クリュイタンス&フィルハーモニア管、オイストラフ/フランク:交響曲、ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲

2026年07月16日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online ニュース - クラシック


クリュイタンスのルツェルン・ライヴ!
得意のフランクと若きイーゴリ・オイストラフとのハチャトゥリアン


「audite」レーベルがルツェルン音楽祭と提携して歴史的音源を復刻する「Lucerne Festival Historic Performances」にクリュイタンスが登場。1954年のルツェルン音楽祭の最終公演から2曲を収録しています。
 ベルギー生まれのクリュイタンスにとってフランクの交響曲は手の内に入ったレパートリーのひとつ。1953年にはフランス国立放送管とセッション録音しており、ここに収録された演奏も循環形式による全体の構造をしっかりと掴みつつ、随所でドラマティックな高揚を見せる起伏に富んだものとなっています。アルバム後半は当時23歳だったイーゴリ・オイストラフを迎えたアラム・ハチャトゥリアン[1903-1978]のヴァイオリン協奏曲。彼はまだモスクワ音楽院在学中ながら、1952年のヴィエニャフスキ・コンクールで1位となり、翌53年にはフィルハーモニア管とこの曲を録音しています。両端楽章はかなり速いテンポながら、まるで楽しんでいるかのように表情豊か。オーケストラとの一体感も万全で、演奏後に盛大な拍手と歓声を浴びているのも納得です。クリュイタンスにはこの曲の公式録音が無いので、その点からも貴重な復刻です。
 このコンサートはスイス放送協会(Schweizer Radio und Fernsehen, SRF)によって収録・放送されましたが、オリジナル・テープが逸失しているため、フランス国立視聴覚研究所(INA)保管のテープをもとに、Ludger Bockenhoffがリマスターを行いました。ブックレットにはルツェルン音楽祭アーカイヴ提供の写真が8点掲載されています。音楽学者で文献学者・批評家・放送ジャーナリストでもある、Michael Struck-Schloen執筆による当時の事情を伝える解説と共に読み応え・見ごたえのあるブックレットになっています(欧文)。(輸入元情報)

【収録情報】
1. フランク:交響曲ニ短調 FWV.48
2. ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調

 イーゴリ・オイストラフ
(ヴァイオリン:2)
 フィルハーモニア管弦楽団
 アンドレ・クリュイタンス
(指揮)

 録音時期:1954年8月28日
 録音場所:スイス、ルツェルン、クンストハウス(ルツェルン音楽祭)
 録音方式:モノラル(ライヴ)
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