ヴァシェジ&ハンガリー国立フィル/ドリーブ:『ニヴェルのジャン』(3CD)
2026年09月07日 (月) 18:00 - HMV&BOOKS online ニュース - クラシック

フランス近代歌劇の秘宝!
『コッペリア』と『ラクメ』の間に生まれたドリーブ第3の傑作
1870年のバレエ音楽『コッペリア』と、「鐘の歌」や二重唱などのヒット・ナンバーで知られる1883年のオペラ『ラクメ』が圧倒的に有名なフランス近代の作曲家レオ・ドリーブ。これら2作の間、1880年3月にパリで披露された『ニヴェルのジャン(ジャン・ド・ニヴェル)』(台本:エドモン・ゴンディネ、フィリップ・ジル)は初演時から圧倒的な成功を収め、すぐにブリュッセルやコペンハーゲン、ペテルブルクなど諸外国の劇場でも注目されたものの、登場人物の多さと演奏に要求される技術の高さが災いしたのか、間もなく忘却の淵に埋もれてしまいました。現在では、当時のフランスのフルート奏者ポール・タファネルがこのオペラの旋律を用いて作曲した幻想曲にその名を残す程度。ヴェネツィアに本拠を置くロマン派フランス音楽センター(Palazzetto Bru Zane)の尽力で実現したこの全曲録音を通じ、全編を貫く音楽言語の確かさとドリーブの作曲手腕をつぶさに味わえるようになったのは大いに歓迎すべきことと言えるでしょう。
英仏百年戦争の時代、父の勧めに反してフランス王の敵ブルゴーニュ公に仕え歴史に名を残したニヴェルのジャンを主人公に、正体を隠してブルゴーニュ宮廷に接近する中で巻き起こる恋物語を軸にした全3幕の歴史絵巻。同世代のマスネやサン=サーンスにも通じる、フランス19世紀後半ならではの流麗でドラマティックなドリーブの音楽が、名指揮者ヴァシェジの隅々まで細やかな解釈とデュボワ、プティ、クリストヤニスといった申し分ない名歌手勢の素晴らしい歌唱を得て瑞々しく紡がれてゆきます。「Bru Zane」レーベルの常通り解説も図版や歴史的証言満載で大いに充実(仏・英語)。(輸入元情報)
【収録情報】
● ドリーブ:歌劇『ニヴェルのジャン』全曲
ニヴェルのジャン/シリル・デュボワ(テノール)
アルレット/メリサ・プティ(ソプラノ)
シモーヌ/マリー=アンドレ・ブシャール=ルシュール(メゾ・ソプラノ)
シャロレ伯爵/タシス・クリストヤニス(バリトン)
ディアーヌ、小姓のイゾラン/ジュリエット・メ(メゾ・ソプラノ)
サラダン、伝令、老人/アドリアン・フルネゾン(バス)
マリコルヌ/フランソワ・ルージエ(テノール)
ボートレイ/ジャン=フィリップ・マクリシュ(バス)
ハンガリー国立合唱団
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
ジェルジ・ヴァシェジ(指揮)
録音時期:2026年1月12-14日
録音場所:ブダペスト芸術宮殿ベーラ・バルトーク国立コンサートホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
ブック型装丁
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