【全曲解説】PAX JAPONICA GROOVE『PIANORIUM』

2018年03月27日 (火) 12:00

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夏をテーマにした前作『Naked Blue』から一転、オリジナルとして9枚目となる今作は、持ち味である研ぎ澄まされた流麗なピアノ旋律を軸に、独自のメロディセンスから生まれる世界観が美しいダンスミュージックが集結。

「Avalanch」や「Liberation」といったPAX節全開のピアノハウスから、日本の四季や風景をドラマチックに想起させるような「Life and beyond」や「Haru kaze」まで全12曲を収録。
また国内名門レーベル Origami PRODUCTIONS所属の Hiro-a-Key や、多数の人気映画やTV/CM、アーティストのヒット作品への参加などで活躍の ellie、また前作に引き続き Kery prather といった多彩なシンガー陣によるボーカルトラックも必聴。

そんな最新作『PIANORIUM』をリリースする PAX JAPONICA GROOVE が、今回も全曲解説してくれた。


01. Avalanche

アバランチは直訳では「雪崩」という意味なのですが、昨年ニュージーランドに行った際に訪れた世界一の星空と言われるテカポ湖や、広大なフィヨルドで有名なダウトフルサウンドなど、春を間近に控えた冬の絶景のウィルダネスをイメージしました。
キラキラとしたピアノの旋律がいくつも連なって重なり合っていく、アルバムのスタート曲としてはもはや定番となる疾走感ある元気いっぱいの楽曲になります。

02. Liberation

1曲目からの流れでこちらもピアノハウス。懐古主義であったり保守的な考えがありつつも、ジャンルに縛れない新しい音への挑戦の葛藤が常に、そして活動12年目にして益々出てきています。この楽曲は逆にいかにも自分のこれまでの手癖やカラーを全面に押し出した気がしており、アンチテーゼとして「解放」というタイトルにしてみました。

03. Flawless

ダメ押しで更にピアノハウス。サイケ的な要素も散りばめつつハウスのフォーマットにコンパイルしました。初めはピアノの音を入れようか入れまいかと悩んでいましたが、アルバムタイトルが決定したことで、結局入れることになりました(笑)

04. Ever After feat.chi4

いつもアルバムに参加してもらってるchi4ちゃんをゲストボーカルに迎えた楽曲です。
これは身内の結婚式の為に作ったものになります。
歌詞も曲ととってもハッピーでスイート。春にピッタリな気がしています。

05. When I see the light feat.ellie

TV映画CM、そして数多くのアーティストさんのヒット曲でのフィーチャリングなどで大活躍のellieさんによるボーカルです。ellieさんといえばのキラキラ系シルキーボイスが素敵なハートウォーミングな楽曲です。ただ歌詞は4曲目とは真逆の内容になっています(笑)

06. Stay Gold feat.Hiro-a-key

個人的にも大ファンのorigami PRODUCTIONS所属のHiro-a-keyさんにご参加頂きましたリード曲です。これこそ歌ってもらうべき!と思ってオファーさせて頂きました。本当に良い曲が出来たと思っていますので、多くの方に聴いて頂きたい1曲です。ちなみにご本人のライブパフォーマンスはかなりエレクトロでジャズで色々とすごいですので是非チェックしてみてください!

07. By Your Side feat.Kery Prather

唯一アコースティックな匂いのするこの曲に、きっとハマるであろうということで、前作「Naked Blue」に参加頂きましたKeri ちゃんに今回もお願いさせて頂きました。
スモーキーな歌声やら個人的にも本当に大好きなシンガーさんです。今年から日本で活動していくようですので是非応援してあげてください!ギターはいつもお馴染の長尾裕太郎。

08. Will be feat.Motoki(CROSS LORD)

関西を中心に活動されている次世代ロックバンド「CROSS LORD(クロスロード)」のギターボーカルのMotokiさんにご参加頂きました。
普段ボーカリストなどミュージシャンは、SNSやyoutubeなどでひたすら探すのですが、今回まさにたまたまアップされていたカバー動画と出会い、歌い出し2秒でオファーに至りました(笑)
非常にお洒落な歌声で一発で聞き惚れました。とてもかっこい曲になりましたので是非聞いてみてください。

09. Beautium

こちらも「PIANORIUM」同様に造語です。6/8拍子から始まり途中から4拍子に変わる展開となっています。BPM(テンポ)も少し早めです。BPMというのは実はかなりの縛りで、これを大きく変えると、曲の幅がどんどん広がっていきます。当たり前のようで、ダンスミュージックという枠組み(例えばBPM128)になるとそれだけでかなり縛られた状態であり、またそれでこれまでやってきましたので、これからもっと色んな面を見せていきたいなと思っております。

10. Haru Kaze

自分らしくもありつつ、今までやってこなかったピアノフレーズのような気がしている楽曲です。作ってる自分にしかわからないかもしれませんが(笑)
実はピアノというものを習ったことがなく、完全に独学(というほど学んできたわけでもなく。。苦笑)なので、自分にはない感覚というものが沢山あるわけです。いずれにせよ、アルバムジャケットのイメージを一番突いてるのはこの楽曲でしょうか。春の匂いを感じて頂けると嬉しいです。

11. Life and Beyond

「風の旅人」という好きな雑誌があるのですが、そのある刊のサブタイトルにもあった言葉です。
自分の人生とその先、という意味で、そんなことを考える機会が増えてきたのもあり、内省的な楽曲になっています。前作でいうと「Beauty for good」であったり、前々作でいうと「World Boundary」であったり、こういう曲がもっと受け入れられるといいなと切に望んでいる次第なのですが、どうなのでしょうか(笑)

12. Playing The Butterfly

尺八に HANABI の中村仁樹さん、三味線にロックバンド ROA の moroboshimannさんを迎え、PAX ではお馴染みの西川邦博によるドラムと原田賢扶によるベースといった生サウンドと邦楽を融合させたダンスミュージックになります。アグレッシヴながら癒しのメロディを意識してみました。

今回 楽曲解説した作品はこちら
PIANORIUM

CD

PIANORIUM

PAX JAPONICA GROOVE

価格(税込) : ¥2,852

会員価格(税込) : ¥2,625

まとめ買い価格(税込) : ¥2,339

発売日: 2018年03月28日


PAX JAPONICA GROOVE

「和」とダンスミュージックの融合をテーマに、2006年より黒坂修平のソロプロジェクトとして活動スタート。

2017年6月にはキャリア初の夏をテーマにしたアルバム『Naked Blue』をリリースしiTunesダンスチャート1位にランクイン。同年7月には幕張メッセで行われたモンスターストライクのライブエンターテインメントショー『XFLAG PARK2017』のオープニングパフォーマンス(演出/佐々木敦規氏、パフォーマンス/サムライロックオーケストラ、映像/ライゾマティクス)の楽曲を制作。
また7月より渋谷ヒカリエにて開催された『バイトル presents チームラボジャングルと学ぶ!未来の遊園地』における音楽を DAISHI DANCE と共に担当する。
9月には Redbullアスリート Jason Paul の最新映像の吉田兄弟によるテーマ曲に参加 。
12月からチームラボにより常設されているザ・ショップス アット マリーナベイ・サンズ,シンガポールにおける Strokes of Life - Birthday / Anniversary / Marriage Proposal の音楽を作曲。
2018年1月には代官山UNITにて「音とインタラクティブエキシビジョンの融合」をテーマにテクノロジーを駆使したワンマンライブを実施。
3月28日にオリジナルとしては通算9作目となるフルアルバム『PIANORIUM』をリリース予定。

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