【インタビュー】Huaska / ハファエル・モロミザト

2016年07月15日 (金) 18:00

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今夏最も熱い国、ブラジルのボサノヴァ・メタルバンド=Huaska、最新インタビュー
“ボサノヴァ”と“メタル”を融合させたHuaska(ウアスカ)がこの夏熱い!ありそうでなかった“ボサノヴァ・メタル”というスタイルはB級感漂う響きかもしれない。しかし、聴いてみるとかなり本格的でブラジル国内でも唯一無二の存在と言われている。7月20日に発売される作品『ボサノヴァ・メタル教典』は、Huaskaの過去の作品から選りすぐりの楽曲を収めた日本独自企画盤である。ブラジルの国民的シンガーや、アレンジャーも参加した楽曲を含む本作はバンドを知るには最適な一枚だ。バンドのフロントマン、ハファエル・モロミザトに話を聞いた。
――最初に、ハファエル自身のことを教えてください。

ハファエル・モロミザト(以下HM):俺は1981年にブラジルのサントスに生まれた。10代の頃は当時全盛だったシアトルのグランジ・バンドにのめり込んでいて、16歳のときにギターを始めた。1999年にDuskって名前のバンドを組んでオリジナル曲も書き始めたんだけど、当時はギタリストだったんだ。ヴォーカルを始めたのは数年後の新しいバンドQuarkからだね。そしてHuaskaは3番目に結成したバンドだよ。Huaskaでアコースティック・ギターを担当しているAlessandro Mansoは最初のバンドからの付き合いなんだ。ちなみに俺もアコギが好きで弾かない日はないくらいさ。


――ハファエルは、沖縄にルーツを持つ日系ブラジル人だそうですね。

HM :うん、祖父が沖縄で生まれで、彼が17歳のときにブラジルに移住したんだ。残念ながら彼は俺が生まれる前に亡くなってしまったんだけどね。祖母も日本人だよ。

――現在のHuaskaのメンバーを教えてください。

HM
Rafael Moromizato - ハファエル・モロミザト (Vocals、結成メンバー)
Alessandro Manso - アレッサンドロ・マンソ (Acoustic Guitar、結成メンバー)
Carlos Milhomem - カルロス・ミリョーメン (Guitar、2002年から加入)
Caio Veloso - カイオ・ヴェローゾ (Drums、2007年から加入)
Júlio Mucci - ジュリオ・ムッシ (Bass、2009年から加入)
の5人が今のHuaskaだよ。

――楽曲によっては初期のKoRnだったり、Ill Ninoのようなグルーヴィなニューメタルバンドからの影響を受けている部分があるとおもいました。Huaskaに影響を与えたバンドを教えてください。

HM :俺たちはいろんなバンドから影響を受けている。挙げてみると、Nirvana、Metallica、 Deftones、Korn、Pearl Jam、Faith No More、Incubus、Linkin Parkなど。ブラジルのバンドでは、SepulturaやAngra。アーティストでは、Tom Jobim、Cartola、Chico Buarque、 Vinicius de Moraes、Baden Powell、João Gilbertoなどなど数えたらきりがないくらいのアーティストからの影響を受けているよ。

――2012年にリリースされた3枚目のアルバム『Samba de Preto』は、それまでの作品に比べてかなりボサノヴァ色が強く出ていて“ボサノヴァ・メタル”としてのバランスがとてもいいと感じます。いつもボサノヴァとメタルのバランスを考えて作品に臨むのでしょうか?

HM :バランスを意識することはなく、いつも自然体で臨んでいるよ。俺たちは、ブラジルのリズムも情熱的なロックも好きなんだ。心に入ってきたものをカタチにしているだけだよ。

――Huaskaの音楽はヘヴィな部分と柔らかな部分が共存していて興味深いサウンドですね。ハファエルのヴォーカルが、その柔らかな部分の一端を担っているとおもうんですが、どんなヴォーカリストから影響を受けていますか?


HM :フェイス・ノー・モアのマイク・パットンから影響を受けている。彼は1000の声を持つヴォーカリストだからね!

――今年リリースされたオリジナル・アルバム『Fim』には“Kuyashii”という曲が収められていますが、これは日本語の“悔しい”を意味しているのですか?

HM :その通り!音楽の歴史についてうまく表現できた曲だよ。

――まだHuaskaのライヴを観たことがないので聞きたいのですが、ボサノヴァ音楽に欠かせない楽器、例えばCavaquinho, Pandeiro, Surdo, Cuícaといったものをライヴで使っているんでしょうか?

HM :俺はライヴではカヴァキーニョとタンバリンを、カルロスはパンデイロとスルドをプレイするよ。

――今後の予定は何かありますか?

HM :いま、リリースされたばかりのアルバム『Fim』のプロモーションをしているんだ。あと、他の音楽プロジェクトも動かしていて年末に作品をリリースする予定だよ。あとは日本でボサノヴァ・メタルが広まってくれれば最高だね。俺たちはいつでも日本に行ってプレイする準備はできているからね!

取材・文:澤田修




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