スティーヴン・オズボーン/『OK by me - A life in encores』
2026年09月02日 (水) 18:00 - HMV&BOOKS online ニュース - クラシック

数々の受賞歴を誇る世界的ピアニストによる自伝的アルバム
スコットランド出身の世界的ピアニスト、スティーヴン・オズボーンの最新アルバム『OK by me - A life in encores』がハイペリオンより発売されます。スコットランド人特有の控えめな雰囲気を持ちながら、2度のグラモフォン賞を始め、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカで数々の賞を獲得しているオズボーン。25年以上にわたるそのレパートリーの中心はフランス音楽(ドビュッシー、ラヴェル、メシアン)、ロシア音楽(ラフマニノフ、プロコフィエフ、ムソルグスキー)、そして深い解釈で演奏される後期のベートーヴェンとシューベルトでしたが、今回のアルバムはそれらとは大きく異なっています。「これまでに作ってきたものとはまったく違う」とオズボーンも語るほど、その選曲には音楽的な深みが加わっただけでなく、彼自身の人生の自伝的な意味が色濃く表れたものとなりました。
リャードフの『音楽の玉手箱』は母親が持っていたオルゴールの宝石箱の記憶で、プーランクの『3つのノヴェレッテ』についてはオズボーンがブックレットの中でウィグモア・ホールでの初リサイタルを実現するきっかけになった曲だと語っています。モダニズムやジャスの世界で活躍した人物も登場します。オズボーンと同郷のピーター・マクスウェル・デイヴィスの有名な『さらばストロムネス』、友人であるジェイムズ・クラッパートンの『Haar』、そして伝説の巨匠メレディス・モンクの『レイルロード』です。そしてオズボーンはキース・ジャレットの「ウィーン・コンサート」と、マイケル・ティペットの歌劇『アイスブレイク』の終止和音を基にしたそれぞれの即興曲、そしてジョニ・ミッチェルの『ア・ケイス・オブ・ユー』の編曲も披露しています。ある朝、ピアノを練習している最中に、完全に完成された形で頭にふっと浮かんできたという自作の『OK by me』も収録され、アルバム・タイトルにもなっています。(輸入元情報)
【収録情報】
01. オズボーン:OK by me
02. J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み(カンタータ第208番『楽しき狩こそ我が悦び』 BWV.208より第10曲、E.ペトリ編)
03. グリーグ:蝶々(抒情小品集 第3集 Op.43より第1曲)
04. リャードフ:音楽の玉手箱 Op.32
05. クライスラー:愛の悲しみ(3つのウィーン古典舞曲より第2曲、ラフマニノフ編)
06. シューマン:ロマンス 嬰へ長調 Op.28-2
07. クラッパートン:Haar
08. マクスウェル・デイヴィス:さらばストロムネス
09. ドゥーセ:イゾルディーナ
10. ガーシュウィン:3つの前奏曲(第1番:Allegro ben ritmato e deciso/第2番:Andante con moto e poco rubato/第3番:Allegro ben ritmato e deciso)
11. ドゥシュキン:シシリエンヌ(M.T.パラディスによる)(オズボーン編)
12. シューマン:献呈(歌曲集『ミルテの花』 Op.25より第1曲、オズボーン編)
13. オズボーン:マイケル・ティペットの歌劇『アイスブレイク』の終止和音による即興曲
14. キース・ジャレット:マイ・ソング(オズボーン編)
15. プロコフィエフ:前奏曲 ハ長調(10の小品 Op.12より第7曲)
16. プーランク:ノヴェレッテ ハ短調 FP47-1
17. プーランク:ノヴェレッテ 変ロ短調 FP47-2
18. プーランク:ファリャの主題によるノヴェレッテ FP173
19. メレディス・モンク:レイルロード(トラベル・ソング)
20. ジョニ・ミッチェル:ア・ケイス・オブ・ユー(オズボーン編)
21. オズボーン:キース・ジャレットの『ウィーン・コンサート』による即興曲
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
録音時期:2025年4月29日〜5月1日
録音場所:ロンドン、ケンティッシュ・タウン、殉教者聖サイラス教会
録音方式:ステレオ(デジタル)
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