【インタビュー】VENUES

2018年07月31日 (火) 18:15

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メロディックなメタルコア・サウンドに女性ヴォーカルを大胆に取り入れた個性的なバンド、VENUES(ヴェニューズ)。ドイツのシュトゥットガルトから飛び出したこのバンドは、強力なコーラスを誇るキャッチーな楽曲が並ぶデビュー・アルバム『アスパイア』で7月27日に日本デビューを飾る。中心人物が有名レーベルのA&Rということもあり、新人バンドらしからぬ存在感をみせているVENUES。バンドの看板ツイン・ヴォーカル、ロビン・バウマンとナイヴスにインタビューを敢行した。

――ロビン、あなたはNuclear BlastのA&Rという肩書を持っているというのは本当ですか。

ロビン:本当だよ。2015年夏からNuclear Blastで仕事をしているんだ。VENUESも所属しているレーベルARISING EMPIREと、SharpTone Recordsのバンドの面倒をみているんだ。仕事をしてきたバンドをいくつか挙げると、ATTILA、ANNISOKAY、ANY GIVEN DAY、IMMINENCE、MISS MAY I、DON BROCO、EMMUREといったところかな。

ナイヴス:私は小学校で教師をしているの。子供たちに文学を教えているわ。

※ARISING EMPIRE、SharpTone Records共に、Nuclear Blastの創設者マーカス・スタイガーが立ち上げたレーベル。

――ナイヴス、あなたがきっかけでVENUESは誕生したんですよね。

ナイヴス:そうなるわね。13年来の友人でバンドのメイン・ソングライタ―のコンスタンティンと「2人でいつかバンドがやれたらいいわね!」なんて昔から話していたの。その後、彼が地道にメンバーを集めてくれて、最後に私がヴォーカリストとして加入した。 VENUESは、私が長年抱いていた夢なのよ。

――あなたたちのホームタウンであるシュトゥットガルトについて教えてください。ベンツ、ポルシェ、ダイムラーといった名立たる自動車メーカーの本社がある自動車産業都市というイメージです。ロックシーンは活発なのでしょうか。

ロビン:うん、まさにシュトゥットガルトは車の街だ。ロックシーンはあるとおもうよ。大きなライヴに行けば多くのオーディエンスが集まるし、クラブも賑わいを見せているしね。ただ、シュトゥットガルトで活動するバンドの多くはドイツ語詞だから世界的に活躍しているバンドは少ないね。レーベル・メイトのFARMER BOYSくらいかな。

――『アスパイア』はデビュー作になるわけですが、最も苦労した部分はどこですか。

ナイヴス:全ての曲のコーラス部分をキャッチーにすることね。メンバー全員が納得するまでとても苦労したわ。

ロビン:俺にとってはMVの撮影がとても大変だったよ。慣れていないからね(笑)。

――リリース前に公開されたアルバム1曲目の「We Are One」は、とてもアンセミックな楽曲ですね。

ロビン:いま、俺たちはソーシャル・メディアのおかげで世界中の誰とでも繋がることができるようになった。でも皮肉なことに、孤独をより強く感じてしまうこともある。“We Are One”は、そんな人たちに目を覚ましてもらうウェイク・アップ・コールなんだ。スマート・フォンに依存した生活を離れて、実際に人々と触れ合いリアルな人生を送ろうと、団結を呼びかけている曲なんだ。

――2曲目「Lights」は、とてもポップなサウンドですね!

ナイヴス:いきなり雰囲気の違う曲よね。私にとってこの曲は、サマー・ヴァケーションの高揚を感じさせてくれるハッピーな曲なのよ。

――個人的に、3曲目「The Longing」が作品の中で一番のお気に入りです。PARAMOREのフロントウーマンHayley Williamsを彷彿させるエモーショナルで力強いヴォーカルがとても耳に残ります。

ナイヴス:ありがとう。私にとってもこの曲はお気に入りなのよ。まだ幼い妹と自分自身の少女時代重ね合わせながら、成長していく中で失ってしまった感覚を懐古する気持ちを歌詞にしたの。4曲目の「Fading Away」はイメージとは違って、ポジティヴな曲よ。“再スタート”がテーマで、過去から離れようというメッセージを込めているの。


ロビン:5曲目の「The Epilogue」は、ひとつの関係が終わってしまうという曲で、、、まぁ、失恋ソングだね。

ナイヴス:6曲目の「Dilemma」は、「Fading Away」と対照的な内容の曲になっていて不思議な気持ちになるの。

ロビン:この曲には、前進するために自分の周りのものを全て捨て去った人間が登場する。“それが正しいんだよ”という周囲の声を信じて変わろうとしているんだけど、全く幸せを見出すことができないという内容の曲なんだ。

――今作を制作するにあたりテーマは設けたのでしょうか。

ロビン:とにかくポジティヴなレコードにしたかった。前向きで輝きを持った作品にね。“志をもつ”という意味のアルバム・タイトルや、アートワークからも伝わってくるんじゃないかな。

――最後に、日本のファンにメッセージはありますか。

ロビン:ナイヴスは熱狂的な日本好きだし、俺も日本にとても興味を抱いているんだ。是非、近いうちに日本にいって何本かショウが出来たらなって心から思っているよ。

取材・文 澤田修




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