【発売】ベルティーニ&シュトゥットガルト放送響/マーラー:交響曲第5番
2025年04月12日 (土) 08:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

ベルティーニ&シュトゥットガルト放送響の音源発掘シリーズに待望のマーラーが登場!
ガリー・ベルティーニは首席指揮者を務めたケルン放送交響楽団のイメージが強いですが、シュトゥットガルト放送響にも1978年の初共演以来繰り返し招かれ、1996年には日本ツアーも行っています。ここにCD化されるのは1981年のマーラー5番のライヴ。現地で大きな評判となり、シュトゥットガルト放送響の特典盤として限定頒布されたことのある演奏です。
ベルティーニのマーラー解釈は徹底したリハーサルを経て、マーラーの複雑なスコアを明晰に音にすることで作品自体に語らせるようとするものでした。ここに収められた演奏も指揮者の統率が細部まで行き届いている印象がありますが、それが窮屈さではなく解放感につながっています。アダージェットにおける息長く高揚を続ける音楽の明晰さと力強さ、その果てに訪れるクライマックスの輝かしい官能性はベルティーニならでは。録音は少ないマイクによるものか各楽器の分離はいまひとつですが、オーケストラ全体で作る響きはよく感じられます。ベルティーニ・ファンにとっては1990年のケルン放送響盤との比較も興味深いでしょう。(輸入元情報)
【収録情報】
● マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
第I部
1. 第1楽章 葬送行進曲 悠然とした歩みで、厳格に、葬列のように
2. 第2楽章 嵐のように荒々しく、この上なく激しく
第II部
3. 第3楽章 スケルツォ 力強く、速すぎずに
第III部
4. 第4楽章 アダージェット きわめてゆっくりと
5. 第5楽章 ロンド・フィナーレ アレグロ
シュトゥットガルト放送交響楽団
ガリー・ベルティーニ(指揮)
録音時期:1981年3月20日
録音場所:シュトゥットガルト、リーダーハレ
録音方式:ステレオ(ライヴ)
【演奏時間比較】(輸入元情報)
・シュトゥットガルト放送響(1981) 12:33 / 14:27 / 16:43 / 11:05 / 13:36
・ケルン放送響(1990) 11:15 / 14:46 / 17:18 / 10:05 / 14:25
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