VRモードで2.5Dのドット絵がかわいい! ローグライクなダンジョン探索RPG『Legend of Dungeon』【Oculus Riftローンチレビュー】

2016年04月14日 (木) 17:48

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ファミ通 - ゲーム

●今回はあえてVR専用ではないタイトルをピックアップ

 PC用VRヘッドマウントディスプレイOculus Riftが3月28日より正式ローンチ。すでにお届けしたハードウェア周りについてのリポートに引き続き、注目のソフトウェアを連日紹介していく。

 今日紹介するのは、Steamで配信されているRobot Loves Kittyのダンジョン探索RPG『Legend of Dungeon』。Steamでの販売価格は980円。VR専用タイトルではないのだが、実は以前よりRiftの開発者キットなどに対応したVRモードが存在しており、最新のβ版ではRiftやHTC Viveの製品版にも動作対応しているのだ(正式版のVRモードはまだRift製品版では動作しない)。


●目の前にダンジョンがミニチュア風に出現

 ゲームの基本は、クリーチャーを倒してレベルを上げたり強力なアイテムを入手しながらダンジョンの深層を目指していく、ダンジョン探索型のアクションRPG。地下26階がゴールで、途中で死んだらダンジョンがランダムに自動生成されてイチからやり直しになる、いわゆるローグライクなスタイルだ(ちなみに通常版はオフラインでの4人マルチプレイにも対応している)。

 ダンジョンの各部屋は少しだけ奥行きのある横長の3D空間として表現されており、その中をドット絵風の2Dキャラクターたちが動き回る、2.5Dスタイルのグラフィックを採用している。VRモードでは、目の前にミニチュア風のダンジョンが出現し、その上をちっちゃなドット絵キャラクターが動き回る感じで、これがなかなかかわいい。


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 当然、顔をぐいっと近付けて寄ったり、角度を変えてみたりなんてことも可能で、VRモードではキャラの魅力も増すし、プレイ面でも距離感をつかみやすい。本作ではアクションが良く言えばシンプル、悪く言えばややタンパクで単調になりがちな部分があるのだが、VRモードでは没入感が上がることで、サクッとカジュアルに楽しめる側面が強調されたように感じた(ただし26階までたどり着くには大体2時間は必要)。


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▲こんな感じにグイッと寄れば、自キャラと橋なんかとの位置関係もわかりやすい。

 所持品をまとめたインベントリーがスロット式で、回復アイテムを出そうとすると武器が外れてしまうなど、インターフェース面の問題はいくらかあるものの(ホットキーによく使うアイテムを割り当てておくことはできる)、オンラインランキングがあったり、日替わりのダンジョンに潜って競争するデイリーダンジョンや、Twitchと連動して配信者のプレイに外部から干渉できる“Mastersモード”(もちろん干渉されたくない場合は無効にできる)など、ちょっとしたヒネりを入れるギミックもいろいろ用意されているので、気になった人はチェックしてみてはいかがだろうか。


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▲強力な敵を倒したり、レベルアップするとエフェクトがドバーッと出て、なんだか気持ちいい。

●公式ストア以外でも対応ソフトが今後続々登場?

 Oculus Riftでは、クライアントソフトのオプション画面で“Unknown Sources”という項目を有効にすることで、Riftの公式ストア以外で販売されているRift対応VRゲーム/アプリも使用可能。以前もSteamで販売されているアプリケーション“Virtual Desktop”を紹介したが、SteamでもこうしたOculus Rift対応ソフトが続々登場している。誤解されていることが多いが、Steamクライアント自体のVRモードも、Oculus Riftで利用可能だ。

 というわけで今回は少し趣向を変えて、Rift公式ストアでは販売されていないインディーゲームを扱ってみた。今後も時折、PCプラットフォームならではのオープン性を活かしたトリッキーなソフトも織り交ぜていくつもりなので、お楽しみに。


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▲以前も紹介したが、公式ストア以外で入手した対応ソフトを利用する場合は、クライアントソフトのオプションからUnknown Sourcesの項目を有効にしておけば、後はプログラムを実行してRiftを被るとそのソフトがRiftに向けて実行される。

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▲執筆時点では、まずSteamのライブラリから『Legend of Dungeon』のプロパティを開き、β版を有効に。すると自動でβ版がダウンロードされてプログラムが入れ替わるので、今度は同じくプロパティの「ローカルファイルを閲覧」でインストールフォルダを開いて、各モードごとに用意されたバッチファイルを実行するとゲームが起動。以降は別のバッチファイルを実行するまでそのモードで起動するようになる。LoD_NoVR.batが初期状態(非VRモード)、LoD_OculusRift.batがRift製品版対応のVRモード、LoD_SteamVRがHTC Viveなどに対応したVRモードとなる。やや面倒くさいが、正式版で採用される際はこの手続きは不要になるはず。

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