【インタビュー】THE DEAD DAISIES

2018年03月27日 (火) 19:00

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 2017年7月に初の単独での来日公演を大成功させたTHE DEAD DAISIESが待望の4thアルバム『BURN IT DOWN』を発表した。元MOTLEY CRUEのジョン・コラビ(vo)、元WHITESNAKEのダグ・アルドリッチ(g)とマルコ・メンドーサ(b)、創設者であるデイヴィッド・ローウィー(g)というメンバーが名を連ねるこのバンドだが、今回新たに元JOURNEYのディーン・カストロノヴォ(ds)が加入。新体制で制作されたこの作品は、メロディアスでかつ躍動感溢れる70年代テイストのハード・ロック・ナンバーを収録しており、バンドの実力をいかんなく発揮した内容になっている。この会心の作品についてジョン・コラビとダグ・アルドリッチに語ってもらった。

――ダグが加入して制作した前作の『MAKE SOME NOISE』(2016年)のリリース以降の活動はかなり充実していたと思いますが、いかがですか?

ジョン・コラビ(以下J):ライヴ・アルバムの『LIVE AND LOUDER』(2017年)も作ったからね。俺は音楽をプレイするのが大好きだし、音楽を書くのが大好きなんだ。それにTHE DEAD DAISIESは、全員が非常に優れたプレイヤー揃いでもある。俺達がツアーに出たら、大抵、長い時間、続けて行くことになるんだけど、『MAKE SOME NOISE』のツアーは凄く楽しかったし、『LIVE AND LOUDER』のツアーも最高だった。新たなツアーに出る度に、バンドはさらに良くなっていると思う。だから、今回はどうなるかが凄く楽しみだよ。

ダグ・アルドリッチ(以下D):この1年半はとても楽しかったよ。メンバーはみんな長い付き合いの友人達だし、俺は連中と一緒にプレイするのを凄く楽しんでいる。有り難いことに日本にも行けたしね。

――ディーン・カストロノヴォはどういう経緯で加入したのですか?

D:ブライアン・ティッシーが2018年は別の仕事に専念しなければいけなくなって、レコーディングに参加できないことが分かった時、推薦したいドラマーがいたら教えて欲しいという話になったんだ。それで、俺はディーンを挙げたよ。去年、REVOLUTION SAINTSでアルバムを一緒に作ったところだったしね。彼はプレイも最高に上手いし、歌も最高に上手い。マネージメントも彼に興味を持ったので、直接会ったら、彼は凄く乗り気で、俺達が彼にデモを少し聴いてもらったところ、彼はすぐにエア・ドラミングを始めていたよ。彼はエネルギーに満ちているし、このバンドに完璧に合うことが判ったんだ。

――新作の制作に向けて、まずニューヨークでメンバーとプロデューサーのマーティ・フレデリクセンとで曲作りを行なったそうですね?

J:ああ、俺達はマーティと何回か一緒に集まったよ。そして全員でマーティと一緒に出したアイディアを持って集まって、バンドとして仕上げていったんだ。


D:THE DEAD DAISIESは何でも一緒にやるから、俺はただバンドにとって興味深いんじゃないかと思うリフやコードなどを考えておくだけなんだ。そこに全員がそれぞれのタッチを加えたんだけど、マーティは歌詞やメロディを書くのも手伝ってくれた。今作では、彼は遙かに深く曲作りに関わっているよ。新作はサウンドも何もかも、『MAKE SOME NOISE』とはちょっと違っているけど、マーティの功績が凄く大きいと俺は言っておきたいんだ。マーティが最初から関わったのが大きな理由だよ。

――そもそもどういった方向性の作品にしようと考えていましたか?

D:もう少しへヴィで、もう少し70年代のヴァイブがあるものをやりたいというのがあった。音楽の面でね。それで、マーティはどんなものがあるんだ、聴かせてくれ、と言っては、あの部分はこういう風に変えたらどうだ、こういうタイプのドラム・ビートにしてみたらどうだと、沢山のアイディアを出してくれたよ。

――ニューヨークでの曲作りの後、すぐにナッシュヴィルでレコーディングしたのですか?

J:そうだ。すぐにナッシュヴィルに飛んで、スタジオの準備を整えてから、1日後ぐらいには始めていたよ。

D:1曲ずつリハーサルをして、1曲ずつレコーディングをしてみて、改めて聴いてみるんだけど、その時にこういう風にやってみたらどうだと、提案したりする。誰でもそういうことが言えるんだ。

――歌詞はレコーディング前に書いているのですか?

J:いや、レコーディング中でも、曲はどんどん成長していくんだよ。時にはヴァースの長さが、歌い始める頃には思っていたものより2倍になっていることもある。だから、いつも歌い始める直前まで待って、それから書き始めるよ。マーティと一緒のことが多かったけど、何が必要かを考えて、そして歌詞を書いていって、すぐにブースに入って歌い始めるんだ。そして、そこからさらに歌いながら変わっていくこともある。微調整が必要なこともあるし、色々と大きく変えることもあるんだ。

――アルバム・タイトルの『BURN IT DOWN』は、「Burn It Down」という曲が出来てから決まったのですか?

J:そうだ。曲が最初にあって、アルバム・タイトルを探していた時に、全員が、「Burn It Down」は凄く良いタイトルだ、アルバムも『BURN IT DOWN』と呼ぶことにしよう、と言ったんだ。

――歌詞について、いくつかピックアップして解説をお願いできますか?

J:OK。「Resurrected」は、俺の人生を思わせるような内容になっている。俺はTHE SCREAMを結成して、MOTLEY CRUEに入り、MOTLEY CRUEを脱退した時には誰もがジョン・コラビは終わりだと思ったはずだ。「Resurrected」は、俺は何度でも復活するという内容の曲なんだ。KOされても何度も立ち上がるんだ。ある意味、自己を投影したものになっているよ。それから、「What Goes Around」は、人には敬意を払い、良い人間であれ、という曲だよ。人に対する態度が良くなければ、相手にしたのと同じことをされるだろう。因果応報ということだよ。それと、「Dead And Gone」は、自分らしく生きろ、自分が生きたいように生きろという曲だよ。他の奴らに生き方を指図させるな。そして、誰に対しても嫌な奴にはならず、とにかく楽しく生きろ、人生を楽しめという曲だ。

――どの曲でもジョンのヴォーカルを活かしたギターとベースのコンビネーションが光っていますが、お互いの良さを引き出すようなプレイが自然と出来るような感じですか?

D:自然なんだと思う。マルコが驚くほど凄いベース・プレイヤーだということは知っての通りだけど、ギター・パートがシンプルな時は、ベースの輝きがちょっと増しているし、俺が作った曲の中にはギターがちょっと複雑なのもあるんだけど、そういう曲はベースがシンプルだ。どちらかが土台を押さえておかないといけないからね。『MAKE SOME NOISE』からの曲をライヴでプレイした時、シンプルな曲の方が好まれていることが判ったから、シンプルなパートをもっと大事にするようにしたんだ。それでマルコが動き回れるスペースが出来たんだよ。でも、話し合った結果じゃないんだ。

――4月からのツアーはどういったものになりそうですか?

J:ラウドで、汗まみれで、アグレッシヴで、とにかく最高のものになるよ。

――6月の日本でのライヴも楽しみにしています。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

D:ずっとサポートしてくれて本当にありがとう。ファンに会うのを楽しみにしているよ。待ちきれない。日本に行くのが本当に大好きだし、最高だ。

取材・文 Jun Kawai


【THE DEAD DAISIES 来日公演】
■大阪 2018年6月25日(月)梅田CLUB QUATTRO
■東京 2018年6月26日(火)恵比寿LIQUIDROOM
■愛知 2018年6月28日(木)名古屋CLUB QUATTRO

THE DEAD DAISIES Web Links

日本盤(先行発売)

Burn It Down

CD

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The Dead Daisies

価格(税込) : ¥2,750

会員価格(税込) : ¥2,530

まとめ買い価格(税込) : ¥2,337

発売日: 2018年03月21日

輸入盤

Burn It Down

CD輸入盤

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The Dead Daisies

価格(税込) : ¥3,729

会員価格(税込) : ¥1,119

発売日: 2018年04月06日

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