和田記代、ルードヴィグ・ヌールマン・ストリングス/ヌールマン:室内楽作品集
2025年03月19日 (水) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ヌールマン:室内楽作品集
ルードヴィグ・ヌールマン(ノールマン) は19世紀後半のスウェーデンの音楽界の立役者とも言える音楽家。作曲家としてだけでなく指揮者やピアニスト、そして音楽評論家としても活躍しました。ヌールマンは3つの交響曲、合唱曲など、様々なジャンルの曲を書きましたが、彼の作品リストの中で最も充実したジャンルは室内楽。まだ録音が少ない彼の室内楽作品ですが、このアルバムはその中からピアノ六重奏曲、ピアノ四重奏曲、そしてピアノ組曲『人生の階段』を収録しています。ピアノ六重奏曲とピアノ組曲はCD初出。スウェーデン音楽史において、ベルワルド[1796-1868]とステンハンマル[1871-1927]の間が決して空白ではなかったことを伝えてくれます。
演奏は、この企画のために集結したロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の団員による弦楽アンサンブルと、ストックホルム在住でステンハンマル友の会代表を務めるピアニスト、和田記代。(輸入元情報)
【収録情報】
ヌールマン:
1. ピアノ四重奏曲ホ短調 Op.10
2. 人生の階段 Op.51
幼少時代
青年の熱情
乙女の夢
男にとっての人生の重み
ゆりかごの傍の母親
人生の終着点にて
3. ピアノ六重奏曲イ短調 Op.29
和田記代(ピアノ)
ルードヴィグ・ヌールマン・ストリングス(ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団員:1,3)
ヘンリク・ペーテルソン(ヴァイオリン)
ソフィー・スンネルスタム(ヴァイオリン)
ニコラス・シャードロウ(ヴィオラ)
クラース・ガッゲ(チェロ)
ヴァルー・パウルソン(コントラバス)
録音時期:2024年3月28-30日、8月31日、9月1日
録音場所:スウェーデン、Stochholns Konserthus
録音方式:ステレオ(デジタル)