アーロン・ピルザン/ショパン:練習曲集(全27曲)
2026年08月10日 (月) 18:00 - HMV&BOOKS online ニュース - クラシック

バッハの視座から紐解く、エチュードの精緻なる構築美
1995年オーストリア生まれのアーロン・ピルザンが、バッハの『平均律』全曲と共にその録音を人生の目標にしていたという、ショパンの『練習曲集』全曲が登場。その『平均律』の録音では調律からこだわりぬき世界的に高い評価を得ましたが、そのようなバッハの演奏によって培われた客観的かつ構築的なアプローチがここでも生きています。
自らの演奏会の前にはバッハを練習し、門下生たちにも毎日バッハを弾くように勧めていたというショパンの音楽が持つポリフォニックな側面と、左手による和声的でありリズム的でもある基盤を精緻に解析し、表面的な技巧にとどまらない立体的なショパン像を提示。作品の調性的・感情的な連続性を保つために録音は出版順に行われ、直截的で華麗な作品10と、より洗練され内省的な作品25という2つのサイクルの対比も明瞭に描き分けられました。明快にして端正、すっきりとした音楽進行の中に息づく聴く者を強く惹きつける細やかな表情はもちろん今回も健在。高度な技術的コントロールのもと自由な表現と透明度の高い精密さを両立させた、美しくも知性的なアルバムに仕上がっています。(輸入元情報)
【収録情報】
ショパン:
● 12の練習曲 Op.10
● 12の練習曲 Op.25
● 3つの新しい練習曲
アーロン・ピルザン(ピアノ)
録音時期:2026年3月
録音場所:ボン、ベートーヴェン・ハウス
録音方式:ステレオ(デジタル)
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