Okada Takuro 最近のお気に入り音源10選

2017年10月04日 (水) 11:54

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2015年に森は生きているを突如解散。以降、音楽好きなら誰しもが、その動向を気にしていた同バンドのリーダー 岡田拓郎がソロ名義 Okada Takuro として遂にデビュー・アルバム『ノスタルジア』をリリースする。

作品には、森は生きているで演奏を共にした増村和彦、谷口雄、大久保淳也、そして吉田ヨウヘイgroup から西田修大、ROTH BART BARON 三船雅也、水谷貴次(peno他)、優河、石若駿といった、コアなリスナーを唸らせる面々が参加。

しかも、マスタリングはボブ・ディランからボン・イヴェールなど数々の名作を手掛けたグラミー賞ノミネート経験もあるエンジニア、グレッグ・カルビが手掛けているというから驚きだ。

プロデュースやミックスは Okada Takuro 本人がこだわりを見せている。

その出来栄えは、7月に突如発表した新曲「硝子瓶のアイロニー」、ボーカルに三船雅也(ROTH BART BARON)が参加した「アモルフェ (Feat. 三船雅也)」という既に公開済の2曲を聴いただけでも明らかだろう。

文句なしの名盤『ノスタルジア』を完成させた Okada Takuro が最近聴いている楽曲とは?10曲を YouTube のリンク付で紹介してもらった。

Okada Takuro 最近のお気に入り音源10選


01. Terry Callier「The New Folk Sound Of Terry Callier」


フォーク・シンガーとしてかなり特異な存在に思います。初めて見たジョン・コルトレーンの演奏に圧倒され、あのレベルの表現が出来ないなら自分は音楽を続ける意味はないと、一時は音楽から遠ざかった時期もあったそうですが、そこから彼のスタイルが生まれたと思うとグッときます。

02. Marcos Valle「Previsao Do Tempo」


甘すぎない、跳ねすぎない、チルすぎない、スピリすぎない。どこをとっても絶妙な塩梅の作品に思います。前後の作品をみると、どこまで自覚的にこういった作品を生み出したのか分かりませんが、、、アジムスのアンサンブルもオルタナティヴで素晴らしい。お気に入りの1枚です。

03. V.A.「Nigeria Special: Modern Highlife, Afro Sounds & Nigerian Blues. 1970-6」


Gグリズリーベアの新作が出た時に、"このビート感なんだっけ" と思い、探しているうちはたと思い出して最近良く聴いています。ナイジェリアというと、トニー・アレンの強烈なアフロ・ファンクのビートが浮かびますが(ブルーノートから出た新譜最高)、ファンクっぽくない視点でナイジェリア音楽を紹介する本作は、より多彩なビートの捉え方を聴かせてくれます。

04. Fennesz「Black Sea」


高校生の頃に初めて聴いて、これまでの自分が聴いてきた音楽やギターという楽器に対する概念を根本から覆される強烈な体験だったのを良く覚えています。これ以上新しい音楽は生まれる訳がないと、当時とても刺激されたと同時に絶望的な気持ちにもなりました。16年に Bon Iver が出したアルバムを初めて聴いてこのアルバムの体験を思い出したと同時に、エレクトロニカ的な手法をポップ・ミュージックの中に新たな感覚で落とし込み、全く新しい音楽を書き換えたのは痛快でした。という訳で、最近またこの辺りの音楽を引っ張りだしてきて聴いています。

05. Joy Division「Closer」


先日、ジョイ・ディヴィジョンのドキュメンタリーを観たのですが、バーナードが「いつも美しいものを求めていた。工業地帯で育って木を初めて目にしたのは9歳の頃だったよ。」と回想していたのがとても印象的でした。こちらも高校生の頃によく聴いていたものですが、大人になって聴き返すとまた当時とは違う聴き方が出来て繰り返し聴いています。

06. Tim Buckley「Happy Sad」


絶対好きだろうなと思いつつも、なんだかんだ今の今まで手を付けてなかったティム・バックリー。フォーク+ジャズのコンテンポラリーな響き、浮遊感、ヴィブラフォンなどなど…個人的にツボなポイントが盛りだくさん。

07. 埋火「ジオラマ」


なんといってもリード曲の「溺れる魚」があまりに美しい。日本人にしか出来ない湿度や情感、感覚を持った表現を、絶妙な塩梅でアウトプットされていて大好きな曲です。こんな曲を書いてこんな風に歌えたらと思ってしまうのもおこがましいくらいに美しい…

08. Vampire Weekend「Modern Vampires of the City」


リリースされた当時は、全然好きじゃなかったのですが、何年か経ってフラットな感覚で聴くと…という所で、最近のお気に入り。

09. Albert Giménez「Un Somni Petit」


カタルーニャ実験フォークの名作。リイシューはされておらず、全編を聴くには大枚をはたいてオリジナルのLPを買うしかなく、泣きながら買ったのですが、どうやら apple music などでも聴けた模様。サティに捧げられた「La Chistera D'Erik Satie」が素晴らしい。水のぶくぶくが入ってる曲好きです。

10. Karen Dalton「It's So Hard to Tell Who's Going to Love You the Best」


オールタイムベスト!

Okada Takuro 作品情報


Okada Takuro(岡田拓郎)
デビュー・アルバム『ノスタルジア』
2017年10月04日発売

<収録曲>
1. アルコポン
2. ナンバー
3. アモルフェ (Feat. 三船雅也)
4. ノスタルジア
5. 硝子瓶のアイロニー
6. イクタス
7. 手のひらの景色
8. ブレイド
9. グリーン・リヴァー・ブルーズ
10. 遠い街角 (Feat. 優河)

<Album Credit>
All songs written by 岡田拓郎
Except
M7 Lyrics - 増村和彦, 岡田拓郎
M9 Music - 谷口雄, 岡田拓郎
M10 Music - 優河, 岡田拓郎 Lyrics - 増村和彦
Produced By 岡田拓郎
Mastered By Greg Calbi
Recording Engineer 葛西敏彦, 吉田ヨウヘイ, 岡田拓郎
Mixing Engineer 岡田拓郎
Recorded At Tonofon Studio, guzuri recording house , OKD Sound Studio

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ノスタルジア

CD

ノスタルジア

Okada Takuro

価格(税込) : ¥2,600

会員価格(税込) : ¥2,392

まとめ買い価格(税込) : ¥2,210

発売日: 2017年10月04日

限定盤完売



Okada Takuro(岡田拓郎)プロフィール

東京を拠点にギター、ペダルスティール、マンドリン、エレクトロニクスなどを扱うマルチ楽器奏者/作曲家。
2012年にバンド「森は生きている」を結成。P-VINE RECORDS より『森は生きている』、自身がミキシングを手がけた『グッド・ナイト』をリリース。両アルバムとも、ジャケット写真も手がける。2015年に解散。個人活動としては、Daniel Kwon、James Blackshaw などのレコーディング、ライブに参加。2015年には菊地健雄監督作品、映画『ディアーディアー』の音楽を担当している。
近年は映画『PARKS パークス』への楽曲提供や South Penguin の作品プロデュース、okada takuro+duenn としてコラボ盤リリースを行う一方、『Jazz The New Chapter』や『Folk Roots, New Routes フォークのルーツへ、新しいルートで』などにて執筆も行う。
2017年10月、ソロ名義 Okada Takuro としてデビュー・アルバム『ノスタルジア』を Hostess Entertainment からリリース。

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