シャラー/オルガン版ブルックナー:交響曲第8番
2025年05月01日 (木) 10:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

ブルックナー指揮者にして「ブルックナー弾き」でもあるシャラー、
オルガンで第8交響曲を演奏。作品と同年に作られたカヴァイエ=コルの名器が放つ音色にも注目
あらゆる版でのブルックナー交響曲録音をすすめているシャラーが、自ら編曲した「オルガン独奏版」で第8番を録音しました。作品を熟知したシャラーならではの充実したアレンジです。
使用したオルガンは、ルーアンのサントゥーアン教会にあるカヴァイエ=コル[1811-1899]製作の楽器。カヴァイエ=コルはブルックナーと同時代に生きた高名なオルガン製作者であり、オルガンの名手であったブルックナーが1869年にフランスへ演奏旅行に赴いた際、彼の楽器のすばらしさに大きな感銘を受けたという記録も残っています。今回の録音に選ばれたサントゥーアン教会のオルガンは1890年に作られたもの。これはブルックナーが第8交響曲を書き上げた年と一致します。ここに収録された、当時の音楽観を現代に伝えるかのように繰り出される豊饒な音色は、ブルックナーを奏でることによって最大限発揮されたものと言えるかもしれません。(輸入元情報)
【収録情報】
● ブルックナー/シャラー編:交響曲第8番ハ短調 WAB108(オルガン独奏版)
I. Allegro moderato (25:42)
II. Scherzo. Allegro moderato - Trio. Langsam (14:43)
III. Adagio. Feierlich langsam; doch nicht schleppend (24:28)
IV. Finale. Feierlich, nicht schnell (23:54)
ゲルト・シャラー(オルガン/カヴァイエ=コル製作、1890)
録音時期:2024年
録音場所:フランス、ルーアン、サントゥーアン教会
録音方式:ステレオ(デジタル)
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