【全曲解説】G-FREAK FACTORY『FREAKY』

2017年03月24日 (金) 12:00

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[GENRE : REGGAE ROCK, PUNK ROCK]
活動20年のオールドルーキーの“今”を封じ込めた3年半ぶりニュー・アルバム
冒頭を飾るリード曲「ONE DAY」は、今作を象徴する素晴らしさ。優しく囁くような歌声、スケール感を重んじた伸びやかなサウンドは、G-FREAK FACTORYの新境地が刻まれている。また、ラッパー NAIKA MCと共作した「KTKZ TO TAIYO」はヘヴィなミクスチャーで大暴れしているし、軽やかなレゲエ・ロックを鳴り響かせる「HALF-DONE」、ピアニカを導入した郷愁のメロに胸を打たれる「オレンジの街」など、1曲1曲の曲調のキャラも際立っている。
荒金 良介【ライター推薦】

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発売日: 2017年03月08日


全曲解説テキスト by Hiroaki Moteki(Vo)

1. ONE DAY

「ダディ・ダーリン」のアンサー・ソングを書きたくて着手しました。未来のことを書いたことは初めてかもしれません。社会を作るのは常に大人で、社会への夢を想像するのは常に子供だと思います。未来に希望を持つことが難しくなってる世の中で、子供だけには夢を抱いていてほしいと思うのです。SOMEではなくONEにと。


2. KTKZ TO TAIYO

目の前の眠っている何かを起こすのは北風なのか? 太陽なのか? をNAIKA MCとともに作成しました。これはコラボやfeatではなく、紛れのない合作なのです。マイクを握らない日でも一緒に遊ぶ地元の友、生い立ちや環境が類似した兄弟であるNAIKA MCのフリースタイル・バトルをDVDで何度も観て録音に挑みました。

3. Too oLD To KNoW

もはやライヴでは代表曲に至るまでに育ちました。このフル・アルバムのスタートはこの曲からだったなと回想することもあります。いろいろが浮き彫りになって疑いから始まる現代はとても寂しいと感じてます。信じることとは本来は健康で傷つくことを伴うけど、疑うことも同じ体力を使います。まずは信じていたいです。

4. ダディ・ダーリン

前回も記させていただきましたが、時代背景と祖父への人生半ばで、自分はまだここに居ることへの嘆きを唄いました。想像をはるかに超えるスピードで世の中が進化して、変化して。対応しきれてない人間が作った時間がこんな時代の背景のような気がします。大きな過去と想像できない未来との間で今日もこうして葛藤してます。


5. HALF-DONE

答えが見つけられないからすべてはまだ坂の途中であって、今の俺のことを、G-FREAKのことを歌にしようと書き始めた曲です。敵がいなければ人間は立っていられないけど、敵はもっと先の大きなものだと思うのです。そこに音楽から離れたアイツや、別の夢に向かってるアイツに対する思いを加えて完成しました。曲名は半熟という意味です。

6. SOMATO

ギター・リフから始まる曲です。たくさん録りためてあったリフ集のデモから、このイントロにビビッときて着手しました。Gの曲はスピードがある曲は少ないですが、それゆえにスピード感がとても大切だと思ってます。この曲は特にそこを意識しました。走馬灯のように走り去る毎日にどれだけ着色できるかですね。

7. イロハニホエロ

海が主役の夏から山が主役の秋。シーズンにかけて群馬の山々がラスタカラーに染まっていく瞬間が好きです。こちらもまた地元で意地を張りながら山を感じてるR da Mastaにスクラッチを入れてもらいました。人間も木の葉のようにそれぞれが特徴を持っていて、それを大切にしてほしいというカラフルなマウンテン・サウンドです。

8. APPLAUSE FOR THE LOCAL HERO

ローカル出身・ローカル在住の身としてどうしても言っておきたいことがあります。それはローカルで活動することは昔ほど難しくはなく、昔ほど簡単ではないということです。昔とは違った今のリアルに挑んでほしいです。特に何かのせいにして歩みを止めた多くの同世代にもう一度立ってもらいたいと願いを込めた1曲です。

9. Remain

今作で一番悩み抜いたであろう冒頭のリリックが好きです。すべて自分でやったコーラス・ワークも含めて、頭の中で鳴り始めたメロにとことん近づけることができました。根底にあるレゲエ・ミュージックの中でもずっとやりたかったこの感じのアプローチはこのアルバムの中でもかなり大きな仕事をしていると思います。

10. 奮い立て 合い燃えろ

シングル『Too oLD To KNoW』のカップリング曲です。徐々に熱量を増していくことを意識しました。上部が少し傾いただけでも振り子の末端は大きな軌道を描いて左右に振れるのです。末端が最右に達したときには上部は左に。そんなことを繰り返していくと、中心が見えずに振り回されているだけで時間を経過して終わってしまうという歌です。

11. らしくあれと

地元を離れた仲間。出先で大きな失敗をしたら帰ってくればいいと思います。帰る場所が保険としてあるんだから大丈夫だから籠ったりしないでほしいと切に思います。そしてまた帰ってきたら一緒に地元をやろうよなどと言いながら待ってます。それと同時に俺は帰る場所で生きてます。ここより後ろはないのです。らしくあれと。

12. オレンジの街

思い出すには難しいほど時間が経ちましたが、すべてのコントラストがはっきりとした昭和の持つ安心感を歌にしました。幼かったせいか、怖いものがなかった刹那。怖いものが変わった瞬間。意識や常識までもがこれからも変化していくでしょう。オレンジの街には、遠い昔のオレンジ色の街灯が愛おしい灯りだったよ。という思いを込めました。

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