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世界基準に!! 和製エレクトロ

2009年12月4日 (金)

『MADE in JAPAN』に対する誇りを!! エレクトロ界にも世界基準に達しているアーティストが多く輩出されている中、再度その偉業の数々を自覚すべきでしょう!

和製エレクトロ

 

   トーキョーのようにタフで猥雑でありながら、想像を絶するパワーがある音
   THE LOWBROWSの新しいの!
lowbrows THE LOWBROWS / For Whom The Bell Tolls  
12月24日 発売
  2600円  
HMVレビュー:
ターンテーブルからギター、ウッド・ベースまであらゆる楽器を自由自在に使いこなし、DJとしても活動をするChaki。そして、幼い頃からクラシック音楽に親しみ、その素養を如何なく発揮するEmi。二人の男女によるクリエイター・ユニット、それがTHE LOWBROWS。凍てついたノイズと錆びついた残響を響かせた鬼気迫るサウンド。アフターMy Space、完全次世代のエッジーな感覚。唯一無二な存在感を放つメイド・イン・トーキョーのエレクトロ・デュオ、遂に登場、待望のデビュー・アルバム!
80kidzは再度チェックすべきっ!! エレクトロとは?
    この和製エレクトロシーンを確固たるステージに引き上げたのが80kidz。Jun、Ali&、Mayuからなる日本発のエレクトロ・ユニット。2008年 8月に『Life Begins At Eighty』をリリースする前は、Boys Noize JusticeDigitalismなどと共演、8ottoのリミックス“Gh(80kidz Remix)”、CSSの『LEFT BEHIND(80kidz REMIX)』、Autokratzによる“F**k Fox”のリミックスで名を挙げてきた。Dexpistolsの活躍によって、和製エレクトロも認知度を高め、そこに凱旋! オリジナルは勿論の事、リミックスワークでの評価の高さは実力の証!! 今後は『80KIDZ』という名の入った作品は全てチェックが必要かと。

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        NYブロンクスでAfrika Bambaataaの『Planet Rock』はKraftwerkの『Trans Europa Express 』をサンプリングして作り上げたことを起源としているが、サウンド的にはKraftwerkも含めても良いのではと思われる。このサウンドの特色としてはTR-808を使ったビートにあるが、今でこそチープさを感じる要素は否めないが、細かく刻まれるビートと未来的な音色は当時としては最先端のサウンドだった。初期エレクトロのピークは80年代中期で終える。その後、派生ジャンルともいえるハウスやテクノが台頭して行くが、デトロイトのUnderground Resistanceを中心に世界各地でテクノの一部としてエレクトロを生み出し続けていた。そして、90年代後期から現在にかけてはサウンド面で多方面に進化・分散し、エレクトロニカやフレンチエレクトロ、クリックハウス、テックハウスなどとして各分野で活発化している。和製エレクトロはフィジットハウスと同じ流れとして、更なる進化を遂げていることは間違いない!
 
 
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  トーキョー・エレクトロの牽引者たち
80kidz    80kidz / Life Begins At Eighty   Dexpistols & Roc Trax Crew    Dexpistols & Roc Trax Crew/ Roc Trax Presents Lesson.05 Saturdays
   MySpaceを中心に発信された音源をMETAL ON METAL(SKINT)、autoKratz(Kitsune)がヘヴィー・プレイ!既に世界中のフロアを揺らす日本発00年型3ピース・エレクトロ・ユニット 80kidzのオリジナル・トラックが待望のCD音源化! まさにトーキョー・エレクトロの牽引者!         ファッションセンスと音楽センスでこのシーンを牽引するDEXPISTOLSが主宰し東京から様々なカルチャーを発信するレーベル/クリエイティブチーム「ROC TRAX」のレーベルコンピ。全曲書き下ろしの新曲!DEXPISTOLSがm-floのVERBALと、Mademoiselle Yuliaを迎え、DE LA SOULをカヴァー。さらにBIG-O、DABO等7人のラッパーが参加したオリジナル楽曲なども収録されている。  


DEXPISTOLS    Dexpistols / Lesson.04   Mademoiselle Yulia    Mademoiselle Yulia/ Neon Spread
   DEXPISTOLSのユニットキャリア初のオフィシャルMix CD。エレクトロを中心にロック〜ハウス〜ヒップホップを型に囚われない選曲はこのシーンを表わしている。この1枚にはTHE LOWBROWSの『Melody And Shudder (Dexpistols Hommage For "Roule" Remix) 』も収録されており、勢いを感じる1枚。        東京のエレクトロ・シーンから登場したDJ、マドモアゼル・ユリア!奇抜なファッションからも分かるとおり、ファッション系パーティなどでも活躍する彼女の選曲は中途半端なお洒落さでは無く、アーティスト目線のみ! しっかり聴きこめる1枚。  


大沢伸一    大沢伸一 / One   大沢伸一    大沢伸一 / One+
   キャリア初となる大沢伸一本人名義。巨匠にして常に最先端を行く彼らしく、誰よりも早くフィジットハウスやエレクトロを中心としたオリジナルアルバムをリリース!彼こそがトーキョー・エレクトロの先頭といっても過言ではない!! Chemical Brothers「Star Guitar」のカヴァーも収録!。        『The One』が高い評価を得て、その音源を更に世界のトップ・クリエイターがリミックス! “Simian Mobile Disco”、にわかに注目を集めている“DE DE MOUSE”といった豪華アーティストが多数参加!『One』が世界基準である証がこの1枚である。  
  今の世界基準はコレだ! 〜 Justice、Boys Noize、Digitalism 〜


 / justice    Justice / Cross The Universe   justice    Justice / †
   世界基準ではこのエレクトロ・デュオ Justiceが1番! 初の映像作品を収録したDVD付きのライブ盤をリリース!CDには約60分のライブ音源を、DVDには映像作家のRomain GavrasとSo- Meによる、2008年の春に行なわれた約3週間に及ぶ「Justice USツアー」のライブ・ドキュメンタリー映像を約50分収録。このシーンのライブの躍動感はこれでチェック!        世界基準のサウンドを感じるならば、これは持っていたい!収録曲は「Waters Of Nazareth」や、12インチでリリースされたMichael Jacksonに捧げられたという「D.A.N.C.E.」。彼らのセンスの良さはファッションやプロモーション ヴィデオにも。外せない1枚!  


boys noize / Rock Dream    Boys Noize / I Love Techno 2008   boys noize / POP LIFE    Boyz Noize / Oi Oi Oi LIFE
   エレクトロの注目アーティストの1人がBoysNoize!そのBoys Noizeが、ベルギーの巨大テクノイベント「I Love Techno」の公式Mix CDをリリース!今回は「I Love Techno」のカラーを意識してか、硬派なテクノ寄りのDJMixを披露。エレクトロからテクノへの移行はこの1枚からで如何でしょう?        Feistなど、多くのアーティストのリミックスを手がける中で初のアルバムをリリースしたのが今作。ハードテクノを思わせる野太いベースに合わせて展開される独自のディスコ・エレクトロは、暴力的なまでのインパクトがあります。必聴!!  


Digitalism    Digitalism / Idealism: デジタル主義   Digitalism    Digitalism/ Kitsune Tabloid
   デビュー直後からあのDaft PunkやChemical Brothersを継ぐ存在と高評価をNMEを中心として受け、ロックとクラブの架け橋となったこのシーンの代表的なアーティスト。そしてこの1枚こそが代表作で傑作!!        今のエレクトロシーンで必ず押さえるべきレーベルが「Kitsune」であるならば、そこから旅立ち、その後も躍進し続けるのがDigitalism! その更なる進化が見えるのがこの1枚! 『idealism』を聴いたならば、次はこれです!!  
  このシーンに一番近い昔はフレンチ エレクトロでしょ!


 / Daft Punk    Daft Punk / Homework / Discovery   Air    Air / Moon Safari / 1000 Hz Legend / Virgin Suicides
   温故知新!このシーンの最重要ユニットはDaft Punk!このシ−ンで影響を受けていないアーティストはいないはずですよ。この初期作品2枚組みはお勉強にはお得なセットですので、まだお持ちじゃない方は是非!!        フレンチ・エレクトロではやや甘い音色のエール。今のシーンとはエナジー度がやや緩いですが、Daft Punkと共にこのシーンを牽引していたのは間違い! エールのお勉強にピッタリの初期作品3枚組は如何でしょう?  


Alex Gopher    Alex Gopher/ IYou My Baby And I   Cassius    Cassius / 1999
   敢えて10年前の作品を。盟友、エールのJEAN BENOITも参加したデビュー・アルバム。エレクトロ、ラウンジ、ディスコ、ファンク、ヒップホップを小気味良くブレンドさせたセンス溢れる1枚。フレンチ・エレクトロの多様性を見せる秀作!        ダフトパンクやエールと並び評されていたCassius。ヒップホップのビートにテクノの要素をブレンドしたサウンドなど、エレクトロの原点ともいえる作品をフレンチな解釈で構築した名盤。  


Les Rythmes Digitales    Les Rythmes Digitales / Dark Dancer   Benjamin Diamond    Benjamin Diamond/ Strange Attitude
   奇抜なファッションと赤い髪、見るからにエキセントリックな風貌に違わず、サウンドもエレクトロベースにディスコやハウスの要素をふんだんに盛り込んだ踊れるエレクトロ。このころのフランスの感受性の高さに驚かされる!!        ソウルフルで艶のあるヴォーカルに加え、これまで影響を受けてきた様々な音楽を新たなる解釈で提示し、それをカラフルでファンキーなポップ・アルバムへと昇華させた才能は秀逸!デジタルと生演奏をミックスさせたサウンドは今では当たり前だが、未だに色褪せないクオリティ。新作も出ているがこの作品から始めて頂きたい!!  
  ロックからの入門ならばコレでしょ!


Eskimo Disco    Eskimo Disco / Robots And Laptop Dancers Make Good Friends   Van She    Van She / V
   こちらもロック食が強いエレクトロサウンドが特徴。NME誌も絶賛したロンドン出身の3人組、エスキモー・ディスコ!ディスコ・ロック・サウンドがなんだか心地よい1枚!        こちらはロック寄りのエレクトロサウンドが特徴。要チェックレーベルMODULARの看板アーティスト、VAN SHEの1stフルアルバム!シンセポップの最高峰ともいえるような「Kelly」、ピュンピュン飛び散る電子音でサイケデリックな雰囲気を漂わせる「Strangers」などが代表曲!ポップセンス溢れる1枚だけにHMVでもスマッシュヒット!! 間口の広い1枚!


Foals    Foals / Antidotes   Hadouken    Hadouken / Music For An Accelerated Culture
   “ポスト・ブロック・パーティー”、“ポスト・クラクソンズ”としてイギリスのメディア(とりわけNME誌)がこぞって2008年注目のニューカマーとして取り上げているオックスフォード出身の5人組、Foals。全体的には明るくてポップだけど、かなりヘンなモノも混じっている感じ。アフロなど多種多様なエッセンスをちりばめた亜種。エレクトロとはやや遠いが「kitsune」フリークはチェックすべき!        「レイジ・アゲインス・ザ・マシーンがポンコツのパックマンのゲーム機でプロディジーと邪悪生命体ベビーを生み出しているようだ」(NME)とProdigyの新化系とも呼ばれているHadouken!基本は攻撃性の強いロックのようだが、こちらもエレクトロに止まらない多種多様な音楽性を含んだ新しいサウンド! 面白さと分かりやすさが虜になるかも?  


Crystal Castles    Crystal Castles/ Crystal Castles   Does It Offend You Yeah?    Does It Offend You Yeah?/ 未知との遭遇
   Myspaceから火が付いた2008年注目の新人、クリスタル・キャッスルズ。ジャスティスやクラクソンズの後続としても評価の高い彼ら。まだまだ知名度は上がるべきアーティスト!! HMV渋谷でも押してきた1枚!        Digitalism、Justice、Bloc Party、Hadoken!などなど上げだしたら切りがない、今の“エレクトロ“ムーヴメントの08年最有力新人。サウンドはエレクトロ・ロックと言い切れる程の分かりやすさ!!
  とりあえず入門! このコンピレーションはいかが?


Kitsune Maison Compilation: 6    various / Kitsune Maison Compilation: 6   Best Of Elektrock    various / Best Of Elektrock
   このシーンの重要コンピレーション「キツネ・メゾン」デジタリズム、シミアン・モバイル・ディスコにハドーケン!など、多くの次世代アーティストたちのブレイクを後押ししてきた<キツネ>。80kidzのリミックスも冴えている、ネクスト・ブレイクが期待されるUKの新鋭オートクラッツも収録! 最新のコンピレーションです!!        HMV独占販売! 時代をリードする大注目の4アーティストをコンパイルしたエレクトロ決定盤!DANDI WINDから、ネクスト・フレンチ・エレクトロを担うSHOES、“フレンチ”勢に対するイギリスからの返答であるTHE WHIP、“ピングー”をトレイド・マークになったマンチェスターのESKIMO DISCOなど、HMVがロックとダンスの融合を次世代に問う内容! アートワーク・デザインはあのEROL ALKAN等を手掛けるGINA BABERが担当!!  
    
        
 


                        

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