ルセ&レ・タラン・リリク/ポルポラ:『オーリードのイフィジェニア』(2CD)
2026年09月07日 (月) 17:30 - HMV&BOOKS online ニュース - クラシック

ポルポラの最高傑作『オーリードのイフィジェニア』
ルセ率いる最高の布陣で世界初録音!
2024年のバイロイト・バロック・オペラ音楽祭での輝かしい復活蘇演で一躍注目を集めたポルポラのオペラ『オーリードのイフィジェニア』(台本:パオロ・アントニオ・ロッリ)。このたびこのポルポラの最高傑作が世界初録音で登場します。
1735年にロンドンで初演されたこのオペラは、名声と物議を醸したスター作曲家ポルポラが、ヘンデルの対抗馬として一躍脚光を浴びるきっかけとなった作品。上演に際し、アキレス役にファリネッリといったスターを起用し、ポルポラは英国オペラ史における最高峰の作品を生み出すことに成功しました。ポルポラはたいへん厳しい声楽指導者であり、スター歌手たちの潜在能力を熟知し、その才能を最大限に引き出す術を心得ていました。それゆえ、声楽的な要求は極めて過酷とすらいえるものとなっています。
このアルバムでクリストフ・ルセは、アン・ハレンベリら各配役に充実のキャストを迎え、この作品の世界初録音に満を持して臨んでいます。歌手陣のアリアなどの完成度はきわめて高く、さらに管弦楽も生き生きと輝いています。
ルセは、ポルポラについて次のように述べています。「ポルポラの作品は、私にとって常に大きな関心の対象でした。彼の様式はギャラント様式に属する前古典派的なもので、豊かな抒情性に満ちています。声楽の旋律線はこの上なく美しく、速いアリアでは驚くべき技巧が発揮されます。『オーリードのイフィジェニア』は、バロック音楽を愛する幅広い聴衆の心をとらえるであろう18世紀の世界へと私たちを誘います。そして、オペラに求められるあらゆる感情が込められた素晴らしい物語を語ります。神々を満足させるために自らの娘を犠牲にしなければならないという大いなる悲劇に直面しながら、私たちは両親の絶望を感じると同時に、イフィジェニアが体現する名誉と義務の精神にも触れるのです。」(輸入元情報)
【収録情報】
● ポルポラ:歌劇『オーリードのイフィジェニア』全曲
メリッサ・プティ(ソプラノ/イフィジェニア)
ノア・バインアート(コントラルト/アガメムノン)
アン・ハレンベリ(ソプラノ/アキレス)
ローズ・ナガール=トレンブレ(コントラルト/クリテムネストラ)、他
レ・タラン・リリク
クリストフ・ルセ(指揮)
録音時期:2025年12月20日
録音方式:ステレオ(デジタル)
【あらすじ】
トロイア戦争へ出征する途中、強大なアガメムノンは、狩猟の女神ディアナが所有する雄鹿を殺してしまった。激怒したディアナは、アガメムノンが娘のイフィジェニアを贖罪の生贄として捧げない限り、それ以上の旅を許さないと告げる。英雄アキレスとの結婚という口実のもと、イフィジェニアはアウリスへと誘い出され、母クリテムネストラは深い苦悩に苛まれる。生贄が捧げられようとする瞬間、アキレスが剣を振りかざして乱入するが、神であるディアナが最終的な決定権を握る・・・(輸入元情報)
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