HMVインタビュー:enmaku

2009年11月4日 (水)

interview

enmaku

--- 各々がHIPHOPにハマったキッカケを教えてもらえますか。

D.u.g : 高校生の頃、友達になった奴が、ラジカセとミックス・テープを、たまり場に持ち込んで来た事からですかね。それからHIPHOPを聴くようになりました。

KOWICHI : 中学の時に興味本意で2 PACのCD買って聴いてて、そしたら地元の身近な先輩とかがラップとかやってて影響されて気づいたらハマってました。

--- どのようにenmakuは結成されたのでしょうか。

D.u.g : ノリです。

KOWICHI : ノリで一緒に何曲か曲作ってるうちに気付いたら・・・グループになってました(笑)。

--- enmakuというグループ名の由来を教えてください。

D.u.g : 由来・・・言いたいところですが・・・色々な意味が込められてます。書き入れなくなりそうなので。秘密にしときます(笑)。

--- デビュー・ミニ・アルバム『The Scream』をPower Sourceからリリースすることになったのはなぜですか?

D.u.g : 出すならココって決めていたからですかね。

KOWICHI : 身近な尊敬できるアーティスト達がいるっていうのがでかい理由だと思うけど、昔から色々とお世話になってて自然な感じです。

--- 今年初頭には完全自主盤の『Trill: Tamariba Street Vol. 01』を出してのフル・アルバム・リリースになりますが、今作のリリース経緯を教えてください。

D.u.g : 自主盤を作ってから次の作品はアルバムがいいと思っていました。そんな話をPOWER SOURCEのボスなんかとチョコチョコ話していて、このタイミングでリリースできる事になりましたね。

KOWICHI : 過去に出した作品より色んな曲ができると思ったし、ラップのスキルや曲のクオリティーも明らかなモノができると確信してたので今出したいと思いました。

--- 「TAMARIBA SOUND」に込めた意味を教えてください。

D.u.g : 自分達の生活拠点から産まれる音楽ですかね。他にも色々あるけど…。

KOWICHI : 自分達の地元・川崎に多摩川って川が流れてて多摩Riverって意味と、溜まり場っていうのをかけてて、そこから生まれるHIPHOPみたいな感じです。

--- 今作には多くのゲスト・ラッパーが参加していますが、参加の経緯を教えてもらえますか。

D.u.g : 昔から仲のいい仲間です。そのなかにも、いつか一緒にやりたい!って密かに思っていた人や、何年も前から一緒にやろうなんて、話していた人など、色々と思いのある人達に、告白して参加してもらいました(笑)。

KOWICHI : アルバムのタイトルがタイトルなので身内っぽく固めたくて、昔から一緒にライヴやってたり遊んだりするメンツとGIPPER君、Ticky"D"Tac君、YOZE君やMIC PRESIDENT君なんかは同じ川崎のラッパーで尊敬してる人達。前からFILLMORE君にはイントロやってもらいたかったので今回実現できて嬉しいですね。とにかく実力派の仲間の中から今回はお願いしました。まだまだ他にも沢山います!

--- 実際のレコーディング制作はどのような感じで進行しましたか?

D.u.g : 真剣にそして楽しく進めていきました!!

KOWICHI : 1曲1曲に妥協なしで作りこんでいきましたね。意見しあって、スタジオでもいい感じな雰囲気で出来ました。

--- 何か制作中の秘話があれば教えてください。

D.u.g : 制作中に出会っただし巻きタマゴの美味さに衝撃をうけました。って全然、秘話ではないっすね。

KOWICHI : スタジオが渋谷だったんですけど、EXTRIDE君がfeatしてくれた曲のリリックを家に忘れて取りに帰りました(笑)。実はHYENA君がfeatしてくれた曲の時もなんですけど、それは覚えてたのでセーフでした。

--- 制作に当たって何かインスパイアされたモノがあれば教えてもらえますか。

D.u.g : HIPHOPは勿論色々とあります。あとは、アニメやコミック、現実離れした物語でも、台詞には色々とヒントになる言葉が多いです。その辺からインスパイアされる事は多々あります。

KOWICHI : 邦楽も洋楽もHIPHOPは色々ですが、心を打たれる内容のメッセージ性がある音楽にやられますね。映画とかもそうですけど自分的に日常に近くて共感できるモノってのにインスパイアされるので、そうゆう作品を作ったつもりです。

--- 「DROP The BOMB'z 」のようなハードな曲もあれば「DRAMA」のようにメロディアスな曲、「遠吠え 2009」のようなバウンス・チューン等々、いわゆる「ジャパニーズ・ウェッサイ」的な括りとは少し違う印象を受けたのですが・・・

D.u.g : 少し違う印象をenmakuの味と思ってもらえたら(笑)。

KOWICHI : アメリカの西海岸HIPHOPも好きだし、影響されてますけど、全然サウス系も聞くしR&Bも好きなんでやりたいことやり倒した感じです。別に自分達は住んでる所は神奈川だし、洋楽のコピーをやろうと思ってないし、オリジナリティーを出したかったので。

--- 今作でも川崎を熱くレペゼンしていますが、川崎のシーンはどんな感じでしょうか?

D.u.g : まだまだ繋がっていないアーティストも沢山いますが、熱いと思います。シーンもこれから熱くなるとおもいます!

KOWICHI : 濃いアーティストがたくさん居る街です!

--- 「The Scream」や「Trill: Tamariba Street Vol. 01」と「TAMARIBA SOUND」の違いはどこにあると思いますか?

D.u.g : 1枚づつ成長していると思います。その成長してる中で吸収してきた事が今回のに出ていると思います。聴いてもらえればわかるかな?

KOWICHI : 今できる出したいモノや、伝えたいモノが100%出しきれた所ですかね。別に過去がダメって訳じゃないですけど聴いてもらえたら明らかだと思います。

--- 各々の今作の聴きどころを各々教えてもらえますか。

D.u.g : 全曲に聴きどころはあります!サラッと流して聴いたらわからないと思うけど、例えなんかを自分の生活や考えに置き換えて聴いてもらえれば、当てはまる事もあるだろうし、ヒントや切り替え1つの案になるかと思います。

KOWICHI : サウンドも勿論なんですけど、歌詞にも注目してもらいたいですね。歌詞を見ながら全曲聴いてもらいたいです。内面的なところをすごい出したんで。

--- 今後の活動予定や目標などあれば教えてください。

D.u.g : 目標は一人でも多くの人に聴いてもらえるようにこれからも、続けていきたいです。活動予定なんかはhttp://www.enmaku.com/をチェックしてください!

KOWICHI : とにかくいい音楽を発信していけるように日々邁進して行きたいです!

--- 最後に何かメッセージをお願いします。

D.u.g : まず、この場を与えてくれた事に感謝します。そして、これを読んでくれた方々に感謝します。何かに悩んでいたり、考えていたり、がんばっていたり、色々と思っている人達に不器用ながら、何か伝わるようにやっています。HIPHOP そしてRAPは素晴らしい音楽です。是非聴いた事の無い方は聴いて欲しいです。

KOWICHI : 最後まで読んでくれてありがとう!今回のenmakuのアルバムは自信作なんで是非聴いてみて下さい。誰もが生きてく中で色々厳しい事も楽しい事もあると思います。そんな中パワーになるようなポジティブなアルバムになったと思います。「TAMARIBA SOUND」を感じてくれつ!!!!

profile

2001年夏、神奈川・川崎にてKOWICHIとD.u.gが“ノリ”で1曲作った事がキッカケで“炎巻”結成。神奈川・東京中心にライブ活動を開始。海外アーティストともライブ共演し日本各地に活動範囲を拡げて行く中で、“炎巻”から“enmaku”へ。新たな気持ちでスタート、とキャリアを活かしビッグイベントに参加、MIX CD、コンピレーションCDにも積極的に楽曲参加し、現在に至る。KOWICHIのキレのあるフロウとソリッドなD.u.gのフロウがブレンドされ作られた音楽はまさに驚異なオリジナルスタイル。