【発売】ティモシー・リダウト/『SOLO〜無伴奏ヴィオラ作品集』
2025年03月17日 (月) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
イギリス生まれのヴィオラの逸材ティモシー・リダウト
『SOLO』と題し、圧巻のシャコンヌを含む注目のソロ作品集!
1995年ロンドン生まれのティモシー・リダウト。2016年ライオネル・ターティス国際コンクールで優勝、以降世界でひっぱりだこの新星ヴィオラ奏者です。録音でも、すでに『詩人の恋』の録音では豊饒な歌を、エルガーのチェロ協奏曲のターティス編曲ヴィオラ版を収めたアルバム『ライオネル・ターティスに捧ぐ』で音楽ファンをうならせています。30歳を目前に、リダウトは、バッハとテレマンというふたりのバロック時代の巨匠作品、そしてブリテンとアメリカのキャロライン・ショウ[1982-]の作品の、無伴奏によるアルバムを録音しました。
ブリテンの『エレジー』は1930年、ブリテンが10代の作品。ブリテンが名ピアニストであることは知られていますが、彼の第2の楽器はヴィオラでした。非常に深遠な世界が広がっており、リダウトは「弾くたびに少しずつわかってくるものがある」とコメントしています。キャロライン・ショウの作品はトマス・タリスの作品にインスパイアされたもの。オリジナルはチェロ作品ですが、ヴァイオリンとヴィオラのために作曲者自身が編んだものとなります。バッハのパルティータはヴィオラ版のト短調での演奏。ジーグの疾走感、そしてシャコンヌでの豊かな響きは圧巻です。
「シャコンヌは、私が13歳くらいのときから絶対的な憧れでした。偉大なヴァイオリニストによるパルティータの録音を数え切れないほど聴き、世界を包含しているようなこのひとつの楽章にいつも心を奪われていました」と語るリダウト。どんな技巧的なパッセージもふくやかさを保ちながら演奏しており、リダウトが非凡なテクニックかつ、あたたかな人柄の持ち主であることを感じさせます。(輸入元情報)
【収録情報】
● テレマン:ファンタジア第1番変ロ長調 TWV.40:14
● キャロライン・ショウ:汝の手に
● テレマン:ファンタジア第7番変ホ長調(ヴィオラ版、編曲者不明)
● ブリテン:エレジー
● J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004(ロウランド=ジーンズ編、ヴィオラ版 ト短調)
ティモシー・リダウト(ヴィオラ)
録音時期:2024年5月
録音場所:ロンドン
録音方式:ステレオ(デジタル)

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