【インタビュー】ANVIL / リップス

2016年03月09日 (水) 18:30

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――ツアー中に時間をとって頂いてありがとうございます。ダークシュナイダーとの欧州ツアーはいかがですか?

LIPS:とてもうまく行っている。殆どのショウはソールドアウトだ!

――ニュー・アルバム『ANVIL IS ANVIL』はどんな作品になりましたか?

LIPS:このアルバムはANVILの歴史の中で最高傑作だよ!とんでもないサウンドだ!


――2014年のジャパン・ツアーを振り返っていただけますか?

LIPS:これまでのジャパン・ツアーの中でベスト・ツアーだったよ。俺達は国中をドライブしって周って、美しい自然の景色を楽しんだよ。毎晩、会場でミート&グリートができたのは素晴らしかったね。俺達をサポートしてくれるファンと触れ合うことは、ANVILにとって大切な事なんだ。

――当初の予定よりも少しアルバム・リリースが遅れましたね?

LIPS:ああ。最初は2015年の春にリリースつもりだったが、想像していた以上のオファーがあって、ツアーがどんどん追加されたんだ。少し忙しすぎたから、ツアーの後は多少オフも必要だった。

――ニュー・アルバムで表現したかった事は何ですか?

LIPS:俺達は俺達って事だよ!俺達は変わったり、立ち止まったりしないんだ!

――曲は全て新曲ですか?

LIPS:その通りだ。全てこのアルバムの為に書いた。昔の曲の焼き直しは無いよ。

――プロデューサーに、マーティン”マッツ”ファイファーを起用した理由は?

LIPS:今、俺達は、ウドー・ダークシュナイダーと同じマネジメントなんだ。マッツは彼らの推薦だよ。彼はU.D.Oのプロデューサーでもある。それで、マッツの居るドイツでレコーディングを行う事にした。ドイツのスタジオは初めてだったが、最高だったね。楽しみながらレコーディングができたよ。

――新メンバーのクリス”クライスト”ロバートソン(ベース)の加入の経緯を教えてください。

LIPS:前のベーシスト(サル・イタリアーノ)は正式なメンバーではなかったし、彼はずっとニューヨークに住んでいたから、トロントの俺達のスタジオに来てリハーサルが出来なった。その間2年間のリハーサルは、トロントに住んでいるクリスが一緒にプレイしていた。クリスは俺達のツアー・ローディだったんだ。サウンドチェックではサルより良い音を出してたよ。サルもクリスのプレイを聞いて「俺は何をしてるんだ?!」って思ったかもな!結局、1年半前から、クリスがライヴでもプレイする様になった。彼は歌えるベーシストだから、ANVILにとっては新しいパートが増えた様なものだ。


――各曲にコメントを頂けますか?

LIPS

1.Daggers and Rum
バイキング・ソングだ!さぁ皆!ANVIL SHIPへようこそ!

2.Up Down Sideways
俺は今でもぶっ飛び続けてるんだ!

3.Gun Control
銃規制が必要だって曲だよ。

4.Die for a Lie
宗教の為に人を殺すってのはどういう事だ?

5.Runaway Train
猛スピードで突っ走れ!ただし制御不能には陥るな!

6.Zombie Apocalypse
現代の化学兵器について歌っている。

7.It’s Your Move
人生はゲームさ!レミーに捧げる曲だ。

8.Ambushed
俺が子供の頃に経験して学んだ事だ。

9.Fire on the Highways
前のアメリカ・ツアー中にホントに起こった出来事についての曲だ。

10.Run Like Hell
とてもANVIL的な曲だよ。

11.Forgive Don’t Forget
第二次世界大戦中に行われたユダヤ人に対する非道についての曲だ。絶対に忘れてはいけない。だが、俺達はこれらの犯罪に関係が無い今の世代の人々を許す必要があるんだ。(訳注:LIPSとロブはユダヤ系カナダ人)

12.Never Going Stop
ロックンロールこそが俺達の宗教だ!

13.You Don’t Know What It’s Like
ANVIL流のブルーズさ!

――世界中でヒットした映画『ANVIL!夢を諦めきれない男たち』から7年が経ちました。今、あの映画についてどう思っていますか?

LIPS:あの映画は、今でも俺達にとって重要な作品だよ。ファンは今でもあの映画を愛してくれている。永遠に語り継がれる映画になるだろう!あの様な映画は他のバンドには作れないだろうね。(映画に出ていた)俺の息子を覚えているかい?今は大学生になってオタワに住んでいるんだ。クリスマス休暇にしか家には帰ってこないよ(笑)。

――ロブ・ライナー(ドラム)はあなたにとってどんな存在ですか?

LIPS:彼は、俺の実の兄弟よりも近い存在だよ。ほぼ毎日、顔を合わせているしな!(笑)


――『ANVIL IS ANVIL』のアートワークは、そのロブ自身が描いた作品ですね?

LIPS:ハハ!あれはアルバムのオマケみたいなモノだな(笑)。このアルバムは100% 完全なANVILの作品って事だよ。音楽からアートワークまで全てがね!

――あなた自身は音楽以外に興味はありますか?

LIPS:無いね!音楽が俺の全てだよ!

――話は変わりますが、昨年末MOTORHEADのレミーが亡くなってしまいました。レミーとの思い出について話していただけますか?

LIPS:レミーは、ANVILが1981年にデビュー・アルバム『HARD N’ HEAVY』をリリースした頃からの友人だ。俺達がANVILという名前で行った初めてのライヴは、トロントでのMOTORHEADのライヴのオープニングだったんだ。それまで、俺達はLIPSというバンド名で活動していて、デビューする時にANVILに名前を変えたんだ。その頃の話さ。レミーは、昨年までMOTORHEADのアルバムを作り、亡くなる直前までツアーを続けていた。俺も彼と同じ事をしたいね。

――1981年のデビューから今年で35周年です。デビュー当時、ここまで続けられると思っていましたか?

LIPS:勿論!最初にバンドを始めた時から、俺達は一生続けると誓っていたんだ。そして俺達はやり続けている。途中で止めたメンバーもいるが、俺達は決して立ち止まらない!

――あなたとロブのプレイは80年代と変わらず今でもパワフルですね!その秘訣は?

LIPS: LOVE OF MUSIC! そして、自分を信じ続ける事さ!

――今後の予定について教えてください。

LIPS:今のダークシュナイダーとのツアーは、4月まで続く。その後は、ヘッドライナーでアメリカ、カナダのツアーだ。秋にはオーストラリア、そして日本へ行けるかもしれない。その後は、またヨーロッパに戻って、今度はヘッドライナーでツアーを行う予定だ。

――長いツアーになりますね。

LIPS:俺達はツアーの為に生きているんだよ!(笑)

――日本のファンにメッセージをお願いします。

LIPS:このツアーで、日本に戻る日が待ち遠しいよ!日本、そして日本のファンを愛しているよ。See You Soon! ありがとう!

Photos by RUDY DE DONCKER
ボーナストラック2曲収録
Anvil Is Anvil

CD

Anvil Is Anvil

Anvil

価格(税込) : ¥2,619

会員価格(税込) : ¥2,410

まとめ買い価格(税込) : ¥2,148

発売日: 2016年03月23日

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