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2008年8月10日 (日)

「MARQUEE」、WebDice、HMVのトリプルコラボレーション

MMMRadio_logo    
mito mito
from clammbon
クラムボンのベーシスト。いくつかのソロプロジェクトや多方面のアーティストのプロデュース活動も活発に行うオールラウンド・プレーヤー。
 
MMMatsumoto MMMatsumoto
from 「MARQUEE」
ポップカルチャーとマニアックな視点で独自な音楽を紹介する音楽雑誌「MARQUEE」の編集長。
 
『MMM Radio Psychedelic』 X 「3.10MMM」 X HMV

音楽雑誌「MARQUEE」で好評連載中のクラムボン・mitoさんと MARQUEE編集長・MMMatsumotoさんによる「3.10MMM」が、 WebDice上でネットラジオとしてスタート! その名も 『MMM Radio Psychedelic』。2人による音楽談義がギュッと 詰め込まれた、他では聴けない超レアな番組です。 HMVでは、この新たな挑戦に賛同!!「3.10MMM」と『MMM Radio Psychedelic』で紹介した アイテムを合わせてご紹介します!!『MMM Radio Psychedelic』2008 Vol.2から参加です。






【MMMRadio Psychedelic 2008 Vol.2】

いやっほーい、クラムボン ミトです。なんと今回からこの番組にHMVが参加してくれるだす。 とってもうれしいっ、ウチらの奇特(危篤?)なレコード談義がどんどん広がってくれることを祈ります。 いや、だって私たちの紹介している音源は決してメインストリームではありませんが、 今でも新鮮にオリジナルでいい音ばっかりなんですから! 今回は70年代後半からの黎明期エレクトリック・ミュージックから、 ふらふら〜っと広がってラジオは進んでゆきます。さて、いってみましょうかっ!!
【コメント by mito】

【音楽雑誌「MARQUEE」とMMMRadio Psychedelicで紹介したPlay Listをご紹介】



1st Set(Radio & Magazine)
Cluster / Zuckerzeit
Cluster / Zuckerzeit
【from Radio & Magazine】
mito「この温い季節に清涼剤のように聴くのっていいでしょ?」
MMMatsumoto「そうだね。mitoくんはどうやってテクノを聴き始めたの?僕はドラムンベースから聴き始めているんですよ。ポリリズムなリズムが好きになってそこから…」
mito「YMOも好きだったけど、アシッド・テクノ、レイヴ。マニュエル・ゴッチング。ビートがない音楽からだね」
【解説 by MMMatsumoto】
クラフトワークと並らぶ実験的にしてポップな70年代ジャーマン・エレクトロニクスの代表格。元祖テクノな手探り感が、とってもヒューマン。キャッチーなまでにトイポップ風だ。本作は関連ユニットであるハルモニアの「Deluxe」と並び、特にメロディ感が豊か。 現在の“ピコピコ”エレクトロポップの源流とも言えそう。



2nd Set(Radio & Magazine)
Conrad Schnitzler / Blau
Conrad Schnitzler / Blau {現在廃盤}
【from Radio & Magazine】
MMMatsumoto「60-70年代にもすでにこういう音響系はあったんだよね。メジャーで。音を重ねて重ねてという実験的な音楽が生まれてた。ピンク・フロイドもそうだけどね」
mito「そっか。そのようなアーティストに影響されてもうちょっとリーズナブルな機材を使うしかない人達が、当時1万円くらいの機材で生み出していたこういうものが、今聴くととても新鮮に聴けるのはいいよね」
MMMatsumoto「うん。音楽ってそんなもんだよね」
【解説 by MMMatsumoto】
ドイツ現代アートの巨匠ヨゼフ・ボイスの弟子にして、初期タンジェリン・ドリーム、初期クラスターのブレインだったコンラッド・シュニッツラー。これは70年代前半から始まった彼のソロワークの中でも、まだ実験色の強かった初期の幻の1枚にして秀作。潜在意識に届くかのようなドローンをメインにした音響作品です。



2nd Set(Magazine ver.)
 Klaus Schulze / Audentity
Klaus Schulze / Audentity
【from Magazine】
MMMatsumoto「なにこれ?ああ、Klaus Schulzeか」
mito「高校1年のときジャケット見て絶対にいいものだと思って、最初の数分間聴いて“失敗したかも…”ってなったけど、チープなシンセが入って最後はビートが入ってきて。かっこいんだよね」
MMMatsumoto「mitoくんがこういうのを聴くのは以外だなぁ…」
【解説 by MMMatsumoto】
ドイツのシンセサイザー・ミュージックの代表格としてタンジェリン・ドリームと双璧のクラウス・シュルツェ。これは絵画(壁画?)を描くような交響楽スケールの作風が得意な彼が、80年代前半にリリースした代表作の一つ。リズミックな部分もあり、また音の質感も洗練されて、一層のスタティックな空間を作り出している



3rd Set(Radio ver.)
Buffalo Daughter / Pshychic
Buffalo Daughter / Pshychic {現在廃盤}
【from Radio】
mito「俺初めてこれを聴いたのJ-WAVEとかだったんだよね。“Buffalo Daughterがラジオからかかるんだ!”って。そういう時代もあったんだなぁって」
MMMatsumoto「そうだよね。ていうかこの曲メンバーみんなが生演奏しているんだよね。これはすごいよ」
mito「ね。これビート掴むの難しいよ。でも、彼らは電子音やっているけどとっても肉体的だよね」
【解説 by MMMatsumoto】
コーネリアスと並んで著名海外アーティストからの支持も高い彼等の4th フルアルバム。バンドサウンドを徹底的にミニマライズし、ダンスミュージックに限定されない新たなグルーヴを再構築する彼等の究極が本作、特に1曲目。ここにはダンスミュージックとロックサウンドの最も幸福な関係がある。緻密にして爽快!







MARQUEE Vol.68

2008年8月12日発売

800円(tax in)
コード ISBN978-4-434-12191-3

注目を浴びるエレクトロポップの44ページ総特集。
今回は元気ロケッツの大フィーチャー。 を始めHALCALIやPerfume、Q;indivi等も掲載。
他には凛として時雨、9mmを筆頭にする次世代ロックバンドも特集。
こちらではプロデューサー・いしわたり淳治の本音ロングトークも掲載しています。
今回もポップでコアな仕上がり。
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