シェーンベルク 新作は壮大なストーリーアルバム

2016年10月21日 (金) 19:30

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HMV&BOOKS online - ロック

L to R: M. Hoshino(G)、S. Ogawa(Ds)、ナル(Vo)、K.Yamazakii(B)

女性Vo:ナルを擁するシンフォニック・メタル・バンド Schonberg / シェーンベルクが、オリジナル・ストーリーを基に展開する、ドラマティックな2ndアルバム『Another Veiled Story 〜運命の系譜〜』をリリースする。

<アルバムのストーリー>
生きる意味を失い、絶望の淵に立たされ、灰色の空の下教会を1人歩いていたロザリーは、突如全身に電気が走るような感覚に見舞われる。そこには朽ち果てた1つの墓標が立っていた。少しずつ意識が遠のいていく中、今まで見たこともない映像が頭の中に浮かび始める…それは遥か昔にオペラ座の大舞台で活躍したキャスリーンという女性の人生。ロザリーの前世である彼女の墓標だったのだ。

時は19世紀…キャスリーンは誰もが羨むほどの名声を浴びるオペラ歌手であり、その美声で人々に夢と希望を与えていた。全てを歌に、観衆に身を捧げ、喜びを感じながら様々な人生ドラマを演じる。しかしその裏では、スターが故の孤独さを抱えると共に、妬みを買い、嫉妬の的となることに思い悩んでいた。

そしてある晩も、大観衆を前に演目中のハイライトとなるアリアを歌い上げたキャスリーン。いつもの様に喝采を浴びる中、演出で持っていたワイン・グラスに口をつけると突然、崩れる様に舞台に倒れこんだ。彼女を妬んだ者が毒を忍ばせていたのだ。意識が薄れゆく中、回想し、人々に夢を与え、人々の為に身を捧げてきたこの人生は、いったい何の為であったのか?と思いながら死を迎える…。

衝撃的な前世の記憶から少しずつ意識を取り戻していくロザリー。既に辺りは暗く、綺麗な星空に包まれていた。今の自分とは全く違い、人々に幸福を与える存在だった前世の記憶=キャスリーンの人生に驚くも、ロザリーは心の奥底で共通する“孤独”を知り、そしてそれが決して自分だけではないことに気付く。取り巻く環境は人によって全く異なるが、それぞれに苦悩があり、そしてそれぞれにとっての喜びがあると…それは誰もが知る、一際光り輝く星と、誰の目にも留まらぬ小さな星、その両者が互いに引き合って初めて美しい光景を成す、この星空の様にと。自分が今生きる世界も同じ、これが今の自分、自分なりの道を見つけ生きていこうと。ロザリーは前世の自分に気付かされ、前を向いて歩み始めるのだった。


<バンドによるアルバム収録曲解説>
1. Back to the Past -前世への邂逅- 絶望にあるロザリー・バレット。教会を歩く中、戦慄と共に意識が遠のき、前世の光景が少しずつ浮かび上がり、過去の世界へと誘われるシーンを描いている。映画スコアの様なインスト曲。

2. Another Story 素朴で光のあたらない人生を歩んでいたロザリーは、オペラ座のエトワールだった前世の自分、キャスリーン・ベルトワーズの人生=もう1つの物語があったことに気付く。オーケストレーションとクワイアをフィーチャーした、壮大なシンフォニック・チューン。

3. ロサ・ヴェルメンティス 気が付けばそこはオペラ座の煌びやかな舞台。金の装飾に目も眩む光の洪水、溢れる音の大海洋を描いたもの。煌びやかな様子に相応しい高揚感のあるネオクラ・スピード・メタル。シェーンベルクの真骨頂であり、ロサ・シリーズの新曲。

4. The Phantom thirsts for bloods 舞台はオペラ座のステージ上…演目「The Phantom thirsts for bloods」の物語。怪人:ファントムの、血を求めて美しくも狂気のオペラ・セリア。“今宵もこの胸打ち克つことの出来ぬ名状、すべからざる陶酔に誘われ怪しく震えはじめる” 怪人の狂気とはかなさを描いた、アグレッシヴながらも叙情的なファスト・チューン。

5. Prophecy〜コルベイユは美しく、はかなく 華やかな舞台に生きるキャスリーン。名声を得ると同時に、少しずつ不安を感じ、自分が孤独であることに気付き始める。クラシカルな気品と不安さを描いたインスト曲。

6. St.エトワール キャスリーンはオペラ座のエトワールでありながらも、心はいつも孤独と隣合わせの切ない心境を描いている。主人公の心情をメランコリックなメロディーで描いた叙情ポップ・チューン。

7. Black Masquerade 舞台はオペラ座主催の秘密の仮面舞踏会。男も女もマスク姿、貴婦人達のむき出しの肩に怪しげな影がゆらめく。仮面で本心を覆いながら繰り広げる大人達の駆け引きを、はたから見た視点で描いている。華麗な仮面舞踏会の、その裏に秘めた腹黒さを描いたメロスピ・チューン。

8. Moonlight Blues 舞台は、光溢れるステージを終え、独り楽屋の夜。キャスリーンの孤独や、やるせなさを描いたブルース。孤独な哀愁を漂わす歌、ピアノ、ギターをフィーチャーした楽曲。

9. Prisoner -砂の城の物語- 舞台はオペラ座のステージ上、演目「Prisoner -砂の城の物語-」。異国の砂の国、囚われの身となった姫が幾星霜を経ても、ある青年を待ちわび焦がれる物語。“私の時は止まったままです。あの青年はもうこの世にいないかも知れない…それでも永遠に待ち続けています” 主人公の脱し得ない切なさを描いた、北欧ハードロック的なポップかつプログレッシヴ・チューン

10. Celestine Aria -最期のアリア- 舞台はオペラ座での演目中。キャスリーンはハイライトのアリアを歌い、拍手喝采を浴びる中、グラスに忍ばされた毒によりステージ上で倒れる。オーケストレーションとヴォーカルのみによる、文字通りオペラ・アリア。

11. Tragedy 華やかなオペラ座での活躍の裏では、常に嫉妬や妬みを抱かれていたキャスリーン。壇上で倒れたまま、生死の結界を彷徨いながら、これまでの人生が走馬灯の様に蘇る…。10分越えのプログレッシヴな大作。キャスリーンの半生を振り返る為、これまでの曲の一部が処々で登場する。

12. Back to Now -意識の復帰- ロザリーは前世の自分の物語から少しずつ意識を取り戻していく。意識が戻りゆく様子を描いたインスト曲。

13. アルス・ノーヴァ 夢幻に広がる景色の中、ロザリーは意識を取り戻す。遠い記憶の中のキャスリーンと対話し、人は皆未完だからこそ愛おしいのだという事、今を生きる意味について気付く。2人の対話を描く為、対位法を配した、様式美/ネオ=クラシカル疾走チューン。

14. Find My Way -星辰のキャロル- 素朴で光のあたらない世界に棲むロザリーは、全く逆に華麗なる世界で生きたキャスリーン=前世の自分を知って、“今の自分”を見出し、前向きに歩んでいく。ポジティヴな雰囲気を漂わすバラード。

■『Another Veiled Story 〜運命の系譜〜』ローチケHMV限定特典:サイン入り生写真

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シェーンベルク

価格(税込) : ¥2,619

会員価格(税込) : ¥2,410

発売日: 2016年10月28日


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