Top 100 Japanese pops Artists - No.69

2003年9月23日 (火)

次々と社会現象を生み出し、すでにそれ自体が大きなプロジェクトとなっているSmap。このスーパーアイドルグループはいったいどんな人物の集まりなのか?

言わずと知れた大人気の国民的アイドル5人組Smap。1988年に結成され、光Genjiのバックダンサー、スケートボーイズとしてデビュー。1991年にCDデビュー後、アイドルの枠を超えてそれぞれがドラマ・映画・舞台など活躍の場を広げています。
彼らのグループとしての魅力、そして個人としての魅力を生かした活躍ぶりはとどまるところを知りません。Smapの完成度の高いエンターテイメント性・演技力・バラエティの才能・アーティスティックな部分も大きな魅力です。彼らの人気は若い女の子たちの間にとどまらず、今や幅広い年齢層に認知される存在へと成長したのは、彼らがただのアイドルではなく、地道な努力を怠らず、実力も兼ね備えているからこそなのです。

■メンバープロフィール               

中居正広  1972年8月18日 神奈川県藤沢出身   A型  165cm
国民的人気グループになるまで、うかがい知れない努力を重ねてきたSmapのリーダー的存在。仕事のジャンルもバラエティ、司会、ドラマと幅広くマルチな才能の持ち主。持ち前のサービス精神と天性の明るさでここまでひっぱってきた、努力という言葉がよく似合う人。
木村拓哉  1972年11月13日 東京都出身   O型  176cm
もうひとりの中心的存在。女性からは恋人にしたいNo.1、男性からはマネしたいNo.1と、トレンドのトップに位置する彼。あくまでナチュラルでありながら他を寄せ付けないフェロモンを漂わせています。彼がいなければSmapの人気がここまで盛りあがらなかったかもしれません。
稲垣吾郎  1973年12月8日 東京都出身   O型  176cm
シリアス、コメディとのギャップが魅力。自分の独特の雰囲気を持っており、役者としてのセンスも光るものがあります。かなりのインテリジェンスでも、そこから垣間見えるピュアな部分にヤラれてしまうファンも多いのでは。若さだけを売りにせず、10年、20年後と熟成してゆく雰囲気が魅力です。
草g剛 1974年7月9日 埼玉県出身  A型  170cm
和める雰囲気はSmapの口休め的存在。あくの強いメンバーの中でも、彼の存在がアイドルといういやらしさを緩和してしまいます。ヴィンテージジーンズマニアなのは有名な話で木村拓哉と並び、ベストジーニストにも輝いています。またチョナンカンという名前で韓国語を自在に操るもうひとつの顔も。
香取慎吾 1977年1月31日 神奈川県横浜出身  A型  182cm
Smap誕生の頃はまだ小学生。 一番年下ということで、それなりに苦労もしたのでしょうが、でも彼が一番、人生を楽しんでいるように見えます。どんなことでも器用にこなしてしまうのは、小さい頃から芸能界という所で育ってきたからでしょうか。彼のアイデア、オリジナリティなどのエンターテイメント性はまさに才能と呼べるものです。
森且行  初期メンバー。95年に脱退、オートーレーサーに転身。

Smapは、「運動と音楽を融合する人々」⇒「Sports Music Assemble People」⇒「Smap」という言葉から生まれました。 まだ、デビューしたての小・中学生から十ニ分に男の色気を発するグループへ、堂々と成長した、 ジャニーズ事務所発、歌/踊り/ドラマ/バラエティ/お笑いまでオールジャンルでの活躍をみせる90年代最大の芸能スター。

「Smap×Smap」のコントにおけるチャレンジ精神で、それまでのアイドルの常識を次々と打破し、“自然体アイドル”像をつくり上げました。彼らの活躍は後に続くジャニーズJr.たちの新しい指針となったはず。メンバー個々のキャラクターがあそこまで際立ったグループはおそらく業界初でしょう。  個人の魅力が5人揃うことによって無限大のオーラを放ち、その底知れない魅力に日本中の老若男女が彼らの虜となったのです。

そして、注目すべきは素晴らしい楽曲群達。そのセンスは素晴らしく、彼らに相応しいプロデューサー陣がサポートしています。今まで Smapを手掛けたのは、かのルパン三世のテーマのオリジナル作曲者である 大野雄二から、< 川村結花スガシカオ筒美京平野島伸司林田健司山崎まさよしなど。その時どきの旬なアーティストを抜群の タイミングで起用し、珠玉の楽曲をシングル・リリース。 そしてアルバムでは、ウィル・リーバーナード・パーディデヴィッド・T・ウォーカーマイケル・ブレッカなど、洋邦交えた超一流 ジャズ・フュージョン・アーティストたちが曲に彩りを添えている。 (S Map Smap 014 はファンクの帝王 ジェイムス・ブラウンとも共演)。 その極上サウンドの上で気負うことなく歌うSmap。 一流アーティストと渡り合える器を持ち合わせていないとできない偉業です。

ここ数年来、テレビをはじめとした芸能の世界でSmapの 活躍が群を抜いているのはだれもが認めるところでしょう。各メディアへの登場頻度もさることながら、 そのインパクト、面白さはまさに業界の最新鋭のクリエイターとのコラボレーションとによって生まれたものです。
そう、いかようにも料理され、そのうま味を最高に引き出すS mapという素晴らしい素材がいなければ、今のテレビの様子は、また少し違うものになっていたに違いありません。

広告・CM業界でもその圧倒的な存在は注目の的。 Smap VestPams Drink! Smap! を手がける 佐藤可士和、多田琢、関口現、谷田一郎、石井克人、田中秀幸、中島哲也、若木信吾等のトップクリエーターからも定評のある Smap。モノを創る立場にとってみても、 被写体としての彼らの魅力ははかりしれないものがあります。 もちろんクリエイターからの信頼も厚い。それは、彼らが瞬時に我々消費者の求めるものを感知し、 表現できるセンスを持っているからなのです。それが長年活動して得てきた努力と才能のたまものによるもの、 誰にも真似できない彼らだけがもつ魅力なのです。

ジャニーズ事務所のアイドル、そして今後も消費され続けるアイドル・タレントのの地位を一般にも広めたグループとして 存在するであろう5人の人物たち。 個性のバランスがほどよく配置された究極のアイドルグループなのです。

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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