テオドーロ・バウ/ヴィオラ・ダ・ガンバ版バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全3曲
2026年10月05日 (月) 17:00 - HMV&BOOKS online ニュース - クラシック
テオドーロ・バウがヴィオラ・ダ・ガンバで奏でる、バッハの無伴奏パルティータ
2021年のブルージュ国際古楽コンクールの旋律楽器部門でガンバ奏者として初の優勝を飾り、2025年には日本デビューも成功させるなど、国際的に活躍しているテオドーロ・バウの「ARCANA」第2弾は初の無伴奏アルバム。しかもバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ全3曲を自身の編曲で収録するという注目盤です。
原曲から1音下げることにより、ヴァイオリンの第1弦のEをガンバの第1弦Dに対応させているとのこと。とはいえ、5度間隔で調弦されるヴァイオリンに対してガンバはほぼ4度(第3-4弦間は3度)間隔のため、運指や重音では大きな困難を伴いますが、バウは和声配置などにわずかな修正を加えた以外に大きな変更を行わずに演奏することに成功。和声やポリフォニー、そしてこれらの作品と同じくフランス風の舞踏組曲の伝統に通じる楽器の特性を活かしつつ、原曲の譜面に極限まで忠実なアプローチを貫いています。
圧巻の『シャコンヌ』をはじめバッハがこの作品で実現した高度な対位法が、従来のヴィオラ・ダ・ガンバのレパートリーにはない複雑さを有しているという点でもたいへん新鮮。作品の構造を立体的に築き上げ、その骨格と楽器の調和を徹底的に突き詰めた高純度なバッハ演奏です。(輸入元情報)
【収録情報】
J.S.バッハ:
1. パルティータ第2番(ハ短調) BWV.1004
2. パルティータ第3番(ニ長調) BWV.1006
3. パルティータ第1番(イ短調) BWV.1002
※全てテオドーロ・バウによる原調より1音低い編曲(カッコ内は当録音の調)
テオドーロ・バウ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
使用楽器:パリのミシェル・コリション1691年製作楽器に基づく、コッレ・ディ・ヴァル・デルザ(イタリア)のセルジオ・ギストリ2006年製作の再現楽器
録音時期:2021年9月27-30日
録音場所:イタリア、パドヴァ、サラ・デッラ・カリータ
録音方式:ステレオ(デジタル)
収録時間:83分
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