Yoji Biomehanika インタビュー!

2007年5月31日 (木)

  インタビュー
  Yoji Biomehanika
Yoji Biomehanikaはワールドワイドなダンスミュージック・シーンで、最も成功を収めたアーティストの一人である。 それは、「Street Parade」や「Dance Valley」、「Godskitchen Global Gathering」、「Creamfield」に「Sensation」など、ヨーロッパで開催される数万〜数十万人、時に100万人もの観客を飲み込む巨大ダンス・フェスティバルに、ヘッドライナーとして招聘され続けている事例からも、Yojiのカリスマティックな魅力の程をうかがい知る事が出来る。 アバンギャルドなルックスとパーフェクトなDJプレイ、自身のレーベル<Hellhouse Recordings>から発表するキラー・トラックスの数々で伝説を作り上げてきた、スーパースターが新たな方向性を示したDJ Mix CD『GIGA tech-dance extreme』が6/8に発表される。多忙を極める本人を直撃したHMVエクスクルーシブ・インタビュー。

Yoji Biomehanika
  Yoji Biomehanika
―― 海外でのDJや楽曲制作でお忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。


本当にめっちゃ忙しい。今日もスタジオにて作業中で。先週ドイツの<Blutonium Recirds>から頼まれてたDJ NEO「Angel Of Darkness」のリミックスが仕上がって。<Hellhouse Recordings>の次回作 ATMOZER「Time To Time」も同時で進行中。かと思えば、誰やったけなぁ、他にもリミックスの依頼が来てたしなぁ。


―― オーストラリアからリリースされた『Pharmacy Vol.4』以来、半年振りとなるMix CD『GIGA tech-dance extreme』を発表されますが、今の感想を聞かせて下さい。


結構 -品-のある内容になってると思うよ、今回。下品なのは嫌やから(笑)。抑揚って部分を一時間のCDに収めるのはなかなか難しくて、本当はミックスCDやったら2枚組ぐらいがいいけど。例えば一枚がしっとりしてて、もう一枚が激しくて、って感じで。ある程度イメージを分た方がやりやすいってのはある。だからと言って、一枚やからピークタイムのものばかりをドバっと入れるという、あんまり下品な事もしたくないしな。けど、よくまとまったんちゃうかなぁ


―― この作品にはどんなサウンドが収録されているんですか。


タイトルにも付けてるけど、今僕は「テックダンス」という新しいカテゴリーを提唱していて。このキーワードはまだ曖昧で、つかみどころがなかったりすんねんけど。エッジがはっきりしてて、テクノの要素があって。そこにソリッドなテックトランスも含まれる、みたいな。更にシュランツ(ヨーロッパを中心に盛り上がりをみせるハードテクノ系サウンド)も入ってきたりするし。


―― ミクスチャーな感じですね。


そうやねん。ただ、グルーヴ感という意味ではどれも似たところがあるんちゃうかな。その辺はこのCDを聴いてもらえればある程度わかってもらえると思う。海外では「ローリングテクノ』とも呼ばれてるらしいで。


―― 「ローリングテクノ」っておもしろい言葉ですね。


そう。今そんな言葉があんねん。縦じゃなくて転がる。まぁ要するに「ロコモーション」なヴァイブやな。汽車が走っていく様に「シャッシャカシャッシャカ」ってな感じ。それがまずベーシックにあって。

そう、あともうひとつ。これはテクノを作る人が考える基本やねんけど。ひとつのサンプルの音をどこまで追求していじっていけるか、ってのがあるな。メロディを全体的に考えるんじゃなく、ひとつの音に対してもの凄くフォーカスして、引っ張ったり曲げたり、ねじったり。で、曲の構成を作っていく。それが僕にとって今凄いエキサイティングやねんな。


―― 今回、Yojiさんがメインを務めるパーティー「GIGA」の名称が付いていますね。


タイトルが思い浮かばなくってさ(笑)。ま、それは冗談で。3年前に出した『Future Of Hard Dance』シリーズの時も、いいアーティスト達に順番に振ってシリーズとして続けていきたいなぁ、って思ってたやんか。それが叶わぬ夢で終わってしまって。そういう意味で「GIGA」に登場するDJのシリーズになればいいかな、ってのが僕の中にあって。そういうシリーズ・コンピレーションにするために、今回はこのタイトルを付けたんやけど。


―― 後半のREMO-CON「Atavism」からYojiさんの最新シングル「Six Hours」の部分は作品のピークな部分だと思うんですが、いかがですか。


REMO-CONは同じシンパシーで、常に良い音を取り込んでるな。「Atavism」は僕の中ではパーフェクトな楽曲やで。「Six Hours」は、思った以上に影響力が強かったみたいやな(笑)。最近送られてくる音も、早速ああいうテイストの曲が多いし。某アーティストも早速パクっとったで(笑)


―― 最後に、この『GIGA tech-dance extreme』で打ち出した「テックダンス」をどのように広めていこうとお考えですか。


僕がどんだけ頑張れるか、ってのももちろんあると思うねん。テックトランスの人の音も非常におもしろいと思う。けど、もっとローリングしてるアーティストがハードダンス以外にもいるわけやんか。で、彼らがいかにフィールドを超えて、コラボレーションとかやっていって、新しい音を作っていけるか、ってのはあるな。彼らだけやったらもう煮詰まって終わってまうと思う。アイディアを出し合わないかんと思うな。


―― お忙しいところ、ありがとうございました。

Interview & Text TOSHIO UEKI
(取材協力: aright's / Cisco International)



■More Information

www.yojibiomehanika.com

www.g-i-g-a.com

www.hellhouse.net



 
 
 
  Yoji Biomehanika 最新Mix CD !!!  
 
Burn Your Own Church

CD GIGA tech-dancee Extreme
Yoji Biomehanika

限定でリリースされ話題を呼んだ<Hellhouse>の最新シングルYoji & Romeo 名義による「Six Hours」も収録の最新Mix CD!2000年以降世界を舞台に活動中、ここまで世界中から熱い支持をうけた日本人DJは過去にもそしてこれからもいないだろう。そのYojiがいよいよ次なるステップへの突入を宣言するがごとくよりテッキーでグルーヴィーなスタイルのニューミックスを完成させた!ハードテクノからテックトランスまでカバーするソリッドなサウンドはジャンルを飛び越えダイナミックにクロスオーバーするダンスビート!
 
 

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