ストーンズ中南米ツアードキュメンタリー 一夜限りの劇場上映

2016年10月28日 (金) 17:00

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©2016 Promotone BV


2013年結成50周年を迎えたザ・ローリング・ストーンズ(以下ストーンズで省略)。 今年3月25日、 ストーンズにとって初のキューバ公演は、 2016年の中南米ツアーの最終公演の地・首都ハバナにある屋外スポーツ複合施設にて120万人の観衆を前に行われた。

そのキューバ公演を収録したライヴ映画『ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016』が、 9月23日(金)に全世界で1000館以上の劇場にて一夜限りのプレミア上映がなされ、 ストーンズがキューバの歴史を変えた瞬間を捉えた映画として世界各国で称賛された。

それと同時に今年9月のトロント国際映画祭でプレミア上映され、 大きな話題となったストーンズのドキュメンタリー・フィルム、『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』が一夜限りのジャパン・プレミア上映決定。11月30日(水)から、全国16都道府県19劇場にて公開。 その日、 東京・神奈川・愛知・大阪の劇場では、 2回上映される。 (他国での上映は未定)

ライヴ映画『ハバナ・ムーン』の撮影と並行して、 ポール・ダグデイル監督はストーンズの中南米のツアーの模様をドキュメンタリーとしてまとめていた。 この映画はストーンズのチームが、 チリ、 アルゼンチン、 ブラジル、 ペルー、 ウルグアイ、 メキシコ、 コロンビア、 キューバでのツアーを追いかけており、 この南米ツアーのクライマックスであるハバナでのフリー・コンサートを仕上げていく舞台裏も部分的にフィーチャーしている。 まさしく、 ライヴ映画『ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016』へ行きつく全貌が明らかになる姉妹作であり、 音楽ファン待望のドキュメンタリー・フィルムだ。

©2016 Promotone BV


 本作は、 当然ながら単なるオマケの中南米ツアー・ドキュメントというような軽い作品ではない。 ストーンズがラテン・アメリカを回る際の熱狂ぶりのスゴさについては、 以前の映像作『ザ・ビッゲスト・バン』(2007年)でも結構見ることができた。 しかし、 今回のドキュメント作品はそこでのミニ・ドキュメントとは全くレヴェルの違う深みと完成度を持った、 まさしく「作品」として仕上げられていて、 正直驚いた。
 しばしば「ラテン系だから」と一言で片づけられてしまいそうな話の背景にある、 かつて軍政の下にあり、 キューバのように社会主義体制下(同じ社会主義体制で、 米国と断交していた時代が長かったとはいえキューバを北朝鮮のような閉鎖的な国と考えるわけにはいかないが…)での、 若者文化の抑圧とそれへの抵抗と「自由」を求める闘争、 その象徴的な「武器」としての音楽(ロックンロールに限らず、 伝統音楽が持っていた同様の意味性を見出しているのが興味深い)という構図を明らかにし、 そこにストーンズのロックンロールがどういう関わり持ってきたかを次々と浮き彫りにしていく。 その中で、 現地のグループが現地のスタイルでストーンズの名曲を演奏するシーンが挟まれたりもするのだが、 それがただの突飛な試みではなく、 曲選びにも意味を持たせてあるのが伝わってくるなど、 音楽的にも奥深い試みとなっている。
 また、 ツアーの進行と並行して進められていたハバナでのフリー・コンサートの準備の様子も合間、 合間で見せてくれており、 それが映画全体にいいテンポ感を与えており、 クライマックスのハバナでのコンサートへ向けて緊張感がだんだんと高まっていく物語性がうまく演出されてもいる。 「オレ!」はもともとスペイン語で闘牛士やフラメンコ・ダンサーに喝采を送る際に使われる掛け声。 サッカーの現場でもよく聴かれる言葉として今は有名だろう。 その言葉の意味を噛みしめながらこの作品を観ていくと、 そうした厳しい状況を乗り越えて「自由」への戦いに勝利してきたラテン・アメリカのかつての若者たちや、 その精神を受け継ぐ現在の自分たちのファンたちに対し、 ストーンズが自分たちのプレイで喝采を送りながら旅を続けていったように見えてくるのだ。  注目シーンも盛りだくさん、 中でもドレッシング・ルームでミックとキース二人だけで喋っているシーン。 これぞまさに現在のグループがうまく行っている証! しかも、 その直後、 ファンは今ここで簡単に書いてしまうのも勿体ないほどの驚きの光景を目撃することになる!
文=寺田正典


「キューバ公演は純粋に素晴らしかったよ。 途轍もない時間だった。 見渡す限り広大な人の波なんだ。 観衆からの熱狂の嵐を感じてもらえるはずだよ。 僕にとっては突出した出来事だったんだ」ミック・ジャガー

「太陽があって、 月があり、 星があって、 ザ・ローリング・ストーンズがいたんだ。 キューバがついに思い切り楽しむ機会を見るのは特別なもんだったよ。 ハヴァナの夜は忘れることはないだろうね」 キース・リチャーズ

トレーラー映像

イベント概要


ドキュメンタリー・フィルム『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』 一夜限りのジャパン・プレミア上映

上映日時|11月30日(水)
1.|19:00上映開始  2.|21:20上映開始(一部劇場のみ)
上映時間|105分
チケット発売の詳細等に関しては、 ワードレコーズ まで
映画公式ホームページ|wardrecords.com
配給|ライブ・ビューイング・ジャパン 
配給協力|ソニー・ミュージックダイレクト
©2016 Promotone BV

<上映劇場>
1. ユナイテッド・シネマ札幌
2. TOHOシネマズ 仙台
3. TOHOシネマズ 日本橋★
4. TOHOシネマズ 新宿★
5. 109シネマズ二子玉川★
6. 横浜ブルク13★
7. TOHOシネマズ ららぽーと船橋
8. ユナイテッド・シネマ浦和
9. ユナイテッド・シネマ前橋
10. T・ジョイ新潟万代
11. 静岡東宝会館
12. ミッドランドスクエアシネマ★
13. T・ジョイ京都
14. 梅田ブルク7★
15. TOHOシネマズ なんば★
16. OSシネマズ神戸ハーバーランド
17. イオンシネマ岡山
18. 広島バルト11
19. ユナイテッド・シネマキャナルシティ13
北海道/宮城/新潟/群馬/埼玉/東京/千葉/神奈川/静岡/愛知/京都/大阪/兵庫/岡山/広島/福岡にて上映
※★マークは、 19:00上映開始/21:20上映開始の回の2回上映する劇場になります。

■チケット
【プレオーダー(抽選)】
2016年10月28日(金)15:00〜11月6日(日)23:59
◎ワードレコーズ:wardrecords.com
◎イープラス: http://eplus.jp/stones-oleoleole/
(PC、 モバイル共通)

【一般発売(先着)】 2016年11月15日(火)17:00〜11月29日(火)12:00


キューバ公演のライブ映像詳細はこちら

ザ・ローリング・ストーンズ 歴史的なキューバ公演が映像音源化

『ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016』が日本先行でDVD/Blu-ray/2枚組ライヴCDなどマルチフォーマットで発売決定。

HMV&BOOKS online-洋楽|2016年09月28日 (水) 11:55

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