごく気に入ってくれた曲です。シンプルなベースラインが曲のフック(胆)になっています。シンプルでいながらの存在感、彼の真骨頂が聴けます。最初のメロディーが下降すると、次が上行し、まるで会話をしているように聴こえます。

24th Street Blues
実際には25枚目のLA盤の方が先に出来上がっていたのですが、そもそもこのNY盤が24枚目になったのは、24丁目バンドのメンバーだったウィルをフィーチャーしたアルバムだからです。その世代の方はすぐに気がつかれたのではないでしょうか。70年代末、マンハッタンの24丁目に住んでいたミュージシャンが集まってジャムセッションを始めました。スタジオを借りるわけではなく、誰かのアパートに集まって。隣人はたまったものではなかったと思います。やめろという電話はひっきりなしにかかって来ましたが、おかまいなし。ワイルドな時代だったのですね。

初代ベーシストは初期パットメセニーグループのマークイーガンだったそうです。80年にレコードデビューし、日本で爆発的人気になりました。僕がカシオペアでデビューした当時に憧れていた存在がウィルだったのです。24丁目をタイトルにした12小節のブルース進行で、ベースが主旋律でもあり、ルート(基音)でもありという、ドラムとのデュオでも成立する曲ですが、プログラミングのパーツを加えてカラフルに仕上げました。

Miles Away
アルバムで一番のポップなナンバー。とはいえベースもドラムも活躍します。ブラジルのパルチドアルトというリズムとファンクが合体した、いうなればパルチドファンク。僕の大好きなCTIサウンドにも繋がる雰囲気を持った曲です。

Bop Dance
アフリカンフィール満載のちょっとダークな雰囲気の曲。これも主旋律とルートをベース一本で演奏しています。数ヶ月前に送ったデモと譜面をiPadに取り込み、完璧に練習して来てくれました。楽勝で演奏していますが、実はすごく難しいんですよ。デュオでも成立しますが、プログラミングを加えて、より怪しい感じにアレンジしました。

Piece Of Cake
お茶の子さいさいというタイトルの意味に反して演奏するのは大変難しい曲。ベースパートはレンジが広い上にテンポも速いので大変です。セクションによって面白いエフェクトがかかっていますが、これも前もってこの曲にはこのエフェクト、あの曲にはあのエフェクトという感じで仕込んで来てくれました。「サウンドデザイン」という風にウィルは呼んでいました。

Take Seven
7連符をモチーフにしているので少し変わったリズムですが、ちゃんと4拍子です。メロディーも7連符なのでちょっと変です。タイトなリズムが心地よいジャンプナンバーです。ベースソロはしっかりサウンドデザインされています。

Down The Line
ポップなメロディーの乗ったグルーヴナンバー。ベースとドラムのみでアルバム全曲通すのは少々辛いと思い、聴きやすい曲も所々織り交ぜてあります。うねうねと動くウィルのベースラインが聴き所。ドラムも活躍します。ベースにはオクターヴァーがかかっており、1オクターヴ下の超低音が出ているので、うねうね感が増幅されています。

Key Lime
アルバムで最もラテン度の高い曲です。ベースラインがピアノのモントゥーノの役割を果たしているので忙しい事この上無し。ベースソロにはヴァイオリン的なサウンドデザインがされています。フェードアウトのつもりでしたが、自然にエンディングが出来ました。

Wow !
ワウワウというシンセの音からタイトルが付きました。なんと安直な。でもタイトルは勢いで付けるので、由来についてつっこまれると困る事もあります。ベースにかかっているエフェクトは当然ワウです。

Hang On !
アルバムの最後は16分音符のキメ満載のファンクナンバー。交通渋滞のように止まったり動いたりをくりかえすリズムですが、その中で生み出される躍動感が聴き所。デュオでも成り立つ曲ですが、プログラミングを交えて広がりを出しました。最後の打ちはなしでアルバムを聴き終えたら、次は25番街ロサンゼルストリオの軽やかなサウンドを是非楽しんでみて下さい。


25th Avenue LA Trio (Featuring Abraham Laboriel & Russell Ferrante)

昨年リリースした「22 South Bound」と「23 West Bound」では、異なるピアノトリオで音楽性の違いを際立たせましたが、今作は22に参加していたエイブラハム・ラボリエルと23に参加していたラッセル・フェランテという組み合わせ。昨年と今年はしっかりとリンクしています。エイブラハムは牧師さん、ラッセルはお坊さんのような性格なので、スタジオは和やかな事この上無し。心温まる中にもミュージシャンシップが存分に発揮された究極の9曲が収められています。

◇  ◇  ◇

2019年は自分にとっての還暦イヤー。いつもとは異なる冒険をしてみようとスタッフと相談する中で生まれたアイデアが、北米縦断レコーディングでした。西海岸では例年通りピアノトリオにゲストを迎えるフォーマット、対する東海岸ではベースとのデュオという、かなり実験的な試みにチャレンジしました。

昨年10月にドラムクリニックで南米をツアーした後、一度日本に戻り、翌週にはアメリカ西海岸ロサンゼルスへ。重鎮エイブラハム・ラボリエルのベースにラッセル・フェランテのピアノ、スムースジャズ界のスタートランぺッターであるリックブラウンをゲストに迎え、雲一つない真っ青な空を吹き渡る風のように自由で軽やかなサウンドのアルバムが出来上がりました。

マスタリングの翌日にはニューヨークに飛び、ブルックリンのスタジオでウィルリーとのレコーディング。長年面識はありましたが、一緒に音を出すのは初めて。しかし息はぴったりです。なにしろ僕はブレッカーブラザースの初期のアルバムや、24丁目バンドのアナログ盤をすり切れるほど聴き込んだ世代なので。グルーヴを合い言葉に、シンプルながら骨太な作品に仕上がりました。順番としてはロサンゼルス盤の方が先に出来上がったのですが、24丁目バンドにちなんでニューヨーク盤を24枚目に、ロサンゼルス盤を25枚目としました。マニアの方なら、なるほどと納得のタイトルです。

サウンドは極端に異なりますが、どちらも僕の音楽です。是非両作品ともお聴きいただけたら嬉しく思います。

『25th Avenue LA Trio』
25th Avenue LA Trio

CD

25th Avenue LA Trio

神保彰

価格(税込) : ¥3,240

発売日: 2019年01月01日


収録曲
01. Reasons
02. Let It Move feat. Rick Brown(tp)
03. Catch Me In The Sun
04. October Rain
05. Come With Me
06. September Moon
07. Promises feat. Rick Brown
08. June Butterfly
09. May Flower

● 神保彰セルフライナーノーツ

Reasons
オープニングはスウィングファンクナンバー。ラッセルの都会的なピアノを全面でフィーチャーしています。哀愁のメロディーと躍動するリズムの共演が聴き所です。初期イエロージャケッツが大好きだった僕にはツボの曲。皆さんにとってはいかがでしょうか。

Let It Move
リックブラウンのミュートトランペットをフィーチャーした曲で、エレクトリックファンク的アレンジを施してみました。リックは僕の9枚目と10枚目のアルバムに参加してくれているので、およそ20年ぶりの共演になります。髪こそグレーになりましたが、颯爽とした外見はそのまま。レコーディングもとてもスムースでした。20年経ってもお互いこうして音楽を作り続けていられるのは幸せな事だよね。彼の言葉です。本当にそう思います。

Catch Me In The Sun
カリブに浮かぶ島国ドミニカを代表するメレンゲのリズムを基調にした、アップテンポのラテンナンバー。サビのメロディーに沖縄の旋律を入れてみました。島つながりです。燦々と降り注ぐ太陽の光をイメージしました。ラッセルの都会的なピアノはこういった曲想にもとてもマッチします。シンセブラスが活躍しますが、いつかは生のビッグバンドでやってみたい曲です。

October Rain
9月の雨はスタンダード曲としても有名ですが、10月の雨をテーマにした曲はあまり聞いた事がありません。ラッセルの訥々としたピアノソロは、秋が深まる季節の雨粒を思わせます。アレンジで欲張ったので、6分の長尺になりました。

Come With Me
王道のファンクナンバー。エイブラハムの沈み込むようなグルーヴ、初期イエロージャケッツを彷彿とさせるファンキーなラッセルのピアノが最高です。ソロも間を生かした絶妙なプレイ。続くエイブラハムのベースソロもお茶目心たっぷりです。ついていったら好い事ありそう。

September Moon
日本的なメロディーのバラードで、ラッセルが非常に気に入ってくれました。ピアノから始まるのも彼の現場でのアイデアです。エイブラハムは先日手に入れたばかりのミニ5弦ベースを披露してくれました。通常のベースの半分以下のサイズですが、すごい低音が出ます。ベースが地球、ピアノが月でしょうか。お姫様が降りて来るような気がしませんか。

Promises
リックブラウンのフリューゲルホーンをフィーチャーしたミディアムナンバー。還暦記念アルバムに相応しい渋めの曲です。ベースラインがドリフ世代にはとても懐かしいアフロのパターン。スムースジャズ度の高い、ラジオでもオンエアされそうなメロウな仕上がりです。

June Butterfly
前曲からの繋がりがとても気に入っています。ラッセルのリリカルなピアノをフィーチャーしたミディアムチューン。チャチャチャのリズムがベースですが、とても都会的なサウンドに仕上がりました。メロディーが絶妙にレイドバックしており、そういった譜面に書けないニュアンスの解釈には脱帽です。エイブラハムのベースソロも最高にメロディアス。季節感をタイトルに入れるのが今作の一つのテーマになっています。

May Flower
最後の曲はアルバムで一番のアップテンポナンバー。ラテンドラムンベースとでも呼ぶべきリズムアレンジで、エイブラハムのウクレレベースが水を得た魚のように縦横無尽に動き回る様は壮快の一言です。各人のソロもフィーチャーされます。5月になると、自宅の前の通りのハナミズキが真っ白な花を咲かせます。暑さがやって来る前の一番気持ちのよい季節です。今年もこのアルバムと共に一年を過ごしていただけたらと思っています。


2016〜2018年の元旦リリース作品
23 West Bound

CD

23 West Bound

神保彰

価格(税込) : ¥3,240

会員価格(税込) : ¥2,981

まとめ買い価格(税込) : ¥2,754

発売日: 2018年01月01日

22 South Bound

CD

22 South Bound

神保彰

価格(税込) : ¥3,240

会員価格(税込) : ¥2,981

まとめ買い価格(税込) : ¥2,754

発売日: 2018年01月01日

21

CD

21

神保彰

価格(税込) : ¥3,240

会員価格(税込) : ¥2,981

まとめ買い価格(税込) : ¥2,754

発売日: 2017年01月01日

Munity

CD

Munity

神保彰

価格(税込) : ¥3,100

会員価格(税込) : ¥2,851

まとめ買い価格(税込) : ¥2,636

発売日: 2016年01月01日

Jimbo De Jimbo 80's

CD

Jimbo De Jimbo 80's

神保彰

価格(税込) : ¥3,100

会員価格(税込) : ¥2,851

まとめ買い価格(税込) : ¥2,636

発売日: 2016年01月01日



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神保彰

1959年、東京生まれのドラマー。慶応大学在籍中にベーシストの桜井哲夫と出会い、80年にカシオペアに参加。...


神保彰(じんぼ あきら) プロフィール

1980年、カシオペアでプロデビューして以来、40年近くの長きにわたって常に音楽シーンの最先端を走り続けるトップ・ドラマー。2007年、ニューズウィーク誌の特集「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。メロディーやアンサンブルを1人でたたき出すワンマンオーケストラというスタイルは唯一無二。世界のトップドラマー500人を紹介するサイトDRUMMERWORLDに載っている日本人2人のうちの1人。米ドラム誌Modern Drummer Magazineの表紙を飾った唯一のアジア人でもある。2011年、国立音楽大学ジャズ専修客員教授に就任。カシオペアのサポート等の国内でのバンド活動に加えて、ワンマンオーケストラ名義のパフォーマンスやセミナーで世界中をツアーし、多忙な日々を送っている。

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