ディオティマ四重奏団/ブーレーズ:『弦楽四重奏のための書』マヌリ補完版
2025年04月09日 (水) 17:45 - HMV&BOOKS online - クラシック
ブーレーズ生誕100周年記念
ディオティマ四重奏団が未完の『弦楽四重奏のための書』をマヌリ補完版で録音!
現代音楽に積極的に取り組み、演奏・解釈両面で高く評価される名団体ディオティマ四重奏団が、ピエール・ブーレーズの生誕100周年を記念して『弦楽四重奏のための書』を録音しました。
1948〜49年に作曲された『弦楽四重奏のための書』。その後、1954年、1962年に改訂され、1968年にそれまでの完成部分をロンドンで初演。その後も何度か改訂されました。作曲から60年を経た2011年、ディオティマ四重奏団の依頼によりブーレーズは同作品の最終改訂に取り組みましたが、『IV(第4楽章)』の完成には至らず2012年版として作曲を断念。同団は2014年に2012年版で録音しております。
ブーレーズの死の翌年、フィリップ・マヌリ[1952-]によって『IV』が補筆完成され、このたび同楽章を含む形としては世界初録音が実現。ブーレーズはマヌリの作品を演奏するほど非常に高く評価していただけに、補筆完成はひとつの答えが音化されたともいえます。これからも「進行中の作品」として不変の可能性を秘めた魅力的な弦楽四重奏曲ですが、ディオティマ四重奏団は尊敬する作曲家ブーレーズの生誕100年にあわせ満を持してのリリースとなります。(輸入元情報)
【収録情報】
● ブーレーズ:弦楽四重奏のための書(1948〜1949年/2017年、マヌリ補筆完成版)
Ia. 4:42
Ib. 2:57
II. 11:14
IIIa. 5:27
IIIb. 3:46
IIIc. 2:39
IV. 11:59(世界初録音)
V. 6:27
VI. 6:55
ディオティマ四重奏団
ユン・ペン・チャオ(第1ヴァイオリン)
レオ・マリリエ(第2ヴァイオリン)
フランク・シュヴァリエ(ヴィオラ)
アレクシス・デシャルム(チェロ)
録音時期:2023年12月4-6日
録音場所:ケルン、WDRフンクハウス
録音方式:ステレオ(デジタル)
ディジパック仕様
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