【インタビュー】寿美菜子「Bye Bye Blue」

2016年02月22日 (月) 18:00

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記念すべき自身ソロ10枚目のシングル、「Bye Bye Blue」を2016年3月2日(水)にリリースする、声優/シンガー、そしてスフィアメンバーの寿美菜子。本作に込めたメッセージ、自身の成長、そして来る「LAWSON presents Sphere Fes. 2016」への意気込みなどについて語ったロングインタビューを是非一読いただきたい。


――約半年ぶりとなる10thシングルの表題曲、「Bye Bye Blue」はどのような曲ですか?聴きどころやポイントなどお教えください。

今回は10枚目という、ある意味節目のシングルだったので、まず「どこを目指すか?」というところをけっこう悩んで、スタッフの皆さんと相談しながら制作させていただきました。また今回は記念すべき10枚目でもあるので、デビューシングルの「Shiny+」で歌っていた”等身大のロック”を、後のリリースを経た私がどう表現できるのか?っていうテーマになっています。今の寿美菜子が、ここまで積み上げてきたものを活かしつつ、改めて歌う”ロック”ってどんな感じになるかな?っていう気持ちで作らせていただいた一曲です。なので、楽曲的にはロックがベースではあるけれど、シンセサイザーの音色が入っていたりとか、ダンサブルな要素もかなり入っているので、これまでのリリースを経て幅の広がった音楽性を表現できたんじゃないかなと思います。

――前作「Candy Color Pop」はバリバリ踊るダンスミュージックといった感じでしたが、今回は以前のロックテイストとダンスミュージックの融合のようなサウンドですね。

そうですね。イメージとしては前作までの音楽性をバッサリと置いていくとわけではなく、私らしさのひとつである”ダンス”の要素も存分に盛り込んでいます。聴いている皆さんが曲に乗って声を出したくなるような楽曲、なおかつ”ロック感”もどこまで盛り込んでいけるかっていうせめぎ合いをけっこう悩みました。さらに、「Candy Color Pop」はすごく女の子らしい曲だったので、その女の子らしさも「Bye Bye Blue」に活かしていけるのかな?っていうところもあって…そこは歌詞で表現してみた形になりました。

――「Bye Bye Blue」のレコーディング時に印象的だった出来事はありましたか?

今までロックな曲を歌うときは、音程的にもギリギリのハイトーンを狙って一生懸命歌って、熱さやパッションを強く表現するっていう形でした。でも今回はロック一筋ではなく、ダンスミュージックの要素も取り入れた楽曲っていうバランスだったので、そこまでシャウトするよりかは、もう少し余裕を持ったトーン感で歌う感じでした。レコーディングも声を絞り出すというよりか、楽曲の流れのままに気持ちよく、どれだけリラックスして歌えるかっていうこともポイントでした。

あと、歌詞を書いてくださったローレンさんともいろいろお話させていただいて、歌詞のニュアンスを教えてもらったり、電話越しに少し歌ってもらったりして、かなりイメージが固まった状態でレコーディングに臨めました。歌詞の中に”ラフ”っていうワードを入れてもらったんですが、自分のラジオのタイトルが「寿美菜子のラフラフ」なんですが、”笑う”っていう意味の”ラフ”と、”カジュアル”っていう意味の”ラフ”の両方の意味が入っています。肩の力を抜いていろんな自分を出していけたらいいなっていう想いを、この”ラフ”っていうワードに込めて歌詞を書いていただきました。

――今ちょうど歌詞の話になったところで、歌詞にちなんだ質問です。「自分の中でバイバイしたいこと」はありますか?

「何事も後回しにする癖」があるので…これはバイバイしたいです(笑)!もう小さい頃から母親にずっと言われていたんですが、家に帰ってくると玄関に荷物を置きっぱなしでテレビを見にいったり…あの時さんざん言われていたことが今になって身に沁みて感じると言いますか。買い物をしてきても袋に入れたまんまとか、新しい服を買ってきてもタグが付きっぱなしだとか…そういうものが部屋に置いてあるのを見るにつけ、「この癖をどうにかしなくては」といつも思います(笑)。今年で25歳になるので、後回し癖はそろそろバイバイしたいと思っていますね。

――もうひとつ歌詞にちなんだ質問です。寿さんが「これから旅に出てみたいところ」をお願いいたします。

「旅してみたいところ」、いっぱいありますね…この間、真剣に数えてみたんですけれど、国内で私が行ったことのない県があと17県あったんです(笑)。「意外と行ってる!」とも思ったんですけれど。でも、 その行ったことのない17県のうち、ほとんどが東北地方に集中していたんです。なので、暖かくなったら東北のほうに桜を見に行ったりしたいなぁと思っていますね。それこそこの「Bye Bye Blue」のミュージックビデオやジャケットで、車の運転するシチュエーションもあったので、車で東北のほうまで行けたら楽しいだろうなって思います。

「Bye Bye Blue」初回生産限定盤ジャケット

――まさに今その話になってきましたので、本作のジャケットビジュアルについて、衣装コンセプトや撮影時のエピソードなどお聞かせください。

今回のジャケットのテーマは”旅”なんですが、どちらかというと”旅に出かける直前の準備段階”の様子を、リアルな雰囲気とおしゃれな空気で表現するっていうコンセプトになっています。今までの作品、特に2015年リリースの「black hole」「Candy Color Pop」の2作のジャケットは異世界観が強くて、リアリズムからかけ離れた空間に私が居るっていうイメージだったので、それと比べると今回はより現実的な、温度を感じられるようなジャケットにできたらいいなという想いがありました。

旅をするときって私は、けっこう念入りに調べて、「何時にここに行ってこれを見て」みたいな計画を立てるタイプなので(笑)、その計画を立てているのが一番好きなんじゃないか?っていうことが分かってきました。なので、旅の準備をしているときのワクワク感だったり決意だったりっていうところをジャケットやビジュアルで見せたいっていう提案をさせていただきました。

今回のジャケットやビジュアル撮影には、いつもお世話になっているアートディレクターの松田剛さんに参加いただいていますが、「やっぱり旅には相棒がいるといいよね」って言ってくださって。そして登場したのが猫の「たまお」くんです。顔立ちは洋風なんですけれど、名前は「たまお」くんっていう純和風(笑)。ちなみに男の子なので「たまお」”くん”です。動物との撮影はこれまで何回かさせていただいていますが、猫というのはマタタビをあげると本当に性格が変わったようになるんだなぁと知りました。そんなたまおくんとともに楽しく撮影ができたんですが、今回はカメラマンさんと向き合ってポーズを決めて撮るのではなく、私とたまおくんの動きをカメラマンさんに切り取っていってもらう、みたいな撮影になりました。

――初回生産限定盤に収録されている「Bye Bye Blue」ミュージックビデオの見どころ等をお教えください。

ジャケットでは一人と一匹の旅が始まろうとしていたんですが、MVもテーマは”旅”になっていて、私を含めた三人の女子たちが旅をするという、”女子旅”的な内容になっています。友達といる時にしか出ないような表情だったりとか、プライベート感の強い私の姿が見れるMVで、仲良し女子三人組で鎌倉を観光するストーリーです。人力車に乗ったり、着物を着て鎌倉を歩いたり、シーカヤックに乗ったり、陶芸に挑戦したり、湘南のあたりをドライブしたり、一日の中でかなり盛りだくさんの撮影旅行でした。MVに出演してくれている、私の友達役の女子二人は、実はその日にはじめましてだったんですけれど、すぐに打ち解けてくれるような可愛い子たちだったので、私もすごく楽しく撮影ができました。

女子三人組の設定的には、きっと高校生くらいのときに同級生とかで友だちになって、何年たっても仲が良い三人で、「ちょっと遊びに行こうか!」って車でドライブに出かけるような仲なのかなって思います。あと実は、このMVの最後に行く場所は、「Shiny+」のMVで行く場所と同じ場所になっています。1stシングルのときは自転車に乗って一人でその場所に行ったけれど、10thシングルでは車で、友達たちを連れてそこへ行くっていう、”ちょっと大人になった私”っていう裏設定が伝わったらいいなって思っています(笑)。成長した私をぜひご覧ください!

「Bye Bye Blue」通常盤ジャケット

――一方、c/w「”YES”」 は先程仰っていたシャウト系の、かなりハードでヘヴィーなロック曲ですね。

こちらは実は「Bye Bye Blue」より先にレコーディングをするという、私にとっては新しい試みでした。音程も高く、内容の重みもあるので、ワンコーラス歌う度に休憩をいただくくらい、集中力のいる楽曲でした。良い意味で心も体も消費していく、エネルギッシュさが伝わる歌になっていれば、と思いながらレコーディングさせていただきました。私のセカンドアルバム「Tick」に収録されている「ウレイボシ」という曲を作ってくださった方々の楽曲なので、「ウレイボシ」から続くようなイメージがこの曲にはあると思います。「ウレイボシ」が夜のイメージだったら、この「”YES”」は少し夜明けが見えてくるような。朝日が昇ってくるように、この一曲の中でも少しずつ前に進んでいることを描けていればと思います。

――歌詞的には「迷わず自分を信じて突き進め」のような印象ですが、これまで自分を信じて突き進んできたことはありますか?

2014年、スフィアが5周年を迎えて、「ずっと続けていることはありますか?」みたいなことをよく聞かれたんですけれど、考える度にけっこう自分って変化していて、続けていることがそんなにないな、と思っていました。でも、今の声優っていうお仕事を最初にさせていただいたのが15歳からで、自分の中で唯一と言っていいほど一番長く続いていることだったとも気づかされました。どこかで「がんばろう」っていう決意があったんだと思いますが、この声優というお仕事を続けていられることは、自分を信じて進んできた結果なんだなぁと思いますね。

――先日2月13日には「スフィアチョコ祭り2016」が開催されました。バレンタインデーに関して、印象的な出来事ありましたらお教えください。

私は意外と、幼稚園の頃からバレンタインチョコをしっかり手作りするような子でした(笑)。でもやっぱり幼稚園の頃ですから、テンパリングができるわけでもなく、手作りといっても何ができるわけでもなく…その時に初めて買った手作りチョコのキットが、アポロチョコのキットでした。いつも買って食べている、あのアポロチョコのピンクと茶色の部分を、自分の好きな分量で作っていいという、夢のようなシチュエーションにすごく高まってしまいまして…(笑)。それこそバレンタインデーで人にあげてしまうチョコなのに(笑)。茶色多めのピンク少なめとか、茶色とピンク半々とか、完全に自分のために盛り上がってアポロチョコを作り続けたのが、最初のバレンタインの思い出です…(笑)。

――来る2016年3月5日・6日に控えるビッグイベント「LAWSON presents Sphere Fes. 2016」ですが、こちらへの意気込みをお聞かせください。

すでにタイムテーブルも発表されていますが、スフィアのステージ、そしてそれぞれのソロのステージをしっかりと盛り込んだ6時間となっています。スフィアはそれこそ「チョコ祭り」で満7年を迎えて、3月からはもう8年目に入っているというグループになっていて、この長い活動期間の間でスフィアのライブのカラーっていうものを皆さんにお伝えしてきたと思います。

今回のフェスでは、このスフィアとしてのステージに加えて自分のソロのステージの時間というものを、全体6時間のうちから30分いただけています。この30分、私だったら”パープルステージ”の中で何が見せられるかな?と自分なりに、そしてスタッフの皆さんと一緒になって考えています。今の寿美菜子の”らしさ”、”ロック”と”ダンス”を30分の中でどうお見せできるか?堪能していただけるか?を一生懸命思案中です。あと、たぶん「Bye Bye Blue」は、この場が初披露になると思うので、こちらも楽しみにしていただけたらと嬉しいなと思っています!

――「LAWSON presents Sphere Fes. 2016」、長時間・大規模のイベントになりますが、寿さんおすすめの楽しみ方はありますか?

全演目見てもらえれば、それだけのボリュームで楽しめると思うんですが、やはりフェスなので、「ここはちょっと休憩してご飯を食べにいこう」とか、時間の自由さを活かしてマイペースに楽しんでいただければと思います。自分の思うペース配分であったり、自分なりのフェスの楽しみ方ってそれぞれあると思いますし、そういった自由な形で楽しんでもらえるのも、今回の「スフィアFes.」の他には無い特徴だと思いますので。あとグッズでそれぞれのステージカラーのTシャツを出したり、屋台の出店をしたりもするので、いろいろな角度から”フェス感”、”お祭り感”をこの2日間で感じていただきたいです。私もこの2日間を本当に楽しみたいと思っていて、屋台のご飯も全部食べたいし(笑)、皆さんと一緒に自由に、のびのびとフェスの開放感を満喫したいと思っています!

――それでは最後にファンの皆様へメッセージをよろしくお願いいたします。

寿美菜子にとって記念すべき10枚目のシングルを発売させていただけることが、まず本当にありがたい気持ちでいっぱいです。「Bye Bye Blue」は、出会いや別れの気配を感じ始めるこの季節的にもぴったりな曲です。この「Bye Bye Blue」で皆さんと一緒に、笑顔も涙も、別れも出会いも受け止めて、次に進んでいける一曲になればいいなと思っております。そしてc/wの「”YES”」、この曲は文字にするとY・E・Sのたった3文字ですが、その3文字に強いメッセージが込められています。それを受け取って、前に進むきっかけになれば嬉しいなと思いますので、ぜひぜひ聴いていただければと思います!


寿美菜子 10th single「Bye Bye Blue」2016年3月2日(水)発売


【初回生産限定盤(CD+DVD)】

Bye Bye Blue 【初回生産限定盤】(CD+DVD)

CDシングル

Bye Bye Blue 【初回生産限定盤】(CD+DVD)

寿美菜子

価格(税込) : ¥1,850

会員価格(税込) : ¥1,702

発売日: 2016年03月02日

【通常盤(CD Only)】

Bye Bye Blue 【通常盤】

CDシングル

Bye Bye Blue 【通常盤】

寿美菜子

価格(税込) : ¥1,340

会員価格(税込) : ¥1,233

発売日: 2016年03月02日

【HMV店舗/ローチケHMV オリジナル購入特典】



《付与対象》
・HMV各店舗(※一部取扱いのない店舗もございます。)
・ローチケHMV(オンライン)

《購入特典》
・オリジナル生写真

《対象商品》
・寿美菜子「Bye Bye Blue」【初回生産限定盤】
・寿美菜子「Bye Bye Blue」【通常盤】

※特典はなくなり次第終了となります。


「LAWSON presents Sphere Fes. 2016」2016年3月5日(土)・6日(日)開催


前人未踏!唯一無二!スフィアだからできること、スフィアにしかできないこと。4人のソロとスフィアの、6時間に渡る夢の競演。奇跡の音楽フェスが遂に現実となる!

【日程】
2016年3月5日(土)開場13:00 開演14:00
2016年3月6日(日)開場12:00 開演13:00

【会場】
国立代々木競技場第一体育館

【出演】
パープルステージ:寿 美菜子
ピンクステージ:高垣彩陽
オレンジステージ:戸松 遥
グリーンステージ:豊崎愛生
ブルーステージ:スフィア



関連サイト


寿美菜子 オフィシャルウェブサイト
http://www.kotobukiminako.com/
寿美菜子 オフィシャルブログ「みなころび八起き」
http://ameblo.jp/kotobukiminako-blog/
スフィアポータルスクエア
https://sphere.m-rayn.jp/
スフィア オフィシャルウェブサイト「Pl@net sphere」
http://www.planet-sphere.jp
「LAWSON presents Sphere Fes. 2016」スフィアフェス特設サイト
http://spherefes.com/


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