アダム・ラルーム/シューマン:『クライスレリアーナ』、他
2026年06月10日 (水) 19:00 - HMV&BOOKS online ニュース - クラシック

豊かな響き、濃密なロマンティシズム。ピアノの醍醐味、ここに極まれり
「鍵盤の詩人」アダム・ラルーム。きわめて繊細な感性の詩情と深い音色で、作品に託された作曲家の真のメッセージを語る名手です。
今回ラルームが取り上げたのはシューマンです。8曲が一連で演奏される機会は意外と少ない『ノヴェレッテ』では、各曲にシューマンが込めた様々な物語が劇場のように展開されてゆきます。『クライスレリアーナ』では第1曲から押し寄せる情熱の波に驚かされます。夢想的な場面、鮮やかな光、深い陰影を備えた絵画のような一連の楽曲を、ラルームはピアノの底からとどろくような音色で演奏しており、それが却って作品のロマンティシズムや詩情、そしてシューマンの声をも生々しくに引き出すようで圧巻です。
「ピアノ」という楽器がもたらす情感の豊かさと豪奢な響きの喜びを味わえる、ピアノの醍醐味ここに極まれりという1枚です。(輸入元情報)
【収録情報】
シューマン:
● 8つのノヴェレッテ Op.21
第1曲『はっきりと力強く』 ヘ長調
第2曲『きわめて速く、華やかに』 ニ長調
第3曲『軽やかに、フモールをもって』 ニ長調
第4曲『舞踏会風に、とても華やかに』 ニ長調
第5曲『ざわめくように、華麗に』 ニ長調
第6曲『とても活発に、大いにフモールをもって』 イ長調
第7曲『きわめて速く』 ホ長調
第8曲『とても活発に』 嬰ヘ短調
● クライスレリアーナ Op.16
第1曲『激しく躍動して』 ニ短調
第2曲『たいへん心をこめて速すぎずに』 変ロ長調
第3曲『激しく駆り立てるように』 ト短調
第4曲『きわめて遅く』 変ロ長調
第5曲『非常に生き生きと』 ト短調
第6曲『きわめて遅く』 変ロ長調
第7曲『非常に速く』 ハ短調
第8曲『速くそして遊び心をもって』 ト短調
アダム・ラルーム(ピアノ)
録音時期:2024年9月
録音場所:パリ、サル・ガヴォー
録音方式:ステレオ(デジタル)
収録時間:81分08秒
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