【インタビュー】田澤孝介『想奏ノスタルジア』

2018年05月02日 (水) 12:00

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田澤孝介 インタビュー

近年では、バンド Rayflower での活動も多忙となる中、複数のユニットなどでも積極的に活動しているヴォーカリスト田澤孝介が待望のソロ・ミニアルバム『想奏ノスタルジア』を5月16日にリリースすることとなった。このリリースに関連して、バンド活動以前の音楽体験から、当作品への想い、ゲストミュージシャンの事まで語って頂いた、独占インタビューをお届けします。

--- 前作のシングル『Sandglass』(2015年10月)以来、2年半ぶりの新作という事になりましたが、バンドや、ユニットなど並行して色々な活動をされている中で、このタイミングで新たなソロ作品を制作することに決めたキッカケをお聞かせください。

新曲は実はこれまでに書き溜めてはいたんですけど、なんとなく形にしきれないまま今まで来ていました。ソロのライヴではピアノと歌だけのカタチでやることが多いんですが、二人というシンプルな編成なので、その時その時のお互いの曲へのアプローチがダイレクトに曲に反映されるというか、例えば、曲の中のひとつの音をいつもより弱くピアノが弾いたとすると「そうきたか」って感じで、自分も歌のニュアンスを変えてそこに乗っかる。そこからいつもの強さまでどうやって戻っていくか?っていう過程自体がアレンジとなって、新しい表現が生まれる。という感じで、同じ曲でもライヴのたびに違うアプローチで演奏出来たり、お互いのアドリブに触発されたり。そういった面を色々と試しながら楽しみながらやっていたので、新曲をセットリストに追加していく必要性を感じて来なかった、という気持ちが正直ありまして。

それが、昨年の10/22にピアノと歌でのソロワンマン(東京・初台DOORS)をやった時、「楽曲を書いた当時の気持ちに還り切れない自分」みたいなのが居るなぁと。今までは、その曲を書いた当時に自分を持っていったり出来ていたんですけど、なんかどうあがいても俯瞰で見てしまうみたいな。全ての曲に対してそういう感覚になったわけではないし、なったとしてそれが悪い事ではないんですけど、これはもう多分 “今吐き出した何か” が要るんじゃないかと感じたんですね。それでその日のライヴのMCでも「新譜を作る」という事を「制作に入ります」みたいなことを少し話したと思います。その前から「そろそろ新しいものを創らないとな・・・」と思ってもいたんで、これが良いキッカケかなぁ、と。

--- ステージ上で歌いながら感じたことをその場で意思表示されて、それが宣言と言うか・・・、アルバム制作に関して結構明確なスタート地点になったライヴだったんですね。

そんな感じです。作らなきゃ、ってなんとなく頭で考えていたことと、ステージ上で心で感じたことがピタっと合って、“やっぱりか” となった、そういう感じです。たまたまその先にバンドのツアー予定なども色々入っていてたこともあって、ソロでの予定がまだ決まっていないタイミングでもあって、ちょうど書き溜めていたものもあるし、今の間に制作を進めて形にしよう、という思いが具体的になった感じです。

--- ちなみに、それまでの既存曲がご自身の中で過去のものになった、というような感覚なんですか?

わりと…そうですね。でもそれがライヴの中で悪い感覚だったわけじゃないんですよ。むしろその日全体としては良いライヴが出来たんで。そこに来て次はどうしよう?と感じた時に出た答えが “新しいもの” を創ろう、という事だったと。
既存の曲に関して、表現のアプローチとして “やりつくした” みたいなことではないので、今後も新しい表現はどんどん生まれて行くと思うんです。なので、楽曲というよりは歌詞に対して、というところだと思います。歌詞の世界観と言うか。例えば苦しみながら書いた曲を歌う場合、それを書いた頃の自分に落とし込みながら歌うというようなことをやってきているんですけど、当時より経験を積んだ今は、その答えがわかってしまう。その時と全く同じ気持ちにまでなれない自分がいるんですよね。歌詞として具体的なことを書いていないものでも、自分の中ではすぐにそこに立ち還れるようなものをそれぞれの曲の中に込めていたので、その頃に戻るっていうことはそんなに難しいことではないんですけど、まぁ大人になったという事かな、みたいな(笑)。

この先も自分が成長していくっていう事を考えると、同じことを繰り返していくんでしょうけど、現時点での「今」というのを残す時期なんじゃないかと感じたのがキッカケですね。

--- アルバムタイトルの『想奏ノスタルジア』というテーマは元々、今作の制作のスタート時点からあったテーマなのでしょうか。(※ノスタルジア *異郷から故郷を懐かしむこと。同義語に郷愁・望郷など。 *過ぎ去った時代を懐かしむこと。)

いえ、スタート時点では全くなかったです。CDの制作が形としてまとまっていく前に、先にツアーのタイトルを付けねば、というタイミングがあったんです。でもそこで、新曲を披露することを想定してタイトルを考えることになりました。その頃、新しい曲のコードやメロディーは溜まって行っていっていて、完成形になってないものも含めると最終的に12曲あったんですよ。その中でどれを収録するのかというのを考えていた時に、歌詞も揃っていたわけでもないんですけど、なんとなく一貫して“どこか懐かしい”みたいな雰囲気があったんです。それぞれの曲のメロディーの部分で。自分の中の古い記憶にある音楽に対する印象、みたいなものを思い起こさせるようなものがあったんですよね。それでツアータイトルを先に決めて、そこから曲作りも引き続き進めながら、結果的にアルバムタイトルもツアータイトルと同じ『想奏ノスタルジア』でいこうと決めた、という感じです。

--- 先にツアーやアルバムタイトルなどを決めてから歌詞を書くという順番になると、歌詞内容自体もそのタイトルイメージに寄ったものに自然となっていきそうですね。

なりますなります。それはありますね。今回、歌詞のイメージも僕の中ではノスタルジックと言うか、なんて言うんやろ・・・、これも自分の中の記憶にある音楽の印象になるんですけど、“ただただこう想っている” という部分を中心に書いていて。直接的なメッセージ性っていうもので考えると、これまでの曲よりもふわっとさせているというか。エッセンスとして、それぞれの曲の中にキメの一行みたいなのは入れているんですけど。

--- “想奏ノスタルジア” っていうコンサプトが先に固まったことで、そういうまとめ方になっていたんでしょうか。

そうですね。「今は昔」みたいなところで、10年後も歌えるものを創りたい、というのが基本的にはテーマなんですけど、今回はよりその真相に近づいて曲も歌詞も書こうと思って、実際そんなふうに書いて行けた感じです。

--- 最初のお話で、曲を書いた当時の自分の気持ちになって1曲1曲歌うというお話がありましたが、歌詞で細かく説明しすぎない・起承転結を付けすぎないほうが、時間が経ってからでもその時その時の成長した気持ちを重ねて、長く歌いやすい、ということもありそうですね。

そうですね。解釈によって、というところを残したいので、言い過ぎない、っていうのもテーマですね。読み手の解釈によっては色んな景色が見えるというか。僕にとってのノスタルジックな作品ていうのは、思い返せばそういうものが多かったので、自分もそういうものを作品にしたいと思ったのはありますね。それで実際に今回そういうふうに書いて行けたのは『想奏ノスタルジア』っていうタイトルが先に決まったから、ということだったかもしれないです。
でもその前に、このタイトルが出てきたのは書き溜めていっていた新曲たちにノスタルジックなものがあったからで、さらにその前にライヴに新曲も織り交ぜていく時期だと感じたキッカケがあって、それとはまた別に新曲として創るものには10年後も歌えるものを創りたいという気持ちが出てきていて・・・、それぞれが別々だったようでいて実は全部繋がっているなぁ、と思いますね。無意識のうちにそういうものがやりたかったんだと思います。

--- ジャケットデザインも “ノスタルジック” のテーマを表現していると思いますが、そのデザインのイメージも自然と出てきたものですか?

これは写真を撮影して、それが出てきたときに思いついたんです。ノスタルジックっていうと普通セピアを連想すると思うんですけど、それを避けようとか思ったわけではなくて、なぜか分からないんですけど瞬間的に緑のイメージだったんです。セピアには暖かいようなイメージがあると思うんですけど、なんかそういうのじゃないんだよな、みたいに感じるところはあって、痛みとか・・・、救われなさとか・・・、だけど明るさも持ったものみたいな、いろんなものを歌いたいなと思った時に緑基調だなと。

--- 写真がキリッとした見せ方ではなく、少しふわっとした感じになっているのもノスタルジックのイメージで。

そうですね。それも写真を見た瞬間に浮かんできたイメージです。輪郭がはっきりしていないというか、すぐ目の前に存在していないというか。それが、歌の中でハッキリ言いすぎないとか、具体的に説明しすぎないとかそういうことをジャケットでも表現したかった、ということかもしれないです。文字のフォントや位置などはデザイナーといろいろやりましたけど、写真のレイアウトや色や加工はもう最初に浮かんだイメージそのままという感じです。ピンときたというか。

--- 以前からライヴで披露されてきた楽曲でもある、今作でのリード曲の「カナリア」は、日本人好みといわれる愁いを帯びたメロディーで、80年代に発展した “ロック寄りの歌謡曲” 的な雰囲気もあって、特にサウンド面で “ノスタルジア” というテーマを代表する1曲になっていると思います。田澤さんの幼少期から小学校卒業の頃、歌謡曲といわれるものが最後に残っていた頃の音楽はミュージシャンとしての現在の田澤さんの音楽にどのくらい影響を与えているものなのでしょうか。

バンドを始めようと思ったのは、中3の時に聴いたX JAPAN がキッカケなんですけど、ギターを弾きたいと思ったのは小6の時に見たTHE ALFEE の高見沢さんがキッカケなんですよ。ギターを持った姿がカッコイイなと思って。でももっというと根本的にはもともと歌謡曲がすごく好きで。母がよく聴いていたというのがあるかもしれないですけど。渡辺真知子さんや五輪真弓さん安全地帯なんかが流れていて。今も鮮明に覚えてますけど、幼少期の頃、お酒か何かのCMで聴いた安全地帯の「あの頃へ」がものすごく印象的で。「この曲めっちゃイイ!」って、すごくゾクゾクしたんです。ちびっ子がですよ(笑)。それって本当すごいなと思うんです。歌詞の全てを理解できなくても「なんか分からんけどイイなぁ」みたいなのがあって、深く読むようになったらまたそこには深く読んだだけのものがあって、「あ、これ、こういうことやったんや」みたいな。当時「イイなぁ」と思ったけどその歌詞の意味は20年越しに読んで理解したみたいなものもありますね。そういう、聴いた瞬間に伝わりきらなくても「イイな」と思えるもので、それがいつか深堀りしてみたらまた響くものがあった、みたいなもの。ノスタルジックってそういうものだったり体験だったりもすると思うんですよね。
で、この「カナリア」のアレンジに関してはそんな自分が昔聴いた音楽だったり “ノスタルジック” っていうことをすごく意識しました。古い感じやなぁ(笑)、みたいに思われる方もいるかもしれないですね。

--- 歌謡曲の影響っていうよりも、田澤さんの根幹、みたいな感じですね。

そうですね。根っこと言っていいと思います。なので割と好きな音楽として根本的にあるのは、いわゆるノスタルジックなものという感じですね。それでも、こういった僕にとってノスタルジックなものも、初めて聴いた人には普通の新曲で、ノスタルジックとは感じないかもしれないじゃないですか。でも今その新曲を聴いてくれた人がまた20年後に聴いたときに、過ぎ去った時代のものだからということ以上に、曲の持つメロディーや響きの感じから特に懐かしく愛しく感じてくれるようなものでありたい、とも思っているところはあります。意識しましたね、そこは。

--- 田澤さんの音楽の幹になっていると同時に、憧れみたいなものもあると感じました。

ありますあります。自分もやってみたい、みたいな。モノづくりとしては、すでに世にあるものをつくるのか、みたいに感じる向きもあるかもしれませんが、まねごとだけのものではなくて、僕にしか出せないことももちろん入れていますので。あとはなんて言うんでしょうね・・・、僕のやっているバンドのようなジャンルを中心に聴いてくれている方にも、僕が元々好きなこういったものも聴いてみてほしいなという気持ちもありますし、おこがましいですけどこういった音楽もイイよ!って紹介したいような気持ちもありますね。自分がそういうものをイイと感じてきたように、感じてもらいたいというか。そうですね今回のアルバムでは、“僕はこういうものもイイと思うんです” っていうものを色濃く出せたかなと思います。

--- さっき挙げて頂いたような、音楽を自分で選んで聴くようになった中学生の頃も歌謡曲は聴かれていたんですか?

聴いてましたよ。その頃はサウンドはロックなのにメロディーがもの悲しいもの、とかが好きでしたね。暗めの響きとか。とにかく哀愁を感じるものが好きだったんでしょうね。

--- 全ての楽曲を作詞・作曲されていますが、Rayflowerなどのバンド用の曲とか、ソロ用の曲とか、曲を書く時点で意識的に書くものを変えている部分はありますか。

Rayflowerに提供している自分の曲も、コードとメロディーだけで言うとソロの作品と変わらないかなと思いますけど・・・。違いがあるとしたら、バンドってプレイヤーが決まっているじゃないですか。なのでそこは意識しますね。書くものを変えようという意識ではないんですけど、イメージがあるから結果的に変わっている、というところはあるんだろうなと思います。

--- 何も決めずに曲を書きあげてから、ソロ向きか、バンド向きか、仕上がり次第で選ぶみたいなことはあるんでしょうか?

あー、今のところは無いですね。書き始める時点でそこは決めていますね。でも、今回ソロアルバムを作ってみて、今後はそれもあんまり意識する必要はないのかもな、と思いました。どういうものを書いても最後はアレンジの話であって・・・という。Rayflower用に書いた「悲劇のメシュード」なんかも、サビはバンドの音って感じですけど、そこまでのAメロ〜Bメロなんかは普通にギターで弾き語れちゃうと思います。

--- 確かにそうですね。

でも僕は、ぼーっとなんとなくで曲を書くと暗い曲ばっかり出来るんですよ。暗いっていうか、マイナー調のものかセブンスのコードがめっちゃ好き、みたいな。今回のアルバムに入っている「Wave Rider」も最初はバラードやったし。ああいうのは頑張って明るく書いている感じなんです。さっきの「悲劇のメシュード」のサビがあのカタチになっているのは、バンドサウンドを意識した結果ですね。プレイヤーがイメージにあるからそういったものになる、と。そういったイメージを持たずに自然に書いていくと全部暗い(笑)。だから、Rayflower用にと思って書かないとRayflowerに出す曲もバラードばっかりになりますね(笑)。

--- アレンジとサウンドプロデュースを、都啓一さん(Rayflower)に依頼されたとのことですが、制作作業に関してはどのように進められたんでしょうか?

これは曲によります。「カナリア」は具体的にイメージがあってそれを伝えてアレンジしてもらいました。ソロのライヴで以前から披露している曲で、最近はピアノアレンジでの披露が多かったですが、元々バンドサウンドでの原型があったんですよ。作った当時から歌謡曲というか、ノスタルジックな印象にしたいってイメージはあったんですけど、なかなか自分の思い描く完成形にはならなくて。それで今回、都さんに完成形のイメージをお伝えしたら、イッパツであのアレンジになったんです。「さすが!」と思いました。他の曲に関しては、ギターでコードを弾いてメロディーを入れたものを都さんに聴いてもらって、「こういう楽器で構成しようと思うけどどう思う?」ってアイデアを頂いたり、その場で意見交換しながら固めていったものもありました。1曲目の「#12」に関しては都さんが瞬間的に完成形が浮かんだみたいで「これ、預からせて」っていうやり取りだけ最初にあって、丸々お任せになりました。そんな感じで、曲によっていろいろなパターンでしたね。

--- 今作ではアレンジの都さんのキーボードやプログラミングの他にも、ギターやパーカッションでもミュージシャンがレコーディングに参加されているとのことで、歌以外でご自身で弾かれたギターや、作られた音源なども収録されていますでしょうか。

今回に関しては、楽器演奏したものは何もないですね。これまでの作品はピアノだけ山本くん(Pf. 山本裕太氏)にお願いして、それ以外は全部自分でやっていたんですけど、今回は自分は歌だけに専念しました。

--- 参加されたミュージシャンの方々にオファーされる前から、この曲は○○さんに弾いてもらいたい、みたいなイメージが元々あったんでしょうか?

最初はまったく無かったです。アレンジが固まって行く中で、という感じですね。それで一番最初にオミー(Gt.城石真臣氏)が浮かんだんです。僕の作品で弾いてもらったのは初めてなんですけど、ライヴイベントとかで一緒になることも多くて彼のギタープレイは知っていたので、イメージがすぐに出来たんです。それから、桝谷さん(Percussion桝谷マリ氏)は都さんに紹介して頂いて、ですね。今の打ち込みの音って精巧というかすごくよくできていて、パーカッションの音も都さんのアレンジしてくれたデモ音源の中に入れてもらっていたんですけど、でもやっぱり生音の素晴らしさってあるんですよね。打ち込みって、気になってくるんですよ、何度も聴いていると・・・不自然な感じというのか、打ち込み感が。。それで、これは生音の方がいいですね、っていう流れでした。空気の音が入るというのか、やっぱり違いましたね。すごく良くなったと思います。

--- あとは、最後にYUKIさんが参加されて、と。

そうなんです。もともとは別の人に弾いてもらってたんですけど、何かイメージに合わなくてしっくりこなかったんです。曲とプレイスタイルが合わないのかなぁ・・・みたいに感じながら色々考えていて。正直YUKIちゃんのギターのイメージが浮かぶけど、Rayflowerのメンバーが集まる感じなのもなぁ・・・って悩んでたところだったんです。そう思ってたら都さんから「YUKIくんのギターこの曲に合うんちゃう?」って、相談してないのに提案をもらって・・・。それで、二人とも意見交換する前からYUKIちゃんのイメージが浮かんでいたこともあって、お願いすることになりました。

--- Rayflowerやその他のユニット活動などをキッカケに田澤さんの事を知って、このソロ作品はどんな作品かなと興味を抱いているリスナーもいると思います。従来からのファンはもちろんの事、新たに興味を持ってくれている方々に 「こんなところを聴いてもらいたい」 、というようなソロならではのポイントなどはありますか?

歌のキャラクターというか、Rayflowerでは出していないニュアンスだったりとか、ソロならではの「歌」になっていると思いますので、そこを聴いて頂きたいですね。シンプルにそんなところです。

--- 自然に書くと曲が全部バラードになる、というお話をお伺いしてきたところですがRayflowerだと「悲劇のメシュード」や「Welcome to The Gracious World」だったり「哀しみのリフレイン」だったり、Rayflowerキッカケで興味を持ってくれたリスナーがそのあたりの田澤さんの書かれた曲をイメージすると、このアルバムに驚かれる方もいるかもしれませんね。

ああ、そうかも。。Rayflowerの曲と共通する田澤らしさみたいなものを感じてもらえる部分もあると思いますけど、そもそもバンドとソロのどちらが “本来の田澤” みたいなことではないので、良い振り幅としてまた違ったものを聴いてもらえると嬉しいですね。
以前は、“ここはこういうふうに聴いてくれ” とか、“こう感じてほしい” みたいにリスナーに対して要望みたいに思うところもあったんですけど、今日の最初の方でお話させてもらったみたいに、さらっと表面的なところで「これ好きな感じ」って思ってもらえるならそれはそれで嬉しいですし、深く堀って聴きたいと思ってくれる人にも楽しんでもらえるところはあるよって思っています。歌詞で説明しすぎず解釈に任せたい、という意識と同じです、聴いてくれる方がそれぞれで感じてくれれば良いのかなと思います。でもそのためにも、まずは聴いてもらいたいです(笑)。

--- そうですね。まずはアルバムダイジェストトレイラーで雰囲気も掴んで頂けますし(笑)。本日はありがとうございました。

ありがとうございました。

編集部後記 :
アーティスト田澤孝介が、ミュージシャンとしての根幹の部分にある音楽、物心がついたときに身体に溶け込んでずっと好きだった音楽を想いながら作ったソロアルバム『想奏ノスタルジア』。筆者も幼少期に聴いた音楽は忘れられない記憶になっており、インタビューをしながら懐かしい記憶が蘇りました。少しでも多くの音楽ファンにそれぞれの色々な事を思い浮かべながら聴いて頂きたい作品です。


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作品情報


田澤孝介
ミニアルバム『想奏ノスタルジア』
5月16日(水)発売

<収録曲>
01. 「#12」
02. カナリア
03. 赤い大きな月の夜
04. 恋の彼方に
05. Wave Rider

『想奏ノスタルジア』と命名されたこのソロ・ミニアルバムでは、"ノスタルジック" をテーマに、田澤孝介自身の作詞・作曲による様々な想いが様々なサウンドアプローチで奏でられており、浮遊感漂う楽曲から、悲しい恋の物語、以前よりライヴで披露されてきた人気楽曲などが収録される。

また、ソロ作品創作の新たなアプローチとして今作では都啓一(Rayflower)を共同プロデュースに迎えたほか、ギターやパーカッションにもゲストプレイヤーを迎え、新鋭レコーディングエンジニアを起用して細部にまでこだわって完成させた充実の仕上がりとなっている。

Rayflower のバンドサウンドとは異なった作風で、表現者としての田澤孝介の魅力がまた全面に盛り込まれた注目の作品だ。

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まとめ買い価格(税込) : ¥1,671

発売日: 2018年05月16日



Rayflower ライブDVD 6月27日発売

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HMV&BOOKS online-邦楽・K-POP|2018年06月12日 (火) 20:00



インストアイベント決定


5/15(火) 19:30〜 HMV&BOOKS SHIBUYA
5/18(金) 20:30〜 HMV大宮アルシェ
5/27(日) 13:00〜 HMV栄
5/27(日) 19:00〜 HMV&BOOKS SHINSAIBASHI

田澤孝介(たざわ たかゆき) プロフィール

大阪府出身。パワフルでストレートなハイトーンボイスから、ミドルテンポで聴かせる楽曲、情感豊かなバラードまで、歌の表現力を磨き続けているボーカリスト。
Waive、ストロボを経て、ソロ活動を中心に、Rayflower(Key:都 啓一 / Drums:Sakura / Bass:IKUO / Guitar:YUKI / Vocal:田澤孝介)としても活動中。
作詞、作曲を自ら手掛けるほか、ステージ上ではボーカリストに徹する一方で、ギター、ベース、ドラム、プログラミングまでこなすマルチプレイヤー。
ライヴやラジオのMCも持ち味のひとつとして人気を博している。

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