前橋汀子/ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(4SACD)
2025年02月10日 (月) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

巨匠がついに通り組んだ、楽聖の革新的な室内楽作品の精華
2022年に演奏家活動60周年、2023年には傘寿を迎えたこの稀有なヴァイオリニストがついに世に問う、ベートーヴェンの10曲のヴァイオリン・ソナタ全集です。前橋はピアニストのクリストフ・エッシェンバッハと共演してベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの中でももっとも人気の高い『春』(第5番)と『クロイツェル』(第9番)を録音し、1993年にリリースしていましたが、その後ベートーヴェンのソナタを録音で取り上げることはなく、実に30年以上を経ての全曲録音となります。『春』と『クロイツェル』は再録音となりますが、30年という年月における前橋の芸術の深化をそこに聴き取ることができるでしょう。
今回のパートナーはピアニストであり、また指揮者としても活躍するアルメニア出身のヴァハン・マルディロシアン。ここ数年の日本での前橋の公演で共演を重ね、互いの芸術性を信頼しあったふたりが、2023年から2024年にかけて岐阜の名室内ホールとして知られるクララザールで2週間以上におよぶたっぷりとした時間をかけて楽聖がヴァイオリンとピアノのために書いた10曲のソナタを録音。SACDハイブリッド・ディスクのセットとして発売いたします。(メーカー資料より)
【収録情報】
Disc1
ベートーヴェン:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
● ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
● ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
Disc2
● ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
● ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』
Disc3
● ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
● ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
● ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
Disc4
● ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』
● ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
前橋汀子(ヴァイオリン)
ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ)
録音時期:2023年6月14-16日、7月3-6日、2024年1月9-11日、22-27日
録音場所:岐阜クララザール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
SACD Hybrid
【アーティストプロフィール】
1962年、ソ連(現ロシア)に日本人として初めて名門レニングラード音楽院に留学。その後アメリカとスイスで世界最高峰の教育を受け、以後欧米の楽壇で多くの巨匠たちと共演を重ね、世界的ヴァイオリニストとして認められる。1980年に帰国し、1982年にアルバム・デビュー。以後華々しい活動を繰り広げる現代の巨匠のひとり。(メーカー資料より)
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