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2009年10月9日 (金)


Build An Ark プロフィール


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Build An Ark
 ヴォーカリストDwight Tribleがレーベル"Nimbus"の創設者Horace Tapscottへの追悼作『Horace』をリリース。その際のプロデュースをCarlos Ninoが行った事で出会う。その後、親交を深めた後、9.11同時多発テロ事件を契機にして、平和な世界を提示するプロジェクトとしてBuild An Arkを立ち上げる。その際にCarlos Ninoを通して、あらゆるアーティストが参加することになった。
 メンバーはDwight TribleとCarlos Ninoに加えて、トロンボーン奏者のPhil Ranelin、ピアノNate Morgan、ドラム&パーカッションのAdam Rudolph、Derf Reklaw、シンガーソングライターDamon Aaron、フォトグラファーB+、Gaby Hernandez、Bob Wisdom、Mark & Miles Maxwell、Debra Pillなど多数のアーティストが参加している。
 2004年にスピリチュアルジャズアルバム『Peace With Every Step』がオランダのKindred Spiritsからリリース。Pharoah SandersやPhil Ranelin、Stanley Cowellなどのカバーを収録した愛を表した濃密な作品となった。そして、2007年には再びスピリチャルジャズ作品として、『Down』をリリース。こちらもまた、Pharoah Sandersの「Healing Song」のカバー作品を収録した逸品となった。彼らの作品は現在においても高い評価を得ている。
Build An Ark作品一覧はコチラ

Build An Arkの最新作!


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Build An Ark / Love
 Build An Arkの3rdアルバムとなる『Love』。

「ビルド・アン・アーク『Love』はこの世の美、健康、喜び、そしてイマジネーションの源である"心の自覚"の瞑想であり、祝福だ! この音楽が人々の心に触れ、自らの人生をより深く探求するインスピレーションになることを願っている! 私たちはこの多種多様で、かつ統一されたアルバムを、謙虚な気持ちで捧げたい。タイムレスでジャンルに属さない、ビルド・アン・アークの『Love』はフォルム(形)を超越する−なぜなら"変化"させることが目的だからだ!」

というカルロス・ニーニョの言葉にあるように。人間の持っている「愛」を呼び覚ますための作品になっている。実際の内容もヴァン・モリソンの名曲「Sweet Thing」、ファラオ・サンダースの「Love Is Everywhere」など、スピリチャルジャズの名曲カヴァーがずらりと並ぶ。更にオリジナル作品も精神性を問うエモーショナルな曲が多くあり、2曲目の「This Player:For The Whole World」は秀逸! 感情的な演奏の後にメンバー自らのコーラスと拍手でフェードアウトしてゆく流れは心揺さぶられる。7曲目の「Sunflowers In My Garden」は4hero的な神聖な空気を感じさえるゴスペル的な荘厳さ。最後の曲「More Love」はカーメン・ランディを迎えた発掘曲。高揚した精神をチルアウトさせるように締めくくる感じが心にシットリと帳を下ろす最後に相応しい曲。またも傑作を生み出した形になったと言えるでしょう。
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Build An Arkの1st


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Build An Ark / Peace With Every Step
 オランダのKindred SpiritsからリリースされたBuild An Arkの1stアルバム。内容はスピリチュアルジャズを中心にPharoah SandersやPhil Ranelin、Stanley Cowellなどのカバーを収録した愛を表した濃密な作品となった。この1stから彼らは世界的に名を知らしめた。
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Build An Arkの2nd


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Build An Ark / Down
Bulid An Arkの衝撃のデビュー作『Peace With Every Step』に続く2ndアルバムを発表。今回もスピリチュアル・クラブ・ジャズ界隈の要人、キーマンが多数参加。巨匠Pharaohe Sandarsのカバー「Healing Song」などを収録。
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厳選!Build An Arkメンバーのソロ作品

鬼才集団「Build An Ark」を知るにはメンバーそれぞれの才能を知ることからはじめては如何でしょうか?

Gary Bartz / Follow The Medicine Man

重要人物 Carlos Nino

Carlos Nino / Miguel Atwood-ferguson / Suite For Ma Dukes

全世界のJ Dilla、そして全ての音楽ファンに贈る究極のDillaトリビュート企画!B+、Carlos Nino、Quanticほか総勢20名以上のアーティスト、ミュージシャンが参加しての壮大なプロジェクト。ネットで話題騒然となったJ DillaバースデイにLAで行われた一大セッション「Suite For Ma Dukes」が限定でCD化。J Dilla基金に積極的い情熱を捧ぐB+、そして最近ではLA周辺での活動に従事するQuantic、Ammon ContactやBuild An Arkなど主宰し音楽好きに絶大な支持を得るCarlos Nino、Build An Arkのメンバー他総勢20名以上が参加しての一大オーケストラ・セッション。Dilla縁の楽曲をピアノ、キーボード、パーカッション、さらに管楽器、弦楽器をふんだんにそれぞれのミュージシャン達が想いを込めて演奏。彼らの音楽愛に脱帽!

Dwight Trible  / Living Water

重要人物 Dwight Trible

Dwight Trible / Living Water

2004年にDwight Tribleが自主制作したアルバム。John ColtraneやWayne Shorter、Freddie Hubbardらの楽曲をDwight Tribleなりに再構築した名盤をNINJA TUNEがリイシュー。コレもまた名盤!


鬼才 Carlos Ninoの別プロジェクト!

鬼才集団「Build An Ark」の脳であるCarlos Ninoの別プロジェクト作品もご紹介! 彼の凄さをまざまざと知ることになりますよ。

Ammoncontact

ジャズからYusef Lateef、ヒップホップからCut Chemist参加!?

Ammoncontact / With Voices

Carlos NioとFabian Ammonによる2人組のユニット、Ammoncontact。最新作となる『With Voices』は、タイトル名の通りAmmoncontactとその周りにいるアーティスト達の“声”が見事に融合した要注目作!!CarlosとFabianが集めたゲストは紙面上の名前を見るだけでも凄いことになっている。ジャズ・シーンからは生きた伝説Yusef Lateef、Kamau Daaood(60年代にLast Poetsに入る誘いを断り自分の地域のための活動を優先したライター/パフォーマー)そしてもちろん『Love Is The Answer』でのカルロスとのコラボレーションで世界を魅了したDwight Trible、ヒップホップ界からは長年共にコラボレートを繰り返してきたLil Sci(Scienz of Life、MF Doom)、Abstract Rude(Project Blowed)、Sach(元The Nonce)Prince Po(Organised Konfusionのメンバー)、そしてX ClanのリーダーBrother J。更にCut ChemistもBrother Jの曲にスクラッチを乗せ、DaedelusやMia Doi Toddらも参加している。Ammoncontactを取りかこむシーンのアーティスト達が1つとなって出来たアルバム、必然のもとにAmmoncontact注目の最新作がドロップ!!



Build An Arkを世に広めたレーベル"Kindred Spirits"

良質音源を多く再発すると共に、新たなるアーティスト作品も生み出すオランダ・アムステルダムのレーベル"Kindred Spirits"に注目すべし!!

Kindred Spirits Ensemble

荘厳なコルトレーンへのリスペクト作品

Kindred Spirits Ensemble / Love Is Supreme

ジャズ・ファンクやレア・グルーヴ系の発掘や有望アーティスト作品リリースと良質サウンドを生み出すオランダのレーベル"KINDRED SPRITS"から、コルトレーン生誕80周年を祝して結成した"KINDRED SPIRITS ENSEMBLE"がフルアルバムをリリースする。その名も「Love Is Supreme」。コルトレーンの「Love Supreme」を意識したネーミング。収録曲はコルトレーンの名曲「Naima」。今作の「Naima」はスペーシーで流麗なスピリチャルな仕上がり。ファラオ・サンダースとレオン・トーマスによる「The Creator Has A Masterplan」。こちらは4Heroを思わせるブラックネスを感じさせる荘厳な1曲。そして定番「Prince Of Peace」などのカヴァー曲が収録されている。クラブジャズ シーンのアンセムにもなりえる出来栄えです!! 


  • Peter Fish / Silver Apple
    Peter Fish / Silver Apple
    「Jazz Next Standard」にて掲載されたスピリチャル・ジャズの名盤が世界初のCD化!

  • Liquid Spirits / Music
    Liquid Spirits / Music
    ソウル・バンド、 Liquid Spiritsが4年ぶりにニューアルバムをリリース。アーバン・メローな傑作!

  • Hal Singer / Jeff Gilson / Soul Of Africa
    Hal Singer / Jeff Gilson / Soul Of Africa
    『Paris Soul Food』などのキラー・レアグルーヴ作品で知られるハル・シンガーとフランスのピアニスト、ジェフ・ギルソンのふたりのコラボ作品。

  • Peven Everett  / Kissing Game
    Peven Everett / Kissing Game
    ハウス・ミュージックを主体としながら、湧き上がり、あふれ出すような黒いソウル・アルバムを制作!