レ・タンブル/『エースのフォーカード〜音楽による肖像』
2026年05月13日 (水) 18:00 - HMV&BOOKS online ニュース - クラシック

フランス最前線をゆくアンサンブルが綴る、18世紀フランス4巨頭の音楽的肖像
クープラン、フォルクレ、マレ、ラモー。18世紀前半のフランスで活躍した音楽家たちの中でも特に重要な4人を、ヴァイオリン、ヴィオール、クラヴサンという3つの楽器の様々な組み合わせや独奏で表現した、音楽肖像ともいうべき作品ばかりを集めたアルバム。彼らが他の誰かや自分自身の名を冠して発表した曲のほか、ルベルやドルネル、ダジャンクールといった同時期のフランス人作曲家たちが彼らを描いた作品も収められています。
演奏はフランスやベルギーの最前線で活躍する3人の名手からなるアンサンブル、レ・タンブル。既に数多くのアルバムでフランス・バロック作品への比類ない適性を示してきた彼らですが、今回のプログラムでも個々の曲に潜む機微に触れる精巧な解釈が続き、4人の作曲家の個性がまさしく当時の音楽的語彙を通じて感じ取れるようになっています。4人の作曲家をそれぞれトランプのエースになぞらえ、エースのフォーカードという頼もしい手札を連想させる美しい挿絵入り解説も興味深い内容(仏語、英語)。「ALPHA」レーベルの古楽器録音でも数々の実績を誇る名技師アリーヌ・ブロンディオによる、演奏の場に息づく気配まで捉えた録音も見事です。(輸入元情報)
【収録情報】
01. F.クープラン[1668-1733]:尊大、またはフォルクレ
02. ルベル[1666-1747]:ソナタ第4番ホ短調『ラ・フォルクレ』〜ヴァイオリン独奏にヴィオールのレシ諸々を交えたソナタ集』(1713)より
03. F.クープラン:ラ・クープラン〜クラヴサン曲集 第4巻 第21組曲(1730)より
04. ルイ・ド・ケー・デルヴロワ[1677-1759]:ラ・クープラン〜通奏低音を添えたヴィオール曲集 第2巻(1719)より
05. ケー・デルヴロワ:ラ・ラモー〜パルドゥシュ・ド・ヴィオールと低音部のための曲集 第6巻(1751)より
06. ダジャンクール[1684-1758]:アルマンド『ラ・クープラン』〜クラヴサン曲集 第4組曲(1733)より
07. ドルネル[1680-1757]:ソナタ第1番『ラ・マレ』第1、第2楽章〜低音部を添えたヴァイオリン独奏のためのソナタおよびフルートのための組曲集 Op.2(1711)より
08. ドルネル:ソナタ第4番『ラ・フォルクレ』第3、第4、第5楽章〜低音部を添えたヴァイオリン独奏のためのソナタおよびフルートのための組曲集 Op.2(1711)より
09. ドルネル:ソナタ第2番『ラ・クープラン』第1、第4楽章〜低音部を添えたヴァイオリン独奏のためのソナタおよびフルートのための組曲集 Op.2(1711)より
10. ジョラージュ[c.1700-1761]:ラ・マレ〜クラヴサン曲集 第1巻 第1組曲(1738)より
11. ラフォン[1724-1783]:ラ・フォルクレ〜クラヴサン曲集(1759)より
12. マレ[1656-1728]:マレ風ソナタ〜音階、およびその他の器楽曲集(1723)より
13. デュフリ[1715-1789]:ラ・フォルクレ〜クラヴサン曲集 第3巻(1756)より
14. フォルクレ[1672-1745]:ラ・ラモー〜通奏低音を添えたヴィオール曲集 第5組曲(1747)より
15. ブートミ[1697-1779]:ラ・フォルクレ〜クラヴサン曲集 第1巻(1738)より
16. フォルクレ:ラ・クープラン〜通奏低音を添えたヴィオール曲集 第1組曲より
17. フォルクレ:ラ・フォルクレ〜通奏低音を添えたヴィオール曲集 第1組曲より
18. ラモー[1683-1764]:ラ・ラモー〜クラヴサン合奏曲集 コンセール第4番(1741)より
19. ラモー:ラ・フォルクレ〜クラヴサン合奏曲集 コンセール第1番より
20. ラモー:ラ・マレ〜クラヴサン合奏曲集 コンセール第1番より
レ・タンブル(古楽器使用)
川久保洋子(ヴァイオリン)
ミリアム・リニョル(バス・ド・ヴィオール=ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュリアン・ヴォルフス(クラヴサン=チェンバロ)
録音時期:2025年6月27-29日
録音場所:フランス東部フランシュ=コンテ地方ポンピエール=シュル=ドゥー、サン=レジェ教会
録音方式:ステレオ(デジタル)
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