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カーネーション・インタビュー掲載!

2006年7月25日 (火)

  カーネーション傑作ニューアルバム!

カーネーション結成22年目の男気!

自身のレーベル『ハリケーン・レコーズ』設立第1弾リリースは、カーネーションのキャリアの全てを集約したオリジナルアルバム『Wild Fantasy』が完成!

今回のアルバムでは、かつてメンバーとして活動、近年ではゲントウキ青山陽一などのエンジニアとして活躍中の鳥羽修氏が全曲のエンジニアリングを担当。

またリコメンドトラックの「オフィーリア」は、ロックの王道を貫いた切なくも心地よい名曲!またタイトル曲の「Wild Fantasy」はFPMなどのアレンジで知られる宮川弾氏の大胆なストリングス・アレンジで参加、会場限定だった噂の3曲を正式バージョンで収録など、豪華な内容に仕上がっています。傑作!



  商品詳細

>WILD FANTASY
発売日:2006年07月26日
レーベル: HURRICANE RECORDS
カタログNo: QACH30001
¥2,800

1. オフィーリア 
2. Wild Fantasy
3. MAGIC
4. Standin' All Alone
5. SOUL POWER
6. ローラの方法序説
7. ルネッサンス (Album Version)
8. 獣たち (Album Version)
9. Butterfly
10. Lady Lemonade (Album Version)
11. Midnight Kangaroo
12. PARADISE EXPRESS


  カーネーション 直枝政広インタビュー



まずは、最新作『Wild Fantasy』完成おめでとうございます!「オーフィリア」の出だしのギターリフだけでやられてしまいました・・。本当に素晴らしいです。メンバーみなさんの満足度も非常に高いのではないでしょうか?

あのリフ、強烈でしょ! そう、今回は、また新たな手応えを感じていますね。
トリオとして3作目にあたる作品だし、無意識により高い基準をクリアしちゃったというか。この約1年半、数多くのライヴも含め、いろんな感情を体験してきた中で曲も生まれてきたわけですよ。とにかく新鮮さを失わないように心くばりをしながら、よいテンションをもって仕事を終えました。われながら最高にポップなサウンドと独自の言葉世界をパッケージングできたと思います。



アルバム全体を通して非常にヌケが良いロックがありながら、もちろん“大人が聴けるロック”であり、そしてラヴリーで切なく、踊れるナンバーも混ぜ合わさった傑作だと思います。また非常にグルーヴ感と開放感が全面に押し出されているように感じました。なにかアルバムコンセプトのようなものはあったのでしょうか?
 
コンセプトというものは特別にはなかったです。「最高に良いと思える曲を書こう」と、それくらい。
バンドの場合は考える前に身体を使ってみないとわからない部分がたくさんありますし、最近は前もって頭の中でヴィジョンを堅く組み立てることはやりません。何が出てくるかわからないという不安はもちろんありますが、かえって面白いものです。ライヴをとにかくたくさんやっていたので、その感覚のフィードバックがどう曲に表れてくるか、楽しみでした。

タイトル『Wild Fantasy』にはどういった想いが込められているのでしょうか?

想像力をフルに使ってああだこうだやっていると、そういうキーワードも自然に生まれちゃうのですね。これはタイトル決めのミーティングで、一途に夢の世界を語り、アイデア出しをしていた時のおれのマッドな言動を元に事務所の社長が思いついたものです。「直枝さんはミスター・ワイルド・ファンタジーだ!」と。なんかそんないきさつでした。

自らのレーベル『ハリケーンレコーズ』を設立した経緯をおねがいします。
 
たくさんのメジャー・レーベルを渡り歩いて一生懸命やってきて、それぞれいろんな結果も見えてきて、じゃぁ、このあたりで独立もありだよね?みたいな。前の会社のディレクターの本根さんから言い出したんで驚きましたが、おれたちも男として、やるときはやるぞと。そんな気合いがすべてでした。設立まではいろいろ時間もかかるし、お金のこともそりゃ大変だからね。
でも、今年のはじめに会社かまえて、ようやくアルバム完成して船は動きだした。そんな感じですね。新人のエクスペリメントイ(※1 参照)ももうすぐ出ますし、シーナ&ロケッツともマネージメント契約をしたところです。あと、今後もいろんなバンドや新人との出会いもあるだろうし、夢のある音楽工房として楽しく拡大をしていきたいですね。

※1 オルタナティヴ・ロックの新鋭トリオ!guitar×2、drumの3人編成。






左から: ロック画報: Vol.24 (BOOK) / ナゴムポップスコレクション(CD)(彼らの代表曲で森高千里のカバーでも有名な「夜の煙突」のファーストテイクを収録!) / Hurricane Festival: Live & Document (DVD) / Super Zoo!(CD) / Carnation Is The Great R & R Band (CD/ベスト) / Gong Show(CD/再発) / Young Wise Men (CD/再発)


今作ではエンジニアとして鳥羽修氏が全曲で参加されていますが、その辺は録音にどのような影響を与えたと思いますか?

彼はおれたちの人とナリをじゅうぶんに知っているから、良いところ、悪いところ、たいてい知っているわけです。だから作業もコミュニケーションもとてもスムーズだし、音作りのセンスもすごく良いから助かりました。タイトで無駄のない作業をすすめながら、心の会話は多いレコーディング。お互いに変わらないようでいて、格段に成長してきているなぁと思いました。かっこいい音に仕上がっていますよ。一本スジの通った最高のサウンドになっています。史上最高。鳥羽修、恐るべしですよ。

直枝さんの歌声は本当に良い声ですよね。非常に妄想を駆り立てる魅力があります。カーネーションの魅力はその変態的ともいえる妄想さ(・・良い意味です)にもあるかと思います。それが如実に現れている歌詞などは一体どういった場所/心境で書き上げるのでしょうか?

まずサウンドありき。
とにかく何度もその演奏データを聴いて、ひとりの作業場で何日も想像力をふくらませる。言葉や思いのとっかかりをつかむにも、胸の中の奥深くに入ってゆける奇跡の瞬間を待つわけですが、どうしても集中するのに時間はかかりますね。ライヴと作詞の時間を行ったり来たりで切り替えがきつかったなぁ。だから、また作詞に時間をかけすぎちゃってかなりみんなに迷惑かけました。できる時はすいすい出てくるんだけどね、今回はもっと欲が深くなったのか、じっくりと、しつこく、心の中を旅しちゃいました。なるたけ私小説的にならないよう、かつ深く、長く楽しめる歌詞が欲しかったので。映画作家的な気分でしたね。心の中にあるカメラを駆使して、新しい物語の風景の尻尾をつかんでゆくというか。

全曲おすすめかとは思いますが、おすすめ曲とそのコメントをお願いできますでしょうか?

全部としか言いようがないですね〜。
矢部くんのすべての曲は独自の美学をつらぬいてて気持ち良さはもう、この上ないですね。おれの曲では「オフィーリア」のメロディとともに、「Magic」や「Midnight Kangaroo」の活劇っぽいドタバタ感もユニークに仕上がっているし、きっとみなさんに新鮮に聴いてもらえると思います。そんなバラエティは豊富にありつつ、カーネーションならではのポップ感がはじけていますので、一本の映画のつもりで楽しんでもらいたいです。

夏にむけて今後の活動予定がありましたら告知をおねがいします!

アルバム発売前後にいくつかインストアイベントの予定がありますが、メインは9月の久しぶりのツアー『WILD FANTASY TOUR 2006』です。東京・福岡・大阪・名古屋の4ヶ所。詳しい情報はカーネーションのオフィシャルサイトhttp://www.carnation-web.com/で公開していますので、そちらでチェックしてみてください。ライヴではまた新しい試みを企画中。初めてライヴを観る方にも絶対楽しんでもらえる筈なので、ぜひ足を運んでみてください。

最後に最近のマイブームやおすすめがあったらなんでも大丈夫ですのでおねがいします!

Corey Harris『Downhome Sophisticate』を何年ぶりかであらためて聴いています。おれたちのアルバムと似た匂いを感じました。あとはもう毎日浴びるようにあらゆる音楽と接しています。



Corey Harris/Downhome Sophisticate
2002年05月07日
レーベル: Rounder
カタログNo: ROUND3194




ありがとうございました!

協力:HURRICANE RECORDS