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ラトル&ベルリン・フィル『春の祭典』

2004年11月6日 (土)

ベルリン・フィル自主制作レーベル
ラトル&ベルリン・フィルの『春の祭典』

ハイブリッドSACDでも同時発売!

演奏はまさに期待通りの素晴らしさ。ラトルならではの鋭利なアプローチとBPOの機能性&パワーが融合した、たいへん情報豊かで、そのうえパワフルな名演を実現しています。
 冒頭のファゴット・ソロからして、細かいフレージング処理と響きの豊かさが結びついてもう抜群。ここに限らず、ラトルは木管セクションを浮き立たせて、音色の多彩な変化をニュアンス豊かに、時に目まぐるしいまでの鮮烈さで聴かせてくれます。このあたりは迫力一辺倒の演奏や、やたらギクシャクとリズムに固執した演奏からは到底聴かれない部分。ラトルのこの作品に対する実に洗練されたスタンスはこれだけでも明らかでしょう。
 そうしたラトルの要求に充分に応えたうえで、さらに強烈なパワーを示してくれるのですから、やはりBPOはとんでもないオケです。個々の楽器の巧さはもちろん、マスとしての響きの厚みと熱気には脱帽で、一時スリム化したなどと言われていたことがウソのよう。第1部のコーダなど、底知れないパワーを感じさせて圧巻です。
 第2部では、こうした両者の特徴がさらに見事な成果を生んでいます。とにかく序奏部のあまりの美しさには仰天するほかはなく、ドビュッシーもかくやの極度なニュアンス表出は前代未聞で、“ハルサイ”にこんな美しい瞬間があったとはまさに驚きです。BPOならではの力技が炸裂する「生贄への賛歌」(バス・ドラが凄い!)がその直後にあるのですから、両者のコントラスト効果もバツグン。
 知的かつ分析的でありながら熱い血のたぎりを失わない指揮者と、圧倒的なパワーを誇示しつつ細やかなデリカシーをも備えた奇跡的なオーケストラという、『春の祭典』にとってまさに理想的なコンビが、互いの実力を充分に発揮した名演といえます。


 映画の中ではダンスを通した子どもたちの葛藤/成長の他に、ラトルのインタービューとリハーサル風景も含まれていますが、CDでは「ストラヴィンスキー:春の祭典」が全曲録音されています。
 同時収録の映画スコアはアカデミー・オブ・ベルリン・フィルハーモニーにより演奏されます。ラトル&ベルリン・フィルの顔合わせによる「ハルサイ」初録音にぜひご注目ください!

「ベルリン・フィルと子どもたち」 <RHYTHM IS IT!>

・録音開始時のサイモン・ラトルからベルリン・フィルへのスピーチ
 (2003年1月23日)

・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』全曲
 第1部 大地礼賛(昼)[16:05]
 00:03- 序奏 [03:36]
 03:39- 春のきざしと若い娘たちの踊り [03:17]
 06:56- 誘拐の遊戯 [01:14]
 08:10- 春のロンド [03:51]
 12:01- 競い合う部族の遊戯 [01:49]
 13:50- 賢者の行進 [00:43]
 14:33- 大地への口づけ [00:30]
 15:03- 大地の踊り [01:05]

 第2部 生贄の儀式(夜)[18:56]
 16:14- 序奏 [04:49]
 21:03- 若い娘たちの神秘的な集い [03:03]
 24:06- 選ばれた乙女への賛美 [01:44]
 25:50- 祖先の霊のよびさまし [00:43]
 26:33- 祖先の儀式 [03:39]
 30:12- 生贄の踊りと選ばれた乙女 [04:58]

 サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

・カリム・セバスティアン・エリアス:
 「ベルリン・フィルと子どもたち」映画スコア(小曲6曲)
 ゲルノート・シュルツ指揮
 アカデミー・オブ・ベルリン・フィルハーモニー
 ハビブ・セバスティアン・エリアス(P)

・Versteck Dich Nicht!
 ウィケッヅ フィーチャリング
 アカデミー・オブ・ベルリン・フィルハーモニー
 *この曲はヒップホップ・ミュージックです。


サイモン・ラトルのプロフィール

1955年 イギリスのリヴァプール生まれ。幼少の頃から楽器に親しむが、特に父親の影響でJAZZの洗礼を受ける。小学生の頃には、姉の影響で楽譜を読むことに熱中し、現代音楽やクラシックに熱中していく。その後、ナショナル・ユース管弦楽団に入団し、打楽器を担当した。
1971年、ロンドンの王立音楽院に入学。指揮法を学ぶ。
わずか19才の時、ジョン・プレイヤー国際指揮コンクールで優勝を飾り、また、グラインドボーン・オペラ音楽祭にも最年少でデビューという早熟した才能をみせる。
世界中からオファーが殺到する中、当時は一地方オーケストラであったバーミンガム市交響楽団(CBSO)を敢えて選び話題になる。80年にはCBSO首席指揮者に就任した。
その後、バーミンガム市響を瞬く間に世界的なレベルに押し上げたことで、その名は轟いた。
90年、同楽団の音楽監督に就任。
94年、39才の若さでイギリス音楽界に多大な貢献をした業績により、ナイト称号を授与され、“サー”サイモン・ラトルとなる。
音楽界でナイトの称号を授与された人物といってすぐに思い浮かぶのは、やはりあの「ビートルズ」や「ローリング・ストーンズ」 だろう。ラトルもまた、彼等と同じく「英国の誇り」なのだ。
2002年、フルトヴェングラーやカラヤンが歴任した、世界最高峰のオーケストラのひとつ「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」のシェフ(芸術監督 兼 首席指揮者)に就任した。
2004年11月ベルリン・フィルに就任後初の来日を果たす。
2005年4月には、史上初となる「ベルリン・フィル&ウィーン・フィル」合同オーケストラを実現させることでも世界中の度肝を抜いた。
これは、彼が「ベルリン・フィル」のみならず、「ウィーン・フィル」という、もうひとつの世界最高峰からもリスペクトされている、ということを見せ付けるニュースとなった。
事実、伝統を重んじる「ウィーン・フィル」が、“常任指揮者を置かない”というその歴史と理念を変えてまで、ラトルと組むことを望んだ、とも言われている。
*03年「ラトル&ウィーン・フィル/ベートーヴェン交響曲全集」をEMIから リリースしている。
現在、世界の2トップ・オーケストラからリスペクトされ続ける唯一の存在、それが「サイモン・ラトル」という指揮者なのである。(EMI)


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ラトル&BPO

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